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冬の夜をあたたかく、快適に過ごす「敷く寝具」の選び方

2021年12月08日更新

冬になると、夜に寒さで目が覚めることが増えてしまいます。冷え性の方にとっては、特に多い悩みですよね。あたたかい寝巻きや暖房器具も対策として有効ですが、寝具に気を使うことで、ぐっと快適に眠れるようになります。

あたたかい寝具というと掛け布団やブランケットが真っ先に思い浮かびますが、実はそれと同じくらい「敷く寝具」も大切。自分に合ったものを選べば、より快適で、あたたかな睡眠環境を作れます。

今回は冬の「敷く寝具」の選び方を、特に多いご希望にあわせてピックアップ。さらに快適な睡眠に役立つ、当店おすすめの商品を5点ご紹介します。眠りが浅くなりがちな冬場を心地よく乗り切るために、ぜひチェックしてみてくださいね。

敷く寝具の選び方

まずは冬の敷く寝具の選び方について、一つずつ解説していきます。ご自身のご希望に近いものを参考になさってください。

ご希望1:あたたかさや肌触りを重視したい

天然繊維のウールやシルクがおすすめです!

「冬の寝具はあたたかさや肌触り重視で選びたい」という方は、ぜひウールやシルクのシーツや敷きパッドを試してみてください。特に毛足の長いウールは、冬場の寝具にぴったり。ふわふわとした優しい手触りと、保温性の高さを味わえます。

シルクは冬用のイメージはあまりないかもしれませんが、保温性に優れており、体温に応じた最適なあたたかさにしてくれる素材。また調湿性にも優れているので、寝ている間に暑くなっても蒸れにくく、快適に眠れます。

寒さを感じやすく、とにかくあたたかく、ふかふかにしたい!という場合はウール、寝具の中をあたためたいけど、寝汗をよくかいてしまう…という場合にはシルク、と使い分けるのがおすすめです。

ご希望2:冬用にしてしまうのはもったいないから、通年使えるものがほしい

綿とガーゼの合わせ使いなど、通年使いやすい工夫がされたシーツもあります!

冬用の寝具としてはあたたかいものを選びたいところですが、素材によっては完全に冬用で、他の季節には使いにくい…ということも。季節によって敷くものを分けるなら問題ありませんが、オールシーズン同じものを使いたい場合は、夏は涼しく、冬はあたたかい構造のものを探してみてください。

例えば綿(わた)とガーゼを重ねて作られているシーツなら、夏はガーゼの吸水・放湿性の高さで涼しく、冬は綿が体温を溜めてあたたかく使えます。

「あたためる」というより「適度な湿度、体温にしてくれる」ような素材使いのシーツなら、春夏はもちろん、寝巻きや掛けるものに気を使えば、冬も十分対応可能ですよ。

ご希望3:マットレスを補えるような、弾力がありふかふかのパッドを敷きたい

パッドの「中材」に注目することで、弾力のあるものを見つけやすくなります

「寒さが苦手だから、冬は眠りが浅い。弾力があり、マットレスを補えるようなパッドを使って、少しでも寝心地を良くしたい…」という場合は、弾力のある中材が使われているものがおすすめ。

例えば同じ綿でも、繊維同士が絡まりにくい「トレビラフィル・フィベール」など、よりふんわりとした特殊なものを使っているパッドもあります。こうした敷きパッドなら、「軽いのにふわふわで、弾力がある!」という寝心地を実現可能。

またウールなど、他のパッドにも使われている素材でも、独自技術で重ね合わせるようにして、ふっくら感を出している商品もあります。弾力を決めるのは主に中材なので、中材に工夫があるかは重要なポイントです。

冬の睡眠環境をぐっと快適にする、おすすめの敷く寝具5選

LOOM&SPOOL/SERENEウォッシャブルウール ニューマイヤー 敷毛布

毛足の長いメリノウールがあたたかい、洗濯機で洗える毛布

最初にご紹介するのは、メリノウールを使用した敷き毛布です。一般的な毛布の2倍ほど毛足が長く、十分な保温性があります。あたたかいだけでなく、ふわふわとした優しい手触りなので、上に寝転ぶとそれだけで幸せな気持ちに。

保温性の高い毛布はずっしりとしていることも多いですが、こちらは「ニューマイヤー」という製法で作られており、非常に軽量。ニットのように編み上げ、両面の毛羽の繊維をかき出すため空気を多く含み、ボリュームがあるのに軽いという、いいとこどりの一品に仕上がっています。

