みんなの愛用品

私の頭皮におってる!?気になったらやるべき3つのこと

2023年08月09日更新

バイヤーの柳沼です。毛穴という毛穴から発汗したと感じるような猛暑日の外出のあと、なんとなく自分の頭皮のニオイが気になる・・・皆さんにもそんな経験はありませんか?

頭皮のニオイやべたつきについては、当店のお客さまでも気にされている方が多いと見えて、スカルプクリーンブラシのつかい手の声にも類似の声が届きます。

この汗ばむ季節に、漠然と気になる「頭皮のニオイ」。本当ににおっている?ニオイの正体ってなに?対策はどうすればよい?気になることを専門家に聞いてみました。

年齢とともに頭皮はにおうようになるのか?

そもそも私自身が頭皮を気にするようになったのは、満員電車で「あれ?これが女性の加齢臭?」という、男性のそれとは違う独特のニオイを感じた実体験がきっかけでした。

それ以来、スカルプクリーンブラシを導入。髪と頭皮を予洗い→指でシャンプー→シャンプーブラッシングの手順を守り、髪のコンディションは良好です。

しかし、梅雨明け以降の猛暑で、少しの外出でも汗ばむようになってから、また頭皮のことが気になりだしました。頭は汗を拭きとれないし、自分が気づかないうちに加齢でニオイが変化したり・・・なんてこともあるかもしれない。

それで、スカルプクリーンブラシの開発者であり美容師&サロンオーナーでもある、オリエンステラの佐藤さんに相談してみました。すると「加齢で頭皮の毛穴からニオイが出たりはしません、頭皮がにおうのは皮膚にもともといる『常在菌』のバランスが崩れた時です」とのこと。

増えすぎた常在菌がニオイの元を出す

頭皮がにおうのは、常在菌のバランスが崩れた時、とは盲点でした。佐藤さんから聞いた内容を簡単にまとめると、次の4点です。

1、みんなが心配しているような加齢臭は、純粋な加齢だけで頭皮の毛穴からもわーんと漂ったりはしない
2、ニオイが出るのは常在菌のバランスが崩れている時(代表的なのはマラセチア菌が増えた時)
3、常在菌のバランスが崩れると、頭皮の皮脂腺の分泌が過剰になる
4、3の状態で毛穴が汚れていると、それが菌のエサになり、菌がニオイの元となる脂肪酸を出す

以上が、頭皮がにおう代表的なメカニズム。ここで、肝になってくるのが、頭皮の毛穴をきれいにしておくこと。つまり、常在菌のエサを過剰に置いておかない、ということですね。

指では洗いきれない頭皮の毛穴をクレンジング、長短のピンが毛を分け、汚れをかき出します

頭皮の毛穴をきれいにしておく最大のメリットは、皮脂の分泌が適切な状態になること。夏は特に洗うほうに目が行きがちですが、重要なのはきちんと洗って、充分な量の皮脂がきちんと出るようにすることなのだそうです。

におってる?と思ったらやるべき3つのこと

ニオイに関しては、実際はにおっていないのに本人が気にし過ぎ、というケースも多いそうです。加齢だけが原因でニオイが出ることはない、と知ること。それから気になったらまずやることは

1、頭皮をきちんと洗い、適切に皮脂が分泌される条件を整える
2、食生活の見直し=バランスのいい食事に加え、添加物と刺激物(極端に辛いもの等)を摂り過ぎていないかチェック
3、生活習慣上の大敵は喫煙とストレス、この2つを避けて睡眠をきちんととる

の3点。3については、ストレスを完全になくすことはできませんが、睡眠が十分とれていればOKだそうです。この3つが「〇」なら、多少汗をかこうが、年を重ねようが、頭皮のニオイは心配しなくて大丈夫。

逆に過剰に心配して洗いすぎると、皮脂を取り過ぎてしまい、頭皮は焦ってさらに皮脂を出そうとする、という悪循環になります。1日の終わりにきちんとシャンプーして、頭皮の汚れや整髪料を除去できていれば、あとは自然と体が必要な量の皮脂を出して、頭皮のコンディションを整えてくれます。

というわけで、汗をかく季節だから特別何かをする、というわけではなく、いつも大切なのは頭皮のコンディションをよくしておくこと。そのためには毛穴をきちんと洗い、適切な皮脂が出るようにすること。この基本はいつの季節も変わりませんね。

シャンプーブラッシングは継続できているので、食生活の見直し(ステイホームでスナック菓子含め間食が増えました・・・)が急務。頭皮クレンジングとともに、食べものを整えて、よりよい頭皮環境を目指したいと思います。

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このコラムを書いた人

柳沼 周子

スタイルストア バイヤー

柳沼 周子

大手小売業で服飾雑貨のバイイング、新規ブランド開発を行う。その後活動の場をインターネットに移し、2006年にスタイルストアへ参加。 得意ジャンルは服飾雑貨、最近は地方の名品発掘がおもしろくて仕方がない。モノの背景を知ってこそ見える、真のお買い得品をセレクトする、これが信念です。

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