さまざまな素材やタイプの毛布がある中で、「とにかく最高の肌ざわりにくるまれたい！」という方におすすめなのがLOOM&SPOOLの「SERENEブランケット」です。

保温性と吸湿性に優れたウール100％素材を使い、ふわっふわ・もふもふの両面起毛に編み上げることで、あたたかさ、肌触り、軽さを極めた一品。まるで肌ざわりの良い大きなぬいぐるみを抱えているような気持ち良さに包まれます。

また、この手のタイプのウール毛布は洗えないものもある中で、ご家庭の洗濯機で洗えるのもポイント。一見高額に見えますが、大手寝具メーカーであれば10万円以上する場合も多く、実はとてもお買い得な毛布です。

ウール×両面起毛だから、究極にあたたかい

「天然の高機能繊維であるウール」は他の繊維に比べて熱伝導率が低いので、外の冷気を入れずに毛布の中の暖気を逃さないのが特徴。吸湿調湿機能に優れ、軽くてムレにくいので、冷え性や汗かきの方のほか、体温調整がしにくい赤ちゃんが使うのにもおすすめな素材です。

そんな優秀素材のウールを、両面に起毛加工の仕上げを施した1枚タイプの「ニューマイヤー毛布」に編み立てたのがこちら。ニューマイヤー毛布は、毛足が長くふんわり編まれているので毛布内に空気を多く含むことができるのが特徴ですが、さらに素材として保温力が高いウールを使っているため、これまでになかった究極のあたたかさを実現しています。

もともとニューマイヤー毛布は、アクリルやポリエステルなど安価な化学繊維素材の温かさを技術的に補うために開発された手法から生まれました。そのため、素材としてそもそも保温性が高いウールをニューマイヤー毛布に仕立てることはとてもめずらしく、あたたかさを追求したからこそ生まれた一品です。

とにかくもふもふ感がすごいから、包まれるだけで心地良い

そして、こちらに使われているのは、オーストラリアメリノ防縮ウール。繊維が長く良質な梳毛糸の中でも、特に羊の脇腹の柔らかい部分で作られています。その肌触りはふわふわ、もふもふ。掛けた瞬間から極上の心地よさに包まれます。

この心地良さは、肌ざわりの良いぬいぐるみを抱えているような、羊毛なだけに動物を抱きしめているような感触。

また編み物なので、織り物よりも使う糸が少ない分、見た目よりも軽くて体への負担がかかりにくいですよ。

防縮加工が施されているから、お家で洗える

ウールは洗うと繊維が絡み合って縮みやすいため、家庭で洗濯できないものも多くあります。こちらの場合は防縮加工が施されているので縮みにくく、ご家庭の洗濯機で洗濯できるのが嬉しいポイント。いつでも洗えて清潔に保つことができます。

日本製でありながら、お手頃価格が嬉しい

こちらは毛布の町・大阪は泉大津の、日本で唯一の一貫工場で作られています。熟練の職人の方々が、どの工程にもこだわりをもって作っているので、質の高い毛布が出来上がります。

また、一貫生産だからこそ作業工程に無駄がなく、材料を無駄なく使うことで、高品質でありながらお手頃価格に抑えられています。一般的にウールのニューマイヤーでこの品質だと、大手寝具メーカーでは10万円以上することも多いんですよね。

こちらの毛布の場合は、LOOM＆SPOOLのディレクターである廣瀬さんの「良いものをなるべく手の届く価格でお届けしたい」という考えから、生地の耳まで使うなど、材料を無駄なく使うなどの工夫をすることで、3万円台後半という価格を実現しているのも嬉しいところです。

毛流れによっては芯地が見えることがあったり、生産工程上、両端が白っぽくなっていたりすることがありますが、ご使用には問題ないレベルのものをお届けします。

イチオシは掛け毛布！敷き毛布やブランケットも揃っています

ウォッシャブルウールのSERENEシリーズは、毛布、ハーフサイズ毛布、敷き毛布、ブランケットL、Sの5種類をご用意しています。

イチオシは、シングルサイズの毛布。全身が包み込まれるサイズだからこそ、一番気持ち良さを実感できます。

次におすすめなのが敷き毛布。背中からの冷気が全くなく、ふかふか感に支えられます。毛足があるのでどうしても体重によって毛は寝ますが、この毛並みの気持ち良さは他に類を見ません。

シングルの半分のハーフサイズはソファーなどで使うのに良い大きさ。ブランケットのLは一般的なサイズより横長なので肩にかけやすく、ブランケットのSはひざ掛けサイズなので、お仕事中の冷え対策や、お子様用ブランケットにおすすめです。

デザイン性が高く、寝室に出しっぱなしの状態でもインテリアに馴染み、お部屋の雰囲気を損なないのも嬉しいところ。この極上の毛並みと気持ち良さを、ぜひご体感ください。

中井 明香

いつもの暮らしがちょっと心地良くなるようなものやこと、つくり手の思いやものづくりのストーリー、その地域ならではの話をお伝えしたいなと日々考えています。