秋雨前線の影響で、9月～10月は年間で最も多く雨が降る季節です。厚手の衣類が増える時期なので、梅雨以上に洗濯物のお悩みが尽きませんよね。部屋干しは時間がかかるし、独特の臭いが気になるもの。スペースを占領するのも難点です。そんな部屋干しのお悩みを解消する、「早く乾く・省スペース・臭わない」を叶えるアイテムを集めました。生活スタイルに合ったアイテムを取り入れ、秋雨シーズンを快適に乗り越えましょう。

部屋干しのお悩みを解消する洗濯アイテム

大木製作所/タワー型室内物干し 3段 小

省スペースで部屋干しができる、タワー型物干し

狭いスペースでの部屋干しに役立つのが、タワー型の物干しです。「3段　小」は小さめサイズながら3段あり、タオルや洋服、下着など十分な洗濯物が干せるタイプ。ハンガーやピンチハンガーを吊るせば、省スペースで効率よく部屋干しができます。網は平干しに使うこともでき、型崩れが気になるニットも安心です。

濡れた洗濯物は重量がありますが、キャスターつきなので移動がスムーズ。組み立てはストッパーを外すだけででき、力を入れる必要はありません。畳めばコンパクトになり、使わないときは隙間に収納できます。使いたいときにサッと使えて、使わないときは邪魔にならない、日本の住宅に適した物干しです。

大木製作所/折り畳みバスタオルハンガー

場所をとらず広げて干せる、バスタオルハンガー

干すときに厄介なのが、サイズが大きなバスタオルです。広げて干すと場所をとるし、重ねて干すと乾きにくいし……。バスタオル用のハンガーなら縦方向に干せるため、物干しを占領しません。広げて干せるので、早く乾くのも長所です。家族が多いご家庭も、無理なくバスタオルが洗濯できるようになりますよ。

折りたたみ式で、使わないときはコンパクトに収納できます。複数まとめて買っても、ランドリー周りで邪魔になりません。ステンレス製でシャープなデザインなので、生活感なく使えるのも嬉しいところ。幅広のハンガーは、ひざ掛けやストールなどの洗濯にも使えるため、持っておくと何かと便利なアイテムです。

BRUNO/マルチふとんドライヤー

衣類や靴の乾燥など、マルチに使える布団乾燥機

布団乾燥機は布団を温めて乾燥させるものですが、こちらは衣類の乾燥など多機能に使える商品です。部屋干しの洗濯物にあてると、乾燥時間がぐんと短縮。臭い防止にもつながります。その他、濡れた靴の乾燥、湿気による押し入れのカビ防止、足元の簡易暖房にも使用が可能。これからの季節にフル活躍する一台です。

ノズルを伸ばすだけで使えて、操作もシンプルです。1.4kgと軽量で持ち運びしやすく、サイズもコンパクトで出し入れが楽々。洗濯物が乾かない、雨で靴が濡れた、など困ったときにすぐに使いやすく、プチストレスが即解消できますよ。デザインは空間に馴染みやすいウッド調。頻繁に使う季節は出しっぱなしがおすすめです。

とみおかクリーニング/オリジナル洗濯洗剤プラス（ミルク缶入り）

高い洗浄力と消臭除菌効果を備えた洗濯洗剤

「臭わない部屋干し」の実現には、優秀な洗濯洗剤が欠かせません。洗浄力が高いこちらの粉洗剤は3タイプあり、どれも黄ばみ落としに定評があります。部屋干し向きなのが、植物由来の消臭除菌成分を配合した「プラス」タイプ。雑菌の繁殖を抑え、生乾きの臭いを残しません。加齢臭や靴下など、頑固な臭いにも有効です。

使い方は簡単で、普段通りに洗濯機に入れるだけ。面倒な手洗いやつけ置きは不要です。肌に優しい作りも、嬉しいポイント。界面活性剤の含有量は0.5%以下、刺激が強い蛍光剤や合成香料は不使用で、赤ちゃんの衣類にも安心して使えます。ミルク缶の見た目が印象的ですが、洗浄力も安全性も高い、品質自慢の洗剤です。

衣類乾燥袋

手持ちの布団乾燥機を活用できる衣類乾燥袋

すでに布団乾燥機を所有されている方は、衣類乾燥袋がおすすめです。布団乾燥袋の吹き出し口に接続すれば、袋の中で温風が循環。衣類の乾燥を早めるという仕組みです。布団乾燥機の吹き出し口の形状はメーカーによって異なりますが、吹き出し口の周囲が68cm以内であればメーカーを問わず使用できます。

吊るして乾燥させるため、衣類にシワが付きにくいのが特長です。アイロンがけの手間が減り、時短家事が叶います。洗濯機で丸洗いできて、お手入れも簡単。繰り返し使用できて経済的です。洗濯物が外気に触れないため、花粉や黄砂、PM2.5対策にも活躍。不透明な袋は、生活感が出る部屋干しの目隠しにもなってくれます。

洗濯の質を上げて、外出もおうち時間も快適に

清潔意識の高まりから、こまめな洗濯を心がけている方も多いのではないでしょうか。そんな時に雨続きで洗濯物が乾きにくいと、大きなストレスになりますよね。洗濯はお出かけやおうち時間の快適性を左右する、大事な家事です。洗濯の質を上げるアイテムを活用して、カラッと心地よく過ごしてくださいね。

文・構成／江田紗華

スタイルストア 編集室

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