床からの冷気に悩んでいる方には、特におすすめ。フローリングのひんやり感から身体を守り、寒い夜もあたたかく眠ることができます。

あたたかさもさることながら、お手入れが簡単というのもうれしいポイント。ウールは自宅で洗うと縮み、固くなってしまうことが多いですが、こちらは防縮処理済みなので、ご家庭での洗濯が可能です。

洗ってもごわごわせず、ふわふわの手触りが続くので、寝ている間によく汗をかく方でも気兼ねなくお使いいただけます。毎日肌に触れるものとしては、魅力的な特徴ですよね。

ベッドに敷きっぱなしでもインテリアを損なわない、落ち着いたデザインも注目したい点です。メリノウールのソフトな素材感と、深みのある上品なグレーは、寝室の雰囲気をぐっと格上げしてくれますよ。

えらび手のコメント:LOOM&SPOOL「SERENEウォッシャブルウール敷パット」は、ウールの高い保温性や風合いを保ったままなのに軽く、自宅でのお洗濯も可能な敷き毛布です。毛足の長いメリノウールを使用し、あたたかくて優しい肌触り。デザイン性が高いので、出したままでも寝室の雰囲気を損ないません。(バイヤー・中井 明香)

シルクの国産敷毛布パット シングル

シルクの心地よさをたっぷり味わえる

当店でも人気の寝具「シルクの国産ブランケット」を手掛ける、三井毛織による敷き毛布パッドです。肌にあたる部分はシルク100%で、裏面は綿毛布生地。

下に敷くという使い方の都合上、直接肌に当たる部分はそれほど多くありませんが、「気持ちいい!」と言いたくなるほどの寝心地です。

シルクは細くしなやかで、なめらかな質感が特徴。また人間の肌の成分に近い組成とも言われており、その馴染みのよさが寝心地に繋がるのかもしれません。

また保温、調湿性に優れたシルクの性能がいかんなく発揮されており、ただひたすらあたためるのではなく、体温に応じた適度なぬくもりを保ってくれます。

四隅にはゴムバンドがついており、ベッドや布団に装着しやすい仕様。寝ている間にズレてしまって、敷き毛布のあたたかさが損なわれる…というストレスもありません。

こちらはシングルサイズですが、ダブルサイズのご用意もあります。またシングルは2枚組も販売しておりますので、ご家族の人数やベッドの大きさに合わせてお選びください。

えらび手のコメント:布団にもぐった瞬間、温泉につかったときのような声がでてしまう肌触りのよさとあたたかさ。毎晩の睡眠の質がこんなに変わるなら、10年前から使いたかった!と切に思ったほどです。ご両親へのギフトにもおすすめです。(バイヤー・柳沼 周子)

パシーマパットシーツ シングル

1年中、季節を問わず心地よく使える

次にご紹介するのは、キルトケットも大人気の、パシーマのパットシーツです。こちらはガーゼと綿の5層構造で、2つの素材の長所を兼ね備えています。

使われている「108ガーゼ」は、通常30分ほどで済む「精練」(綿から不純物を取り除く)作業を1日がかりで行い、純度を高めたもの。このおかげで普通のガーゼとは吸水性が段違いで、夏はもちろん、冬にあたたかい寝具の中で汗をかいても快適です。

また綿の中に体温を溜めて、自然なあたたかさを保つことができるので、冬場も心地よく眠れます。夏も冬も、オールシーズンお使いいただけるパッドです。

また、こちらは洗濯するほど気持ちのいい質感になるといううれしい特徴も。ガーゼに挟まれた綿が洗うほどにふっくらとし、使えば使うほど、より使い心地のいいシーツに育ちます。

厚みがあるので、使うときはベッドや布団にぽんと乗せるだけ。あわせて敷き毛布などを使う必要がなく、価格もお手頃なので、家族の人数分揃えたい場合にもおすすめです。

もともとアレルギー持ちの開発者により、洗える寝具として作られた経緯があるので、お手入れも簡単。ハウスダストが苦手な方にもお使いいただけますよ。

えらび手のコメント:パシーマが肌に触れるときの、さっぱりとした気持ち良さは、今までのどの寝具とも違う快適さ。ぜひ裸で寝て頂きたいですが、それが無理でもぜひ半袖短パンで寝てみてくださいね。太ももやふくらはぎで感じるパシーマの感触、最高です。(バイヤー・柳沼 周子)

