バイヤーからのお便り

かぶるだけで簡単にサマになる、夏の帽子が仲間入り

2022年04月11日更新


そろそろ紫外線が気になる季節になってきました。帽子ブランドNAMIKI(ナミキ)の新作は、数あるラインナップの中から、「帽子に慣れていない人でも格好よく被れて、機能的で、カジュアルになりすぎないもの」をテーマに選んだもの。これから夏に向けて、肩ひじ張らずに日常使いができる一品です。

機能性も備えた2種類の夏帽子


新たにお取り扱いが始まるのは、ペーパーブレードリボンブルトン(左)とペーパーブレードツートンキャペリン(右)の2種類の夏帽子です。ブレード帽子という所は共通していますが、形やかぶった時の印象が全く違うので、一つずつご紹介させてください。


まずご紹介するのが、「ペーパーブレードリボンブルトン」です。一般的なものよりもブレードのテープ紐を太くしているこちらは、カジュアルな印象です。


ブレード帽子とは、テープ状の紐を渦巻き状に編み上げたもの。テープ紐が細ければ細いほど、重なりが多くなるので、その分、帽子は重くて硬くなるのだそうです。そこでこちらは、日常的にかぶることができるようにと、テープ紐自体を太くして、重なりを減らし、軽さと柔らかさが出るようにと考えられているんですね。


形自体はごくごくシンプル。つばの長さに前後差があります。前部分のみを折り返して被るのが基本形。日差しが強い日の外出時などは、つばを全部おろして被ることもできます。


続いてご紹介するのが、「ペーパーブレードツートンキャペリン」です。こちらも、同じくブレード帽子なんですが、リボンを巻く代わりに、その部分を配色にしたデザインが特徴です。


つばが広く、ブレードのテープ紐自体が細いので、カジュアルよりもエレガントな印象が強いこちらですが、大人っぽいこの帽子を普段使いする為の工夫がきちんとされています。


上でも書きましたが、本来テープ紐が細い帽子は重くなりがち。そこで、こちらの帽子はテープ紐をわざと薄くして、軽さを出しているのだと言います。


また、実際のリボンではなく、配色にしているのは、折りたたんで持ち歩く時にも気にせずに、という配慮からでした。実際に、この配色部分が全て太いリボンだとしたら、丸めて持ち歩く際や広げて再度被る時に、リボン部分の折れやシワが気になってしまうもの。大人っぽく気軽にかぶるならば、確かに配色になっている方がいいなと思いました。

2つの帽子の共通点


この2つの帽子には、3つの共通点があります。


1つ目は、ホールディングバンド付きなので、丸めて楽に持ち歩くことができるようになっている事。


丸めたり畳んだりできると謳う帽子は数多くありますが、実は畳んでもバッグの中で広がってしまったりと小さなストレスを感じるものも少なくないのです。一方こちらは、バッグに入れた後の事も考えた付属バンドが付いているので、いいなと思います。


2つ目は、内側でサイズの調整ができるという事。頭周りが最大58cmで、それよりも小さく調整ができます。


3つ目は、価格がいずれも2022年4月現在で5500円(税込み)だという事。これまで、色々なブランドの帽子を手に取ってきましたが、同じスペックの帽子と比べて3割から4割ほど安いと思います。

中国でまとまった数を生産しているからというのが価格が抑えられている大きな理由ですが、中国の職人さんは手先が器用な方が多いので、ブレード帽子を作るのは得意なのだと言います。実は帽子メーカーでも、全て中国で作って、最後のリボンだけを日本でつけたので「国産」と謳うところも多いのだとか。

そういう意味では、NAMIKIの帽子は中国の数ある帽子工場の中でも、腕のいい職人さんのいる工場と提携し、ひとつひとつ作っているので、低単価の割にクォリティーは高いんですね。


大人の女性が気兼ねなく使えるよう、カジュアルになりすぎない帽子の答えは、NAMIKIの帽子たちが教えてくれた気がします。これからの季節の紫外線対策におすすめしたい逸品です。

このコラムを書いた人

楠 美冴登

スタイルストア バイヤー

楠 美冴登

ショッピングユニットでバイヤーをしています。 スタイルストアの商品によって、どこかで誰かがちょっとだけ幸せになればいいなと思ってバイイングをしています。それだけが私の大きなこだわりです。

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