みんなの愛用品
小型なのに除菌力が高い、手入れが楽な空気除菌消臭器
こんにちはバイヤーの菱倉です。
ウイルスや花粉、臭いが気になる季節、空気清浄機は欠かせないアイテムです。空気除菌消臭器「Blue Deo」は、安全性の高い除菌消臭機能に加え、一般的な空気清浄機の約半分以下のサイズで置く場所に困らないところも重宝しています。
なぜそんなに小さいのか?その秘密は他の空気清浄機にはない「光触媒」という技術を使っているから。宇宙ステーションの消臭除菌実験でも採用されている注目の技術です。
赤ちゃんやペットにも無害で安全な光触媒とは
「光触媒」という用語は知っていても、その具体的な特徴や働きを知っている人はあまりいないのではないでしょうか?
光触媒とは、光(紫外線)を浴びて触媒作用を発揮することで、触媒作用によって有害物質や汚れや臭いを二酸化炭素と水に「酸化分解」します。
実は当店では以前から光触媒を使った歯ブラシ「ソラデーリズム2」や靴の脱臭乾燥器「リフレッシューズ」を扱っていて、その効果を実感していたから取り扱いを始めたという経緯もあります。
Blue Deoを開発したフジコーは重工業では有名な会社で、金属の溶接や溶射、鍛造を得意としています。そのトップクラスの技術を用いて開発されたのが独自の光触媒システム。

宇宙ステーションのイメージ
近年ではJAXA(宇宙航空研究開発機構)とも光触媒システムを共同研究をしており、廃棄物を出せない・換気ができない国際宇宙ステーションでの実験にも採用されるほど。その宇宙技術を使って家庭用向けに開発されたのが高い除菌・消臭力を持つBlue Deoです。
高い除菌・消臭力があるとなると、人体への影響も気になりますが心配御無用。光触媒に使用されている酸化チタンは医薬品や食品の添加物などの成分としても使用される物質です。赤ちゃんやペットがいるご家庭でも安心して使えるのです。
病院や介護施設、学校など、高い除菌・消臭力と安全性が求められるプロの現場で使われていることも納得です。
フィルターが小さくて済むからコンパクト
一般的な空気清浄機がフィルターで空気をきれいにするのに対し、こちらは光触媒で空気をきれいにするためフィルターが不要です(花粉やPM2.5等を集塵するためのプレフィルターが付いています)。そして、一般的な空気清浄機は浄化力を強くするため大きいフィルターが必要で、本体もそれなりに大きくなってしまいます。
Blue Deoは大きなフィルターが必要ないので、W187mm×D129mm×H268mmととてもコンパクト。一般的な空気清浄機と大きさを比較すると約1/4~半分以下です。
小さいから置き場所に困ることはありません。玄関の靴箱の上やサイドテーブルの上、家具の隙間などにも置くことができます。1.4kgと軽いので持ち運びも楽ちんです。
手入れが楽なのにカビが発生しない

手に持っているのがプレフィルター。年に1回程度交換するだけです
光触媒はメンテナンスが楽なのもうれしいところ。交換が必要なのは花粉などを集塵するためのプレフィルターで1年に1回変えるだけ。
今まで使った空気清浄機は、フィルターを頻繁に変えたり掃除しないといけなかったり、結構手間がかかってしまうのがストレスでした。また、加湿機能が付いた空気清浄機では内部がカビてしまうことが多く、カビを部屋中にまき散らしていたと思います……。
こちらは空気をきれいにすることに特化していて、加湿機能が付いていないのもお気に入りのポイント。光触媒がカビを分解するのと、本体内に余分な水分がないのでカビてしまうことがありません。
使っていて気になる点は強モードにした際に音が少し大きいことくらいです。それまで使っていた空気清浄機も音が大きかったので、本体が小さい割に大きいと感じました。ですが、就寝時は弱、その他は標準にしているので普段はそんなに気になることはありません。
Blue Deoは日本アトピー協会推奨の空気清浄機なので、小さい子どもがいる我が家でも安心して使っています。また、ペットを飼っている方からはトイレ横に置くと臭いが気にならなくなるという声も多いようで、我が家でもおむつや生ごみを入れているゴミ箱横に置いたときに臭いが気になりませんでした。
空気清浄機の置き場に困っている方や手入れにストレスを感じている方、小さいお子様やペットがいるご家庭に特におすすめです。

現代は世のなかにモノが溢れかえり、使っては捨てるを繰り返す大量消費社会です。
そんな時代だからこそ流行に左右されず長く使うことができ、そして愛着が増していくモノを厳選してご紹介していきたいと考えています。