丸三綿業/ウォッシャブルウールベッドパッド シングル

弾力があり寝心地がよく、季節を問わずサラッと快適

綿(わた)の加工から縫製までを自社で行うファクトリーブランド、丸三綿業のベッドパッド。中綿にはウールを使用しており、断熱性が高く、床からの冷気をしっかりとシャットアウトします。

こちらは独自技術でウールを縦横に重ね合わせており、とてもふっくらとした仕上がりです。通常のウールのベッドパッドより弾力性が増しているので、マットレスと身体の隙間を埋め、快適な寝心地を提供してくれます。

マットレスだけでは弾力性が足りない場合に、ふかふか感を補うためのパッドとしても活躍。あたたかいだけでなく、身体を支える力も十分です。

ベッドパッドは素材によっては蒸れやすく、カビてしまうこともあるアイテムですが、ウールは吸湿・放湿性に優れているため、その点でも心配ありません。汗をほどよく吸収・放湿し、季節を問わずサラッとした状態を保ちます。

また防縮加工が施されているので、ご家庭でも洗濯可能。毎日使って汗が染み込んでしまっても、気兼ねなくお手入れしていただけます。

なお一般的な防縮加工には塩素系の薬剤が使われていることが多く、まれに肌トラブルを起こす要因にもなりますが、こちらは人に優しい、非塩素系のノンホルマリン薬剤を使用。肌が敏感な方にもおすすめです。

えらび手のコメント:季節を問わず寝具内が蒸れなかいことに加え、ウールは「天然のスプリング」と呼ばれることもあり、体をしっかりと支えてくれる安心感があります。ベッドが固いと感じている方や、ベッドのウレタンがヘタってしまった方にもおすすめです。(バイヤー・菱倉 慎太郎)

Danfill/フィベール オーバーレイ シングル

ふわっと柔らかで軽量、なのに弾力があってあたたかい

最後にご紹介するのは、デンマーク発祥の寝具ブランド「Danfill(ダンフィル)」のオーバーレイです。オーバーレイという名前には聞き覚えがない方も多いと思いますが、マットレスや敷布団に汗が染み込まないよう上に敷くもので、用途はベッドパッドと同じ。

ただしベッドパッドより厚みがあり、ボリュームもしっかりしているので、マットレスが固くて弾力が不足しているとき、それを補うのにも使えます。柔らかく、ふかふかとした寝心地が好みの方におすすめです。

ヨーロッパの高級ホテルでは、こうしたオーバーレイの使用が主流。こちらは四隅にゴムもついているので、ベッドに固定するのも簡単です。

中材にも一工夫があり、「トレビラフィル・フィベール」という綿が使われています。繊維同士の絡まりが多いポリエステル綿と違い、柔らかい質感で、手で引っ張るだけで裂けるほどふわっとしています。

また繊維がストローのような中空状態になっており、穴の部分に空気を抱き込むため、体温を逃がしません。さらに軽量という特徴もあり、ふわふわとしていて軽いのに、寝てみるとあたたかい、という快適な寝心地です。

なおこちらは洗濯機による丸洗いができます。よりあたたかな寝具を求める人はもちろん、今お使いの寝具の弾力を増したい場合にも、きっと活躍しますよ。

えらび手のコメント:軽くてあたたかく、寝具として優れた素材である「羽毛」。でも、天然素材特有の臭いが気になったり、アレルギー体質の方には合わない可能性があったり……という弱点もあります。この「フィベール」をおすすめしたい理由はそんな羽毛の弱点をカバーしつつ、羽毛に負けず劣らず軽くあたたかで、ふかふかな肌触りであるところ。また、ちゃんとしたものを揃えようと思うとどうしても高価になってしまう羽毛ですが、圧倒的にコストパフォーマンスに優れているのも大きな魅力です。(バイヤー・畠田 有香)

まとめ

今回は「敷く寝具」の選び方と、冬におすすめしたい商品を5点ご紹介しました。寒さを防ぐための寝具を選ぶ際、どうしても敷くものは見落としてしまいがちですが、あたたかく眠るためには実は重要な存在。特にフローリングの部屋でお休みの場合は、床からの冷気をシャットアウトしてくれるアイテムです。ぜひご自身にあった1枚を見つけてくださいね。

文・構成/上野智美

このコラムを書いた人

スタイルストア 編集室

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