バイヤーからのお便り

快眠のコツは「寝床内環境」!最適な状態を保ってくれるパジャマ

2023年12月25日更新

蒸れで目が覚めることなく、心地よく寝られる寝床内環境の基準をご存知ですか。季節によって少し変わりますが、温度は32℃前後、湿度は50%前後と言われています。

100年近い歴史を持つ大東寝具の「京和晒綿紗(きょうわさらし めんしゃ)のパジャマ」は、綿紗(ガーゼ)を重ねて空気の層をつくることで、そんな快適な睡眠環境をつくります。そして、昔ながらの伝統製法「和晒」で仕上げているため、ふんわりやわらかな極上の肌触り。敏感肌の方でも安心してお使いいただけます。

ふんわりあたたかいのですが、吸放湿性にも優れているため、季節を問わず1年中着ることができる、快眠のためのパジャマです。

伝統製法による、とろけるような柔らかさのガーゼ

京和晒綿紗は、昔ながらの「和晒製法」で晒を行っています。晒とは綿布を織ったあと、不純物や色素などを除去する工程で、自動精錬機なら40分で仕上げてしまう工程ですが、和晒製法は日本でもわずか数台しかない稀少な和晒窯を用いて、なんと4日間もかけて綿独特のにおいや、糸を紡いだ時に出る油分、綿布を織った時の不純物など、繊維の奥にある不純物までしっかりと取り除きます。

4日間じっくり和晒を行い、天然水で洗い流し、そして和晒が終わったガーゼは脱水機にかけ、短いガーゼ生地を縫い合わせ、1枚の長い生地に縫製し、最後に型くずれしないように生地の幅、布目を整え、天然糊で糊付けして仕上げていきます。

和晒製法は、繊維の1本1本を圧迫せずストレスをかけないため、繊維の断面がほぼ真円に近い美しい繊維に仕上がります。そのため、より立体的な空気層ができ、吸水性や通気性が高まるとともに、ふんわり柔らかな極上の肌触りが生まれます。

空気の層と優れた吸放湿性により1年中着られる

和晒で仕上げたガーゼを2重にすることにより、生地と生地の間に空気の層ができます。その空気の層によりあたたかい空気をためることができるため、寒いときにはあたたか。また、吸放湿性や通気性に優れているため、余分な湿気は外に放湿することができ、暑いときは蒸れにくいです。

真夏でもエアコンをつけて寝る場合はちょうどよいので1年中着ることができ、季節によってパジャマを変える必要がありません。

柿渋染めによる防臭・抗菌効果で臭いにくい

白は無着色ですが、茶色は天然の柿渋で染めています。柿渋はポリフェノールの一種であるタンニンが主成分で、「抗菌」「防臭」「防虫」「防腐」などの作用があり、古くから天然塗料として建物の塗装・布の染色など、さまざまな用途に使われてきました。

加齢臭の元となる「ノネナール」、汗臭「アンモニア」などに効果があるため、着ている時間が長かったり、汗を吸い取るパジャマにピッタリの染色方法です。ガーゼによる高い通気性もあり、汗によるベタつきやニオイを軽減することができます。

また、白は少し透けるため、気になる方は透けにくい「柿渋」がおすすめです。

洗うほどふんわり・やわらかになっていき、より体に馴染んでいくのもガーゼパジャマのうれしいポイントです。是非この肌触りが最高の京和晒綿紗のパジャマで睡眠の質を上げてみてください。

このコラムを書いた人

菱倉 慎太郎

スタイルストア バイヤー

菱倉 慎太郎

現代は世のなかにモノが溢れかえり、使っては捨てるを繰り返す大量消費社会です。 そんな時代だからこそ流行に左右されず長く使うことができ、そして愛着が増していくモノを厳選してご紹介していきたいと考えています。

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