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料理中のストレスを軽減してくれる、あると便利な台所の名脇役たち

2021年05月28日更新

毎日の料理を手助けしてくれるのが、優秀な調理道具の存在です。気の利いた道具たちは無駄を省き、手際のよい調理を実現してくれます。今回ご紹介するのは、料理中のちょっとした「イラッ」を解消する、台所の名脇役な道具たちです。派手さはないけれど、持っていると面倒な調理作業を華麗にアシスト。料理に不慣れな方も、一通りの調理道具を使いこなしている方も、きっと役に立つはずです。

料理中のストレスが軽減する、台所の名脇役

かなや刷子/薬味刷毛

手際よく薬味をかき集める、薬味刷毛

おろし金でおろした薬味は、風味豊かで別格の美味しさです。おろしたてにこだわりたいところですが、手間取るのが「集める」作業。薬味がきれいに集められず、イライラしがちですよね。そんなストレスを解消してくれるのが、薬味刷毛。目に詰まった薬味もささっとかき出し、スピーディーに作業が終了します。

サイズは小ぶりですが刷毛には適度にコシがあり、細かな薬味も逃さず集めます。食材を無駄にしないのが嬉しいところ。ピンポイントな道具ですが、薬味だけでなく、玉ねぎや人参などの野菜、柚子やレモンの皮、チーズなど、活躍の場は意外と多いはず。おろし金を使いこなせると、いつもの料理がランクアップできそうです。

家事問屋/茹で分けザル

調理効率が2倍にアップする、茹で分けザル

レシピ本に「パスタを茹でている間に野菜の下ごしらえを……」と書かれていたら、茹で分けザルの出番です。茹で分けザルは、鍋に引っ掛けると別の食材を茹でることができるアイデア道具。一つの鍋の料理効率を2倍に上げてくれます。茹で上がったら、そのままザルを取り出すだけ。湯切りの手間も省けて一石二鳥です。

野菜やマカロニを少量だけ茹でたいときなど、重宝するのが付け合わせやお弁当を作るとき。茹で時間が異なる食材もなんのその。コンロの数が少ない台所でも、作る品数が多いときも、作業が渋滞せずにスムーズに進みます。光熱費や水道代の節約になるところも注目ポイント。時間も費用も節約できる賢い道具です。

家事問屋/パンチング味噌こし

洗いやすく味噌を溶かしやすい味噌こし

おいしいお味噌汁作りに欠かせない味噌こしですが、その多くはメッシュタイプです。目の詰まったメッシュは洗い残しを起こしやすく、力を入れると変形しやすいのが気になるところ。そんな短所を解消したのが、パンチング材の味噌こしです。目詰まりや変形を起こしにくく、毎日使用するのにストレスを感じません。

細かなパンチング穴は味噌の溶かし残りを防いでくれ、出来上がったお味噌汁は舌触りがなめらか。付属のおたまも穴が空いた味噌こし専用の作りです。すくいやすい、溶かしやすい、かきまぜやすい、と三拍子揃い、味わい豊かなお味噌汁作りに役立ってくれます。

家事問屋/味見スプーン

料理の仕上がりを左右する、味見用のスプーン

無駄な手間は省いても味付けの手抜きをしないのが、おいしい料理を作るコツです。手間に感じる味付け作業をラクにしてくれるのが、味見用に作られた調理道具。おたまのような形のスプーンは味の確認にちょうどよい量をすくうことができ、長い持ち手は深い鍋でも手元からやけどを防いでくれます。

食材の火の通りを確認できるよう、反対側はフォーク型になっています。くるっと持ち直すだけでよいので、洗い物が増えず楽ちんな使い心地。菜箸を使えば食材に大きな穴が空くし、一回の味見で竹串を捨ててしまうのはもったいないし……。そんな複雑な気持ちに寄り添ってくれる、至れり尽くせりの道具です。

しなるシャープナー

失敗せずに刃物の手入れができるシャープナー

切れ味の落ちた包丁は調理のストレスになりますが、包丁研ぎの作業は慣れていないとハードルが高く感じるものです。しなるシャープナーは誰もが使えるよう作られた道具で、技術も器用さも不要。不慣れな方でも失敗せずに砥ぎ直すことができ、道具はケアをして長く愛用したいと考えている方におすすめです。

使い方は簡単で、包丁を固定して持ちシャープナーをスライドさせるだけ。シャープナーが適度にしなるので、角度や力加減に神経を使う必要はありません。包丁以外にも、ピーラーやキッチンバサミなどに使用できるのも長所です。切れ味のよい刃物は、縁の下の力持ち。下ごしらえのストレスが減り、時短調理に役立ちますよ。

ストレスフリーな調理を叶える、台所の名脇役

調理中のちょっとしたストレスは、密かに蓄積しているものです。「あの工程は省こう」「一品減らそうかな」が続くなら、プチストレスが原因かもしれません。ご紹介したのは、ないと困る道具ではありませんが、持っていると強い味方になる頼れる存在です。台所の名脇役の力を借りて、ストレスフリーな調理を叶えましょう。

文・構成/江田紗華

このコラムを書いた人

スタイルストア 編集室

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