みんなの愛用品

強い日差しも大雨も、これさえあれば大丈夫!な軽量日傘

2023年05月17日更新

こんにちは、バイヤーの加藤です。

日差しを防ぐ日傘は夏の必須アイテムになった感があります。一方で、近年のお天気は、日中はカンカン照りだったのに、夕方突然土砂降りになったりと、一日の中でもめまぐるしく変化するようになったと思いませんか?今まで持ち歩いていた日傘では、突然の瞬間的な大雨には太刀打ちできない、と思うことが昨夏はよくありました。

そこで、私が使い始めたのが「HEATBLOCK VERYKAL」という晴雨兼用の折りたたみ日傘です。

晴雨兼用というと、紫外線は防ぐけれども大雨だと水が染みてしまう、または、防水はしっかりしているけれど紫外線カット効果はそんなにない、というどっちつかずの製品があるのも事実。でも、こちらの日傘は、遮光率99.99%、紫外線カット率99.9%でありながら、水滴は2,3振りすれば気にならなくなるくらいの撥水性があります。おまけにとっても軽いんです。

遮光率99.99%、紫外線カット率99.9%の生地

左:HEAT BLOCK VERYKAL、右:バイヤー私物

こちらの日傘は、HEAT BLOCK(ヒートブロック)という、遮光・遮熱・紫外線カットに優れた生地を使用しています。まずは上の画像をご覧ください。

左側がHEAT BLOCK VERYKAL、右側がバイヤー私物の日傘です。右側の一般的な布製の日傘が光を通すのに比べて、HEAT BLOCK生地は光を通していないことがお分かり頂けるでしょうか。

撮影をした日は直前まで雨が降っていたものの、やむと同時に日差しが照り付けました。気温は28度、私物の紫外線チェッカーによると、紫外線レベルは4段階のうちのレベル3、という条件でした。この日差しの中撮影をしてくれたモデルも、HEAT BLOCKの方をさしていると涼しい!とびっくりしていましたが、日光を遮ってくれるのでとても快適なんです。

HEAT BLOCKは薄く丈夫な撥水生地と遮光フィルムを貼り合わせた2層構造(ボンディング生地というそうです)になっています。つくり手のアンベル社によると、遮光フィルムを貼りつつ薄い生地を作るには高い技術が必要なんだそう。UVカット材を生地に塗る方法もありますが、塗りムラが出やすく、徐々に効果が落ちたり、生地がべたついたりするデメリットがあります。一方でボンディング生地は、均一に遮光フィルムを貼り合わせるので高い遮光性があり、劣化しにくいというメリットがあるんだそうです。

遮光フィルムは、生地が破れたりしない限りはその効果は落ちることがありません。遮光率は99.99%以上。UVカット率も99.9%と、第三者検査機関によるUV測定検査で最高値。そして、太陽光の熱をさえぎる性能を数値化した遮熱率は、色によって異なりますが42~50%です。一般的には遮熱率35%以上あれば、遮熱効果があるとされています。体を日差しと紫外線、暑さから守ってくれることは、検査でも実証されています。

傘の内側が黒いのは、地面からの照り返しが傘の内側で反射するのを防ぐため。こんなところにも、日差しを防ぐ工夫があります。

大きいのに軽い、自動開閉タイプだから使いやすい

日焼けが気になる首筋から背中にかけてしっかりカバーする大きさがあります

毎日持ち歩く日傘だから、使い勝手は大切ですよね。私がこちらの日傘をいいな、と思うのは、収納時はコンパクトで軽量なのに、広げるとしっかりした大きさがあるところ、そして、ボタンを押すだけで開閉できるところです。

収納時は幅5cm、全長26㎝でバッグの中でかさばらないサイズ。一般的な折りたたみ傘は300g以上のものも多い中、約210gと軽いのも魅力です。これだけコンパクトでありながら、広げると直径約96㎝と、男女兼用で使って頂けるほどの大きさがあります。日差しから体全体を守ってくれるのはもちろん、突然の大雨にあっても、体やバッグが傘からはみ出ないので、折りたたみ傘によくある、「傘をさしていたのにびしょぬれ…」ということにはなりません。

また、ハンドルのボタンを押すだけで、ワンタッチで開閉できるのがとても便利です。通勤時に大き目のバッグを持っていたり、買い物帰りに重い荷物を持っていても、さっと開閉ができるととても楽なんです。

シャフト(中棒)を収納する際、ハンドルにぐっと押し込む際に少し力が必要ではありますが、使い続けるうちにコツをつかんだようで、楽に収納できるようになってきました。傘の石突き(先端部分)を手のひらに当てて、そのまま押し込むとあまり力を入れずにしまうことができます。

雨と風にも負けない、高い撥水性と耐久性

晴れていたかと思うと急に風が吹き大雨が降る……そんな最近の天候の変化の激しさに対応してくれるのもこちらの傘のすごいところです。

一般的な日傘は少々の雨なら問題が無くても、土砂降り時にさすと生地に水が染みてしまうことがありますが、HEAT BLOCKは撥水性にもすぐれています。生地が水滴をはじいてくれるので、急に天気が変わっても安心です。また、さっと振って雨水を払ってからたためば、手がほとんど濡れないのも嬉しいポイントです。

骨に使用されているカーボンファイバーは、軽量かつ丈夫な素材として航空機にも使われています。軽量タイプの傘は風に弱いという先入観がありましたが、風速15m/sに耐えることが検査でも実証されています。私の住んでいる地域は、高層マンションやビルが多く、局地的にビル風が吹く場所が多いのですが、今のところ反り返ってしまったり、ダメージを受けたことはありません。

この1か月だけでも、朝は雨が降っていたけれど昼は晴れて気温も上がったという日や、朝からずっと晴れていたのに夕方風が強くなり雨が降り出した……といった日が何日かありました。そんな時にこちらの日傘がバッグにあると本当に心強いです。来たる夏も、引き続き大活躍しそうです。

同じヒートブロック生地を使った、少しコンパクトなサイズの日傘もございます。自動開閉タイプではないですが、できるだけ荷物を小さくしたいという方にはこちらもおすすめです。

今シーズンは、待望の長傘タイプも登場しています。

晴雨兼用で使えるコンパクトサイズの長傘です。普通の長傘に比べて短いですが、開くと大きく広がる長傘は、強い日差しや雨から体をしっかりカバーしてくれます。

晴れている日は日焼けしたくない、雨が降っても同じ傘を使いたい、そんな方におすすめなのがHEATBLOCKシリーズの傘です。紫外線も雨もシャットアウトしてくれる軽量素材の傘は、本格的な梅雨や夏が始まる前に手に入れておきたいアイテムです。

このコラムを書いた人

加藤 紀子

スタイルストア バイヤー

加藤 紀子

ショッピングユニットでバイヤーをしています。衣食住にまつわるすべてのことに興味があります。暮らしを楽しみたいという気持ちを大切にしたいと思っています。

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