だんだんと気温が上がってくる季節は、寝具も入れ替えのタイミングです。とはいえ大きい寝具は入れ替えもなかなか大変。回数は少ない方が良いですよね。そこで今回は春から秋まで使える寝具を集めました。通気性や吸放湿性の良い素材のものを選べば、暑い日も肌寒い日もひとつの寝具で快適に眠れますよ。体に負担のかかりにくい軽いもの、フィット感のある重めのものがあります。お好みに合わせて選んでみてくださいね。

蒸れ知らずで快適な睡眠、春から秋まで使える寝具

パシーマキルトケット シングル きなり

優れた吸放湿性、洗うほどに気持ちの良い風合いに

「パシーマキルトケット」は吸放湿性に優れているのが特徴です。一般的なガーゼケットと比べると、パシーマの吸水力は段違い。その秘密は素材にあります。不純物の少ない医療用のガーゼと脱脂綿でつくられており寝汗をすぐに吸い取ってくれるから、蒸れずに快適に眠れます。また保温性にも優れているので肌寒い日も安心です。

洗濯機で丸洗いできるので、いつでも清潔。洗えば洗うほどふっくらと気持ちの良い風合いに変化します。軽いので干しやすく、すぐに乾くのもポイントです。毛布やタオルケットに比べてホコリがほとんど出ないのも嬉しいですね。145cm×240cmと大きめサイズで、掛け布団としてもシーツのように敷いても快適にお使いいただけます。

洛中 高岡屋/2重スフレガーゼふとん

軽くてやわらかい、適度な厚みのスフレガーゼふとん

職人が「和晒」という製法で手間暇かけて精製した「スフレガーゼ」。そのガーゼでリヨセルとポリエステル素材の中綿を挟んでつくられたのが、こちらの「2重スフレガーゼふとん」です。ふわふわのガーゼととろみのある質感の中綿で、肌触りは極上の一言。全て通気性と吸放湿性に優れている素材なので中綿入りでも暑くなく、春から秋までお使いいただけます。

厚さは掛け布団とケットの中間ぐらいで適度に肉厚。一方で、厚みがあると重さも気になりますよね。こちらの布団の重量は1kgと軽いので体の負担になりにくく、お子様からお年寄りまで安心してお使いいただけます。中綿入りでありながらご自宅で洗濯ができるのもポイント。軽いから干すときの負担も少なく、洗うほどにやわらかくなっていくのも嬉しいところです。

クロスバランス 掛布団 シングル

抜群の通気性で蒸れ知らず、体にフィットする掛け布団

重みのある掛け布団がお好きな方には、「クロスバランス 掛布団」がおすすめです。こちらの布団の中材は掛け布団には珍しい樹脂製。特殊に編み込むことで体に沿うやわらかさを実現しています。フィット感を高めるために布団の両サイドを重くする構造になっているのもポイント。羽毛布団のように隙間が空いたり、ずれてしまうことがありません。

布団が重いと暑いのでは、と思いますよね。風をそのまま通すほどの通気性が特徴のこちらの布団。寝汗をかいてもすぐに熱と湿気を逃がしてくれるので、布団の中が蒸れません。夏でも肌掛け布団としてお使いいただけます。空気をたっぷり含んで保温性も抜群。寒い季節は上に毛布をかければより暖かさを保てます。洗濯機で丸洗いでき、通気性のおかげで速く乾くのも良いところです。

KLIPPAN/mina perhonen シュニールコットン シングルブランケット CHOUCHO

やわらかくなめらかな肌触りのコットンブランケット

北欧スウェーデンで100年以上の伝統をもつ「KLIPPAN」と、「mina perhonen（ミナ ペルホネン）」のコラボレーションで生まれたブランケットシリーズ。こちらのCHOUCHO柄はミナ ペルホネンの代表的なアイコンです。愛らしいCHOUCHO柄は見ているだけで癒されます。カラーラインナップもあたたかみを感じるものばかりで、選ぶのも楽しいですね。

KLIPPANのコットンブランケットは肌触りの滑らかさが魅力。中心糸のまわりをモコモコとした短い糸で覆った「シュニールコットン糸」をシュニール織りといわれる製法で編むことで、やわらかな肌触りを実現しています。丈夫でへたりにくいので、洗濯を繰り返しても安心です。重量は1600gと体にほどよく沿う重さ。綿100％で吸放湿性が高いのもポイントです。

春から秋まで使える寝具で、いつでも快適な眠りを

今回は春から秋まで使える寝具をご紹介しました。吸放湿性に優れた寝具は、肌寒さを感じたり暑かったりと気温が一定ではない季節でも安心して使えるのが良いところ。ふんわり軽いものと体に沿う重いものがありますので、ぜひお気に入りを見つけてくださいね。

文・構成／柳井ひかり

スタイルストア 編集室

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