永遠の定番品

【定番の白シャツ:第8話】一年を通して白シャツを着るための一工夫

2020年05月12日更新

当店が「暮らしの道具の延長としての服」と定義する服の条件は、

・何年経っても色あせない、うつわや家具のように、定番として長く愛せる
・つかい手の声を聞きながら改良するスタンスを持つつくり手が作っている
・素材や質感、デザインにきちんと意味がある
・つくり手が見える、時には服であってもメンテナンスができる

この4つです。

トレンドに流されず、実直に丁寧に作られるこれらの条件を満たした服は、自分を取り囲む環境が大きく変わろうとも、常に着る人を快適な状態で保ってくれる役割を果たします。

一年を通して、白シャツを着る為に必要なもの

ここ数年は、夏が長く、冬は暖冬で四季の移り変わりが曖昧ですよね。東京では9月でも、25度を上回る日が30日間のうち、27日もあり、厚手のニットが必要になったのは、ごくわずかな期間だけでした。そこで、私達が提案するのが、3シーズン着られるような定番服を、一年を通して着る事。

中でも着まわしやすい白シャツは、持っていると便利な一押しアイテム。中には夏向けの薄手素材や、袖丈が短いものもあり、真冬に着るのが厳しいアイテムがあるのは重々承知。でも、天然素材のインナーを工夫するだけで、快適に着られる期間はぐっと長くなるんです。

体温を調整する天然素材のインナー

「一年を通して白シャツを」。この提案をすると決めた時に、まず考えたのが当店でお取り扱いする天然繊維のインナーを充実させることでした。

特にシルクとウールは、繊維がうろこ状になっていて、放湿性が高いのが特徴です。体温が上がり汗をかくと、うろこ状の繊維が開いて外に湿気を放出。常に体を快適な温度に保ってくれるんです。

DRESS HERSELF/シルクカットソーショートスリーブ

DAYS/ウールフライスUネックTシャツ

春から秋にかけては放湿性の高いシルクのインナー、冬は保温性の高いウールのインナー、と季節に合わせて素材を変えるだけ。外気に合わせて、天然素材が体温を調整し、快適な状態に保ってくれるんです。

me./スーピマコットンリブシリーズ

TUTIE./リネンノインナーシリーズ

シルクやウール以外にも、肌触りのいいスーピマコットンのものや、さらっとしたリネン生地のものなど、様々な素材のインナーを揃えました。これらは、白シャツをはじめとする定番服を、一年を通して快適に着ていただけるようにと考えた結果です。それだけ、私たちが自信を持っておすすめしているという事でもあるんです。

私たちが定番として提案したい服は、まだまだあります。全国のつくり手たちが、得意どころを詰め込んだアイテム達を、これからも丁寧にご紹介していこうと思います。

このコラムを書いた人

楠 美冴登

スタイルストア バイヤー

楠 美冴登

ショッピングユニットでバイヤーをしています。 スタイルストアの商品によって、どこかで誰かがちょっとだけ幸せになればいいなと思ってバイイングをしています。それだけが私の大きなこだわりです。