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130年以上に及ぶ伝統・技術から生まれた、人の感覚に訴える石鹸

2022年11月23日更新

墨田の地で130年以上に及ぶ歴史と伝統を誇る石鹸メーカーの「玉の肌石鹸株式会社」。長年培われてきた優れた製造技術によって数々の世界的なブランド製品の製造も多く手掛けています。そして、2003年には香り・デザインに力を入れた、オリジナルブランド「TAMANOHADA」をスタート。

今回は営業部主任の三浦さんにTAMANOHADAシリーズを作ったきっかけや、ものづくりにおけるこだわりをお聞きしました。

墨田の地で130年以上に及ぶ歴史と伝統

ー玉の肌石鹸の歴史について教えてください

東京の墨田区は河川が多く、原料の運搬に利便性がよかったところから石鹸メーカーが非常に多い街でした。みなさんが知っているほとんどの石鹸メーカーは墨田区が創業の地となっています。

玉の肌石鹸も1892年から変わらない製法で石鹸を製造し続けています。130年以上に及ぶ歴史と伝統を誇る石けんメーカーで、2003年にオリジナルブランド「TAMANOHADA」をスタートしました。

ーなぜオリジナルブランド「TAMANOHADA」を作ったのでしょうか

人の感覚に訴え、常に新しい要素を取り入れた商品を目指して、香り・デザインに力を入れたTAMANOHADAシリーズを作りました。

過剰なものを脱ぎ捨てたシンプルの先にプレゼンスがあると考え、厳選された高品質な素材、手間ひま惜しまない製法、ストイックにこだわり続けるクオリティと、スパイスを効かせ洗練されたデザインがTAMANOHADAシリーズの強みです。

ーたしかにシャンプーなどはボトルのデザインがとてもシンプルで素敵ですね。香りや使用感にはどんな特徴があるのでしょうか。

天然精油をベースに香り付けをしているので、バスタイムに香りを楽しむことができます。6種類のラインナップがあり、シャンプー、コンディショナー、リクイッド(ボディソープ)共通なので、全身を同じ香りで包み込めます。

シャンプーとコンディショナーは、頭皮のトラブルの原因になるとも言われている、シリコンを抜いて作っています。そのため、頭皮そのものが持つ自然な治癒力を活かして、より健やかに整えます。また、泡切れが良い特徴もあります。

ーどれも角がないやさしい香りでとても良いですね!好きな香りで洗えると、毎日のバスタイムがとても楽しくなりそうです。

自社工場で原料からおこなう石鹸づくり

ー玉の肌石鹸のものづくりにおけるこだわりを教えてください

玉の肌の石鹸の作り方の特徴として、原料の部分から自社で製造していることです。日本ではその技術や設備を持っている会社は数社しかありません。原料の部分から作るので、油との配合を自社で調節しています。また、原料の油脂にわずかに含まれている保湿成分(グリセリン)により、使用感が肌にやさしい石鹸を作ることができます。

長年、多種多様な業界(生協、ホテルアメニティ、医薬品メーカーなど)からの受託製造を行なっており、広い視野を持った開発が可能なため、処方のバリエーションや製造アイテムの幅広さが強みです。

鯛の形をした「WELCOME SOAP」のようなデザイン性の高い石鹸を生み出せるのも弊社の強みと感じています。ちなみに「WELCOME SOAP」は和菓子のらくがんを作る木型にもとづいて型を起こしているため、とても繊細な仕上がりです。職人が型打ちをしているので、生産量も限られています。

ー今後挑戦したいことがあれば教えてください

洗浄剤というカテゴリにこだわらず、関連したアイテムも今後製品化の検討をしています。

墨田の地で、世界的なブランド製品から日常的に使われている製品まで、数多くの商品を手がけてきている玉の肌石鹸。オリジナルブランド「TAMANOHADA」は人の肌・髪に優しく、香りにこだわったデザイン性が高いアイテム。ぜひお試しいただきたいです。

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