みんなの愛用品

タオルケットにくるまって熟睡する夏

2020年07月30日更新

バイヤーの柳沼です。子供のころ、タオルケットにはまった時期ってありませんでした?寝るときはもちろん、ことあるごとにそのタオルケットに触れていたくて、ボロボロになっても捨てたくなかった。自分の分身のような気さえして、何年も愛用していましたが、いつどうやって卒業したのかは思い出せません。

今日ご紹介する「洗えるシルク混コットンワッフルケット」は、そんな自分のタオルケット偏愛時代を思い起こさせてくれた特別な一枚。これにくるまってベッドに横になると、気持ちよくて安心して、心からほっとしながら眠りに就くことができる。そんなケットです。

急激に変化した生活、睡眠だけはきっちりと

今年の春から夏にかけて、経験したことのないステイホーム期間となりました。短期間にガラリと変わった生活スタイルのお陰で、病気まではいかずとも、なんとなく体が本調子じゃないなーという感覚を持った方は多いと思います。

そんな時、セルフメンテナンス上、もっとも気をつけているのが「睡眠」です。運動不足や食の乱れ、在宅ワークが長時間化する…といった変化の中で、睡眠時間だけはきちんと確保し、寝起きの時間を一定にする。寝具も新調しました。

今年はどうも湿度が気になり、例年より早い時期から1日中エアコンを使うようになりました。消すとムシムシする、でも気づくと足が冷たい。そんな時に購入したのが、三井毛織の「洗えるシルク混コットンワッフルケット」です。

最高の感触!シルクブレンドのベルギーワッフル

タオルケットとは、糸がパイル状になった寝具を指すのに対し、こちらは表面がワッフル織になった「ワッフルケット」。幼少期に偏愛していたのはタオルケットですが、最近はもっぱらワッフルケット派。スタイルストアでもLino e Lina、コンテックスを購入し、三井さんのワッフルケットで実に3枚目です。

左が三井毛織、右上がLino e Lina、右下がコンテックス

3枚のワッフルケットを比較すると、ワッフルのマス目のサイズの違いが一目瞭然。三井毛織のワッフルケットは、ベルギーワッフル並みの大きさです。しかも、シルクブレンドのコットンでできたベルギーワッフルですから、これに全身くるまった時の気持ちよさは格別。

この3種類を比較してみると、マス目の大きな三井毛織の肌触りが特殊で、他2ブランドは一般的なタオルケットの使用感に似ています。

特殊な肌触り、つまりベルギーワッフルのポコポコ感が素肌に触れた時の快感具合は、うーん、言葉で表現するのが難しい。とにかく気持ちいいから、短パンで足に巻き付けて寝てみて!って薦めたくなるような気持ち良さなんです。

この「気持ち良さ」の奥底には、「気持ち良くてほっとする」=「安心感」のようなものがあって、無心で眠った幼少期のタオルケット偏愛時代が思い起こされたのだと思います。

秋になってもこれにくるまり眠りたい

独特の感触、肌触りに加え、このワッフルケットにくるまれると、熟睡できるポイントの一つが「安心する重さ」です。

製品重量はシングル1枚1.1kg(上で比較したコンテックスとLino e Linaは共に850g前後)

グラム数で表現される「重さ」というより、このワッフルケットにくるまった時に「体が感じる重み」。それは、寝具に包まれている安心感であり心地よさなんですね。

寝具の重さに関しては、好みが分かれるところですが、私自身は、ガーゼケットのように軽さや薄さを追求した寝具だと、いまいち物足りない。ちゃんと体に添って「くるまれている」と実感できる、適度な重みがあったほうが落ち着きます。

このワッフルケット、実物を見たらかなりの質の良さとボリューム感!原料が安いタイミングで買い付けられたお陰とのことですが、シルク混で日本製(泉大津産)ということを考えると、シングル1枚6,820円(税込)とは破格のお値段です。

もともとは夏用のつもりでしたが、実際に使ってみたら、単品で使うと涼しいけれど、上に一枚掛けると、マス目に自分の体温を含んで、思いのほか暖かいという発見も。そんなわけで、秋以降はインナーケットとして活躍してくれそうです。

ご家族分買われる方には、お得な2枚組(こちらは1枚当たり税込6,490円)もあります。

適度な重みと大きめワッフルが身体に心地よいケット。軽さや涼しさを追求するケットとは違い、エアコンの効いた寝室で快適に眠るためのケットという位置づけかなと感じました。

幼少期タオルケットマニアだった方はもちろん、ワッフルケット好きの方や、適度に重みのあるケットが好みの方には大変おすすめです。ぜひ素足に巻き付けて眠ってみてくださいね。

このコラムを書いた人

柳沼 周子

スタイルストア バイヤー

柳沼 周子

大手小売業で服飾雑貨のバイイング、新規ブランド開発を行う。その後活動の場をインターネットに移し、2006年にスタイルストアへ参加。 得意ジャンルは服飾雑貨、最近は地方の名品発掘がおもしろくて仕方がない。モノの背景を知ってこそ見える、真のお買い得品をセレクトする、これが信念です。

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