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第十三回 はじめての「一人でおでかけ」

2017年01月19日更新

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年も明けて、2017年。

正月休みの期間は、
お餅食べたり、正月特番のテレビを見たり、
日頃ため込んだ本を読んだり・・・と、
絵に描いたようなぐうたら正月を過ごす例年。
でも、今年は違います。

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そう、正月は貴重な
「着物を着る理由ができるイベント」!!

普通に日常生活をしていると
なかなか着物を着る機会がない中で、
多くの人が着物でおでかけをするのが、正月。
一人で着物を着てのおでかけデビューに、
こんな絶好の機会があるでしょうか。
いや、ない!
1年に1度しか訪れない絶好のチャンスです。

・・・とは言え、まだ
自分で着た着物で、
遠出する度胸はないハタダ。
(だって、着崩れたら直せない・・・)

ということで、外出先が決定しました。
「近くの神社への初詣」です。

着物を始めるなら、秋~冬がいい

前回、きもの教室へ行ってから
1週間ほどだったので、
まだ身についていた、着物を着る手順。
肌着から帯を締め終わるまで、
全部で1時間ほどかかりましたが、
3時間かかっていた頃に
比べれば綺麗に着れて
上出来上出来、と自画自賛です。

冷える季節には、この上に
羽織や道行を着ます。
そこで思い出したのが、去年の夏の
終わりの頃、「着物を始めたい」と
カワタさんに伝えた時に言われた一言。

「始めるなら今からが絶好の季節!」

最初は、夏は暑いからかな?と
思ったのですが、それ以上に大きな
理由がありました。

それは、帯を「羽織りで隠せる」ということ。
羽織りを着てしまえば、帯は見えないので
多少帯の締め方がうまくできていなくても
誤魔化せてしまうんですよね。
せっかくの帯が見えないのは
ちょっと残念ではありますが、
自信のない初心者にはありがたい・・・

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というわけで、以前行った着物フリマ
購入した羽織もはおって、
どきどきしながら家の扉を開けたのでした。

いよいよ外へ・・・

住んでいる地区の氏神さまに
挨拶をしに行くのが、毎年の恒例行事。
神社までは、自宅から徒歩15分ほどです。

自宅があるのは、ファミリー層が多く住む
落ち着いた地域なので、
道中も着物の人は一人も見かけません。
物珍しいのか、自意識過剰かもしれないけれど、
歩いていると若干視線を感じる気がする。。。

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視線を感じる度に
「どこかおかしいのかな・・・」と
不安になりつつも、神社まで到着。
参拝に並び、神様に去年のお礼を伝えたら
寄り道もすることなく、
そのまま家までUターン!!

おでかけを楽しむ、というよりは
試練を乗り越える、と言った感じでしたが
幸い着崩れをすることもなく
無事に初めての外出を終えたのでした。

はじめてのひとりお出かけ時間は約50分。
着物を着るのにかかった時間の方が
長いのがちょっと笑えますが、
外出中の時間の方が、うんと
長く感じるから不思議です。

これまでは「着られるようになる」ことで
頭がいっぱいでしたが、
着物を「楽しむ」のは、きっとこれから。
もっともっと着物を好きになる1年にすること、
今年のテーマとして頭の片隅に
置いておこうと思います。

—————–

「バイヤー畠田のきものデビューへの道」、
まだまだ長い道のりへ足を踏み入れたばかりですが、
「自分で着物を着て外出」を果たしたところで
一区切りとさせて頂こうと思います。

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全13回に渡りお付き合い頂いたみなさま、
ありがとうございました!

絵:chihiro kawata

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知識ゼロのハタダが着物と格闘する日々、
見守っていただきありがとうございました!

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このコラムを書いた人

畠田 有香

スタイルストア バイヤー

畠田 有香

ショッピングユニットでバイヤーをしています。その商品のどこが良いのか、なぜ良いのかを、わかりやすくみなさまにお届けしたいと思っています。

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