バイヤーからのお便り

モノトーンで揃えたいレース使いのプロが作るブラウス

2022年09月19日更新


秋の気配が少しずつ感じられるようになり、ブラウスが活躍する季節がやってきました。レースや刺繍使いのスペシャリストFanaka(ファナカ)の新作ブラウスに、これまでと少し違う動きがみられます。

高級なものから安価なものまで数多く販売されていて見極めが難しいレースブラウスは、これまでホワイトやアイボリーといった優しい色がメインでした。ですが、今回の新作は、そこにブラックが加わっているんです。スタイリッシュで主張の強いイメージの黒い服をレースや刺繍で程よく柔らかい印象に仕上げたブラウスは、レース使いのプロだからこそ作ることのできた一品です。

Fanakaのブラウスが他と違うところ


このブランドのブラウスと安価なレースブラウスとの大きな違いは3つあります。

1、レースと刺繍の丁寧さ
2、贅沢に盛り込んだ切り替え
3、手ごろな価格

プロで無くても判別ができるほど美しく、贅沢な仕様なのに手ごろな価格。これらはFanakaが、レースや刺繍を使った服作りを得意とするインドの会社と、20年以上にわたり強い繋がりを築いたからこそ成せる技なんです。

当店でこのブランドのお取り扱いが始まったのが、2018年の春。そこから4年が経ちましたが、毎度、飽きさせることなく、素敵だと思わせてくれるのは、すごい事だなと思います。

重ね着しても映える新作ブラウス

前開きレースブラウス(左)、ハンドスモッキングブラウス(右)


この度、新たに仲間入りしたブラウス2型の共通点は、胸元にのみレースや刺繍を施しているという所です。一枚で着た時はもちろんですが、気温が下がった時に、上にジャケットやカーディガンなどを羽織っても、デザインが映えるようにと考えられているのがわかります。


前開きレースブラウスは、フロント部分にレースとピンタックを施したデザインです。前開き仕様ですが、ボタンは見えない比翼仕立てです。そのため、カジュアルになりすぎず、大人の女性が気兼ねなく着られる品のいいブラウスになっていると思います。


ハンドスモッキングブラウスの特徴は、胸元に手作業でギャザーを寄せながら縫い合わせて柄を作っているところです。熟練した職人の手作業によって仕上げた立体的な柄は、花のようにも幾何学模様のようにも見える、シンプルだけど目を引く模様。甘さがないので、大人の女性がさらりと気兼ねなく着られる一枚です。


いずれの型もきちんと感があるので、オフィスカジュアルにも着られるのがいいところ。無難になりがちないつものコーディネートも、トップスをレースのブラウスに変えるだけで、こなれた感じになるのがいいんです。


冒頭でも書きましたが、白のレースブラウスはすでにお馴染みですが、ブラックのレースブラウスは、これまであまりお取り扱いしてきませんでした。ですが、学校行事や親せきの集まりなど、少しかしこまった格好が求められる場で着られるのでおすすめです。


老けて見えないか、主張が強いイメージになりすぎないかなど、黒い服を着るときに、様々な懸念が頭をよぎる方もいらっしゃると思いますが、レースや刺繍モチーフのブラウスには、そういった心配はありません。ありそうでない黒いブラウスは程よくスタイリッシュで、いつものコーディネートを新鮮に見せてくれると思います。


カジュアルにも、少しきれいめな服装が求められるフォーマルなシーンにも、大人が着られる「甘くない刺繍レース服」はありそうでない一品。安価なレースものは、大人として着るのをためらう。かといって、一着で数万円するブラウスにも手が出ないという方にこそ、ぜひ着てほしい推しブラウスです。

このコラムを書いた人

楠 美冴登

スタイルストア バイヤー

楠 美冴登

ショッピングユニットでバイヤーをしています。 スタイルストアの商品によって、どこかで誰かがちょっとだけ幸せになればいいなと思ってバイイングをしています。それだけが私の大きなこだわりです。

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