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バイヤーからのお便り

幻のリバーシブルコート、美シルエットの秘密

2020年07月22日更新

バイヤーの柳沼です。ただいま先行受注中のリバーシブルコート。今シーズンは膝丈とショート丈の2サイズ展開となり、今のところ膝丈の方に多くご注文を頂いています。

左がショート丈(着用色ベージュ)、右が膝丈(着用色チャコール)

私自身も昨年モデルを購入し、10月から3月までの約半年間、想像以上に快適に愛用しました。シーズンを通して、このコートを着用してみて、一番実感したのは「薄いからこそ快適」ということ。リバーシブルならではの、着用のコツについてもご紹介したいと思います。

リバーシブルコートの概要をおさらい

このコートの概要を簡単におさらいしておくと

1、ブランド「MB」のベテランデザイナーさんが、大人の女性のための上質なリバーシブルコートを作りたい!ということで、探しに探して出会った、中国の張家港にある工房ですべて手縫いで作られるコート

2、裏表柄の異なる1枚の布、その先端を裂いて手まつりで縫い合わせるという製法で作られている

先日、リバーシブルコートの概要をご説明するインスタライブを配信しました。身長160cmのスタッフと167cmのモデルのゆりちゃんが、膝丈とショート丈を着比べるシーンもありますので、ぜひご覧になってみてくださいね。

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ゆったりサイズでも美しく見える秘密

膝丈とショート丈、どちらも身体を包み込むようなゆったりサイズ。でも細見えするパターンや、ポケットの位置など、美しく快適に着られる工夫が満載です。こちらの画像をご覧ください。ポケットの下と横に縫い目が見えると思います。

ゆとりのあるサイズなのに、美シルエットに見える秘密がこの「半身3枚パネル仕立て」。前身頃と後ろ身頃を脇で縫い合わせる一般的なパターンに対し、こちらは脇に縦長の生地が一枚配置され、計3枚の生地で構成されています。

このひと手間かけたパターンのお陰で、立体的なフォルムになると同時に、横に膨らまず、すっきり縦長に見えるというわけ。スナップボタンを留めても、開けた状態でラフに羽織っても、どちらもサマになりやすいのは、パターンが工夫されているからなんですね。

リバーシブルコート着用のコツ

こちらのコートは、一般的な防寒用のコートに比べるとかなり薄手です。

上がリバーシブルコートの生地、下がKilkaのウールコートの生地、厚みの差は4倍

しかし、昨年モデルご購入のお客さまからも「届いた瞬間は、え?薄い?と一瞬思いましたが、羽織るとかなりの温かさです」とコメントを頂いた通り、見た目を裏切る暖かさ。

このコートで冬を越してみて、「薄くて軽いけど、着ると意外と暖かい」という、コート未満カーディガン以上の羽織りぐらいの軽いアウターの方が便利だということに気づきました。

建物や電車の中は暖房がきいているので、冬用コートは暑すぎることもしばしば(特に満員電車)。脱いで手に持つと、コートは重いしかさばります。

その点、リバーシブルコートならインナーや小物で体感温度を調節しやすく、シーズン的にも長く着られて、値段の割に着用時期の短いトレンチコートの代替としても活躍してくれました。ちなみに最高気温が10度未満になると、このコートではちょっと寒いかな?というのが昨年の私の体感です。

唯一気を付けるポイントとしては、リバーシブルの宿命で、裏地がないため滑りが悪いこと。なので、ショルダーバッグとの摩擦や、中に着るニットとの相性に気をつけて頂き、一定期間着用したら毛玉ケアが必要になります(私自身は面倒くさがりなので、都度のケアはせず、目立ってきたら毛玉取り器で除去しました)。

というわけで、薄くて軽いリバーシブルコートこそ、長い期間快適に着られる。身頃が3枚パネル仕立てだから、どんなスタイリングでも美シルエットできれい見えする、というお話でした。

リバーシブルコートの先行受注は2020年8月2日(日)終日中までの受付で、お届けは10月上旬を予定しています。文中でもご紹介しましたが、着用イメージは動画が分かりやすいと好評だったので、ぜひインスタライブも参考になさってみてくださいね。

最後になりましたが、こちらのコートはなるべく本当に必要としてくださっている方に、適正価格で届けたいという思いから、先行受注というスタイルを取らせて頂いています。日本では同じ製法で作ろうとしたら確実に10万を超えますし、現地の張家港でもこのレベルの手縫い技術を持った職人さんは後継者不足・・・いつまでこの価格で作れるかどうか難しいところです。

昨年初めて先行受注を行い、一般販売も入荷分すべて売り切れました。これは適切な量を作ってもらって、本当にこのコートを気に入ってくれた皆さんにお届けできた証。つくり手にとっても、その経験が今年の進化の原動力になったことと思います。今シーズンもコロナの受難を超えて実現した先行受注で、多くのお客さまとこのコートを繋ぐことができたら幸いです。

このコラムを書いた人

柳沼 周子

スタイルストア バイヤー

柳沼 周子

大手小売業で服飾雑貨のバイイング、新規ブランド開発を行う。その後活動の場をインターネットに移し、2006年にスタイルストアへ参加。 得意ジャンルは服飾雑貨、最近は地方の名品発掘がおもしろくて仕方がない。モノの背景を知ってこそ見える、真のお買い得品をセレクトする、これが信念です。

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