みんなの愛用品

ひとりご飯の救世主、フッ素樹脂加工のフライパン

2021年09月20日更新

こんにちは、バイヤーの畠田です。

ご家族の人数や、良く作る料理などで、使い勝手の良いフライパンのサイズ・材質は変わりますが、「コンパクトサイズのフッ素樹脂加工のフライパン」は、どんな方でも便利にお使いいただけるんじゃないかなと思います。

「美味しく仕上げる」ことを重視したフライパンは多いのですが、扱いやすくて気軽に使える、という点に特化した、見た目の良いフライパンはなかなか見つからないのです。そんな中で希少な存在だなと思うのが、コンパクトサイズで、アルミ+ステンレスにフッ素樹脂加工の「ウー・ウェン ワンズパン」です。

くっつきにくい=汚れが残りにくい=片づけも楽

自宅では長らく、サイズの異なる鉄フライパン2本のみを使っていましたが、ワンズパンとの出会いをきっかけに、しばらくぶりにフッ素樹脂加工のフライパンを使いはじめました。

改めて感じたのが、その扱いやすさ。鉄のフライパンも、手入れ面はそこまで負担に感じていなかったのですが、フッ素樹脂加工のワンズパンは、コンパクトで軽く、ある程度水に浸けても大丈夫、油を使わなくてもくっつきにくい。となると、やっぱり鉄フライパンに比べて随分気軽に扱える感じがします。

フッ素樹脂加工のフライパンは「食材がくっつきにくい」という点が、よく魅力として挙げられますが、これは「料理が失敗しにくい」というだけでなく、「片づけが楽」にもつながるなと思います。「くっつきにくい=フライパン本体に汚れが残りにくい」ということなんですね。

例えば、卵と野菜の炒め物を作る時、卵をふわっと仕上げるためにも「卵に火を通して一旦取り出す」というシーンがあると思いますが、こういった時にフッ素樹脂加工のフライパンは卵がほとんどくっつかないので便利です。鉄フライパンの場合はしっかりと油を引く必要があるので、油分を控えたい時にも良いですよね。

ハンバーグ用のソースを煮立てるシーンなどでは、油を入れることができないので、鉄フライパンだとちょっと焦げ付いたり、思った以上にフライパン表面に残ってしまってソースの量が少なくなったりしませんか?こういうシーンでも、フッ素樹脂加工の方が向いているなと感じます。

汚れがフライパン本体に残っていないと、洗い物の時もスポンジが汚れまみれにならず、気持ちが楽。汚れがこびりついたフライパンの後処理というのは想像以上に心理面で後片付けの負担になっていたんだなと、ワンズパンを使いはじめてから気が付きました。本当に汚れが残らないので、夕食後、「このフライパンは洗う前だっけ、それとも洗った後だっけ…?」とたまにわからなくなるほどです。

適度に深さがある形で、炒め物でも煮物でも、ひとり~ふたり分の料理なら作るものを選ばないところも魅力。半年以上ヘビーに使用していますが、今のところ、使いはじめの頃と特に使用感に差を感じることはなく、快適に使えています。

フッ素樹脂加工は、どうしてもいずれは傷んでしまうものですが、「高温で加熱しない」「急冷しない」など、しっかりとポイントを守れば、案外長く良い状態で使えるもの。その上、ワンズパンはテフロン(TM)加工の中でも、最高級のグレードの加工がされていて、耐久性に優れていることもあり、長く付き合える気がします。

食事の満足度を変えてくれる調理道具

ワンズパンは、お子様が独立されて自分だけの夕食の機会が増えた、料理家のウー・ウェンさんが、「自分だけの食事でも、ないがしろにしないように、少ない分量でもおいしく作れる使い勝手の良いフライパンを作りたい」という想いから生まれたもの。このウー・ウェンさんの考えに、わたしもとても共感しました。

自分の分だけだと、「おいしさ」や「栄養」よりも「いかに労力を使わないか」という視点で食事を考えしまうことが多く、「大きな調理器具の洗い物が出るなら、インスタントラーメンでいいかな……」と思ってしまうこともしばしば。そんな時に、マルチに使えて手入れが楽でコンパクトなフライパンがあると、冷蔵庫にあるものでさっと作って食べようか、という気持ちになります。

以前、せいろをご紹介した時にも書いたのですが、「お腹が満たされたらなんでもいいか」という気持ちで準備した食事は、食べ終わった時になんだか満足感がないことが多いなあと思います。簡単にでも良いから、料理を作って食べることで、一日の幸福感が変わる。手軽に扱える道具は、そういう意味でも日々の強い味方になってくれています。

ワンズパン、メーカー在庫限りになりました

手前が廃番となったガス火専用モデル。奥がガス火・IH対応モデル。

ここまでウー・ウェン ワンズパンの良さを語ってきたところで、とても残念なお知らせなのですがこのフライパンはメーカーの在庫限りで生産終了が予定されています。元々「ガス火専用」と「ガス火・IH対応」の2種類があり、当店でも両方お取り扱いをしておりましたが「ガス火専用」はメーカー分も完売。残りは「ガス火・IH対応」のみとなりました。

ガス火・IH対応モデルは、オール熱源対応。こちらは外側が塗装されておらずステンレスそのままで、汚れが目立つようになってきたら磨けば新品のようにきれいになるので、ガス火を普段お使いの方でも「IH対応モデル」をお選びいただくのも良いとわたしは思います。

こういうサイズ感で扱いやすいフッ素樹脂加工のフライパンは他に探してもなかなか見つからないので、本当に廃番が惜しい限り…。気になる方は、ぜひ在庫があるうちにご覧いただければと思います。

このコラムを書いた人

畠田 有香

スタイルストア バイヤー

畠田 有香

ショッピングユニットでバイヤーをしています。その商品のどこが良いのか、なぜ良いのかを、わかりやすくみなさまにお届けしたいと思っています。

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