インタビュー&ゲストコラム

くろだあきこさんのパリ日記-その3 ベルサイユ宮殿とマルシェのカゴ-

2016年11月18日更新

今回のパリ旅行を計画するにあたり、最後まで
悩んだのが2日目の過ごし方。
美術館巡りも良さそうだし、郊外の森を散策
するのも素敵だし、シャンパーニュ地方を訪ねる
とか、いっそモンサンミッシェルまで行くこと
だってできる。

いろいろ考えたうえで選択したのは
ベルサイユ宮殿です。

12

ベルサイユ宮殿の開場待ちの列。

ベルサイユ宮殿は入館までの待ち時間が
長く、本当に長く、想像を超えた人の多さにも
うんざりし、宮殿の建物に入れた時はすでに
疲れていたのですが、結論からいうと
行ってよかったです。フランスに行くなら
ベルサイユ宮殿はマストと言えましょう。

13

何の解説もなかった回廊ですが、美しい!

14

床の貼り方がいろんなところで違っていて面白かったのです。

15

壁紙とカーテンの模様がおんなじ。壁の色はクリーム色→緑色→青色→紫→赤、と変化していて視覚的に楽しい。

16

緑の壁の縁取りはピンク。

17

左:この模様ってベルサイユ宮殿がルーツだったのかしら! 同じ模様の壁紙を持っていたので驚きました。 右:圧倒的な人手がかかっている装飾品。

何もかもがきらびやかで、天井のだまし絵
(石を彫って装飾すると時間もお金もかかる
ので、絵で彫刻してあるように見せている)
とか、ドアのない部屋の壁紙の色がぜんぶ
違っていて廊下から見ると色の重なりがきれい
に見えるとか、空間的な仕掛けが興味深い。

18

19

鏡の間の豪華さにも圧倒され、どこもかしこも
人の手で丁寧に作られていて、豪奢って
こういうことを言うんだな、と思いました。
これまでの価値観が変わってしまうくらいの衝撃。
見終わったころには、豪華なのはもういいです、
という気分になるくらいでした・・・。

20

戴冠の間の床仕上げ。

宮殿を見終わった後は、ベルサイユの町の
マルシェへ。観光客は少しだけ、ほとんどが
地元の人でした。地元民と観光客の違いが
なぜわかるかって?それは、みんなカゴを
持ってきているから。エコ的な志向もあるかも
しれませんが、マルシェは専門店が集まって
いるので、いろんなお店で買って袋を
ガサガサさせるより、カゴのほうが合理的
なんだろうなと思います。

21

男性が真剣に品定め。大きなカートで買い出しでしょうか。

22

左:フランス人はキノコ好き?翌日立ち寄ったスーパーもキノコが山のように置かれていました。 右:カゴ率高い!

23

左:マルシェの看板犬。 右:バス乗り場の前にあった、移動式のメリーゴーラウンド。

ツアーが終わり、ホテルに戻って
昼食の後は、しばしの休息。
旅のガイドブックをぱらぱら眺めます。

この日は日曜で、基本的にショップはお休み。
行くところはないし、でもゴロゴロするのにも
飽きたし、ベルサイユが良かったこともあって、
もう少し観光してみようかという気持ちになりました。
シャンゼリゼ通りを散歩して(意外に営業している
お店は多かった)、凱旋門まで。

24

カーテン越しのオペラ座と、マルシェでもらったフルーツ。

25

凱旋門は階段で屋上まであがってみました(思ったほどきつくはなかった)。

26

エッフェル塔以外は高い建物がないんですね。

丸二日でパリを満喫した気になっていた
のですが、パリをぐるっと見渡してみると、
モンマルトル行ってないな、とか、
マドレーヌ寺院行きそびれてる、とか、
行けていない場所にも気が付いて、
3泊はちょっと短い気がしたのでした。

27

その後の散歩で、憧れのホテル“ムーリス”の前を通りました!

28

ジャンヌ・ダルク像。このあたりは自転車(ツール・ド・フランス)好きな方なら要チェック。

さて、次回のパリ日記はいよいよ滞在最終日。
オペラ座を経由し、お土産に買ったあるものを
気にしながらの帰国とあいなりました。
果たしてそれは・・・?

最終回のパリ日記もどうぞお楽しみに!


くろだあきこさんのパリ日記 その1
ホテルの部屋が微妙な時どうする!?

くろだあきこさんのパリ日記 その2
自転車で巡るパリの街

くろだあきこさんのパリ日記 その3
ベルサイユ宮殿とマルシェのカゴ

くろだあきこさんのパリ日記 その4
パリ最終日、帰国後のこと&旅支度のこと

このコラムを書いた人

中学卒業後に入学した国立高専から、大学、大学院まで、専攻はずっと建築。 インテリアコーディネーターの資格を持ち、インテリアショップめぐりは趣味のひとつ。これまでに訪れたことのあるショップは、全国各地と海外合わせて300以上。現在は会社勤めをしながら、フリーのライターとして雑誌づくりなどに携わる。読売新聞「私・空間」持ち回り連載のほか、雑誌やwebで活動中。

特集 / キャンペーン