みんなの愛用品

梅雨でも肌に張り付かないから涼しい、2WAYブラウス

2021年06月04日更新


梅雨の時期は、湿気や汗でお肌がベタついたり、蒸れてしまうのが悩みどころですよね。

当店オリジナルブランド Kilkaの「2WAYシャーリングブラウス」は、そんな問題を解決したくて開発した一着です。麻・綿の混率が8割以上で吸放湿性が高めなところはもちろん、何と言っても一番の特徴は縦に入った凹凸の生地。凹凸があるのでお肌に張りつかずサラサラのまま過ごせます。


袖丈は6分~7分袖と一見暑くないかな?と思われるかもしれませんが、腕にまとわりつかないデザインなので、実際の着用感は風通しも良くて涼しいところもポイントです。

とにかくこの生地は、日本の夏に適していて蒸れない!


人の体は、体温が上がると汗をかき、その汗が乾くことで気化冷却が起こり、体が冷えて涼しくなるという性質があります。そして、日本の夏は高温多湿。お肌や衣服が乾きにくく気化冷却がスムーズに行われにくい環境なので、体が暑いままで涼しく感じにくかったり、汗や湿気でお肌に服がはりついて不快に感じやすくなってしまうんですね。

そこで重要なのが、まず「使う生地の素材や織り方」です。
1、通気性が高い
2、吸湿・速乾
3、肌離れが良くサラッとしている
この3つの条件を満たしていると涼しく過ごせると言われており、数ある素材の中から「これぞ!」と選んだのがこちらの生地でした。


素材は、麻54%・綿27%・ポリエステル19%。麻の吸水・放湿性と速乾性、綿の通気性と吸水性、ポリエステルの洗濯への強さを兼ね備えた、とてもバランスの良い生地です。

そして特筆すべきは表面の凹凸感。この縦に入ったシワがあることで、平織りの生地と比べて肌離れがとても良く、常にお肌の表面に張り付いて蒸れることがないんですね。そして、麻特有のさっぱりとしたシャリ感と、綿ならではのやわらかさが合わさった肌触りの良さもポイントです。


実際に真夏日並みの気温の日と、雨で湿度が高い日に着用して外出しましたが、通気性が良いのでどちらの日もとても快適に過ごすことができました。

私の場合は真夏でも二の腕対策と冷房対策で5分袖~6分袖を着る派なのですが、この素材でこの袖の形であれば、絶対夏はノースリーブ!という方以外を除けば、意外と8月でも着られるなと感じています。

体に張り付かないデザインだから、風通しが良い


素材選びはもちろんですが、涼しく過ごすために重要なもう1つのポイントが、「体に張り付かないデザイン」です。

まず胸囲が110cmありゆったりめなので、着た時にゆとりがあり、7号から13号体型の方まで着ていただけます(ジャストサイズで着ていただけるのは、9号から11号体型の方です)。

そして、このブラウスならではの特徴が、立体的で腕のラインを拾わない袖まわり。肩から少し下のところから袖がはじまり、袖口にタックが入っています。


この立体的なデザインの工夫によって二の腕まわりにゆとりが生まれるので、腕まわりの締め付け感が全くなくノーストレス。


こんな風にバンザイのポーズをとってもツッパリ感が全然ありません。腕まわりにゆとりがある分、風通しも良いので、この袖丈でも暑苦しく感じにくいんですね。


また、体のラインを拾わない適度なハリ感がある生地の場合、どうしてもハリがある分、骨格を拾ってしまって肩がゴツく見えてしまうこともあります。その点このブラウスは肩のラインを少し落とした位置にしているので、着る方の骨格に沿って生地がなだらかにストンと落ちてくれる分、着た時に華奢に見えるところもポイントです。

薄手でわずか100gと軽いのに、透けにくい


薄手で重さがわずか約100gと、6分袖~7分袖のブラウスとしてはかなり軽めです。実際に着てみると見た目以上に軽くて、この薄さと軽さも体にまとわりつかない要因となって、涼しさの体感値を上げてくれているのかもしれません。


そして、生地が薄手でありながらも、凹凸が入っているのでいい塩梅でそれが陰影となり、白でもインナーが透けにくいのも嬉しいポイント。

また、もともとシワ感があるので、洗った後にノーアイロンで着られます。しかも薄手なので乾くのもあっという間。小さく折りたたんでも折りジワが目立たず、もし今後旅にでかけられるようになったら、旅のお供にもぴったりです。


ちなみに、天然素材が8割を占めているのに、そうとは思えないほど光沢感があり、フォーマルっぽい雰囲気があるのもこのブラウスのおもしろいところです。

当店のバイヤーの一人も、心待ちにしている大好きな観劇に行くために、先日このブラウスを自腹買いしてくれました(その観劇は「ローマ」がテーマだそうで、それに合わせてキャメルをセレクトしたのだとか。推しの舞台を観れること、そしてその準備の時間も羨ましいです・・・!)。適度な光沢感がある分、普段はもちろんですが、そういったお出かけやのレストランに行く時にも重宝いただける一着です。

色選びの参考にしていただければと思うのですが、一番高級感があるのはキャメル、カジュアルに着られるのはホワイト、両方の要素を備えているのはネイビーです。


また、名前を公表できず残念なのですが、世界の某トップメゾンブランドは、この生地を使ってジャケットを作られているのだとか。この薄手生地をあえてジャケットにお仕立てされるとはさすが超ハイブランドならでは!という感じですが、それだけこの生地にはブランドの名前にふさわしい高級感と機能性があると認められている証拠ですね。日本のメーカーさんの生地なのですが、そんなエピソードを聞いた時にちょっと嬉しくなりました。

梅雨を迎えて、これからはますます汗ばむ季節。涼しく着られる大人女性のためのブラウス、ぜひみなさまにもこの快適さを体感いただきたいです。

このコラムを書いた人

中井 明香

スタイルストア バイヤー

中井 明香

いつもの暮らしがちょっと心地良くなるようなものやこと、つくり手の思いやものづくりのストーリー、その地域ならではの話をお伝えしたいなと日々考えています。

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