みんなの愛用品

足裏にピタッ!3か月履いて実感、ラゴンマの魅力

2020年08月04日更新

バイヤーの柳沼です。この春夏シーズンは、基本的にステイホームな日々で、自分史上もっともファッションにお金を使わない時期だったと思います。数少ない買い物の一つが、今日ご紹介するラゴンマのトングサンダルです。

どうしても運動不足になる昨今。食料品の買い物であっても「歩くチャンス」とばかりに、ラゴンマを履いて、まあよく近所を歩きまわりました。今日は、3か月間履きこんでみた率直な感想を皆さんにお伝えしたいと思います。

足を固定する秘密は縦横のバンド

神戸の婦人靴メーカーのファクトリーブランドであるラゴンマ。自社ブランドの名に恥じぬよう、時間をかけて試作を繰り返し、開発されたサンダルであり、1足7,590円(税込)という価格も工場直営ならではのコスパの良さです。

一見、足はどこに入れる!?というユニークなつくり。縦のゴムでかかとを固定、横のバンドで甲を固定します。「受け取った時に一瞬履き方が分からなかった」とのお声を頂いたので、今回動画にしてみました。

一般的なトングサンダルは、鼻緒のところだけで足を引っ掛けるので、歩くたびにパカパカします。この時、靴と足が固定されていない為、前後にも上下にも靴底が動いてしまいます。

その点ラゴンマの場合は、甲とかかとが幅広のバンドで固定されるため、歩行中足が宙に浮いているときも、足裏から靴底が離れることがありません。

これが抜群の安定感につながり、お客さまの声でも「サンダルなのに、ウォーキングシューズばりに歩ける!」と表現される所以なんですね。

靴底が足裏から離れない+雨の日も履ける安心

かかとがぱかぱかしにくい仕様のサンダルは、巷にたくさん出ています。例えば当店でも人気のダブルベルトサンダル。こちらも甲とかかとを支える2本のストラップがついています。

が、本革製なのと、履く時にパッと履けるよう、多少のゆとりがあります(逆にきついと歩行時に靴擦れしやすいですよね)。靴底と足裏が「常時密着」とはいかないというのがリアルなところ。

その点、ラゴンマは縦横のバンドで足とサンダルをきっちり固定。特にかかとは伸縮性のある幅広バンドで包むように固定するため、靴擦れの心配はゼロです。

強いて言うなら、鼻緒の指股だけ最初きつく感じられる方がいらっしゃるかもしれませんが、私自身は赤くなったりするほどではなく、初回から距離にして2キロほどを快適に歩けました。素材が合成繊維とゴム(底材)なので、多少の雨なら履ける点もとても便利です。

唯一の難点は、履くときに両手を使うこと

というわけで、どんな時も足裏から靴底が離れない、安定感抜群のラゴンマですが、唯一の難点は、履くときに必ず両手を使うこと。

こうしたサンダルには「さっと履ける」ことを期待してしまうもので、正直履くたびにしゃがんで両手を使う工程を面倒だなーと感じてしまう・・・でも一歩歩き出したら「ラゴンマでよかった」となるのですが(笑)

ちなみにこのサンダル、雑に履くと本来の持ち味が損なわれます。バンドを適切な位置において、かかとのゴムもちゃんと幅広の状態になるように手で伸ばしながら履く。これが長時間快適に歩ける秘訣です。

小さいお子さんがいる方など「さっと履けないのは厳しい」という方にはクロスサンダルがおすすめ。

こちらはさっと履けますが、ご覧の通り甲のカバー率が高いので、トングサンダルに負けない安定感のある履き心地です。

ようやく梅雨があけ、いざ夏本番。長時間歩行が快適なラゴンマのサンダルで、買い物ついでのウォーキングを日課にしようと思っているところです。

このコラムを書いた人

柳沼 周子

スタイルストア バイヤー

柳沼 周子

大手小売業で服飾雑貨のバイイング、新規ブランド開発を行う。その後活動の場をインターネットに移し、2006年にスタイルストアへ参加。 得意ジャンルは服飾雑貨、最近は地方の名品発掘がおもしろくて仕方がない。モノの背景を知ってこそ見える、真のお買い得品をセレクトする、これが信念です。

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