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汗を吸い取り、冷えから守るおすすめインナーパンツ5選

2023年06月20日更新

夏場は足まわりの汗が気になる季節です。べたつきや蒸れだけでなく、汗をかいた状態で冷房のきいた部屋に入ると、夏でも足が冷えてしまうもの。そこで今回は、夏場の冷え防止におすすめのインナーパンツをご紹介します。素材や形にこだわり、ワンピースやスカートはもちろん、パンツスタイルのときにも穿けるアイテムをピックアップしました。

夏場の足を冷えから守る、おすすめインナーパンツ5選

meri ja kuu/4分丈インナーパンツシルク

シルク100%で薄手のインナーパンツ

まずご紹介するのは、meri ja kuuのシルク100%インナーパンツです。シルクの特性を生かして作られており、汗のべたつきや蒸れを解消しつつ、冷房から足元を守ります。また、こちらは生糸を作るときに出る短繊維を再利用した、絹紡糸（けんぼうし）という糸を使用。空気の含有率が高く、ふんわりとした質感です。

また、ゆったり薄手に編まれているので、暑すぎたり、体にまとわりついたりすることがありません。太ももまわりはもちろん、お腹もカバーできるので、腹巻としてもおすすめ。冷えや汗対策としてではなく、単に透け防止として着ていただくこともできます。真冬以外の3シーズンに渡ってインナーとして活用できる、頼りになる一品です。

くらしきぬ/夏はらぱん

腰から腿までしっかりとカバーする夏用はらぱん

こちらは当店でお取扱いしている人気作、「はらぱん」の夏向けバージョンです。「夏はらぱん」という名前の通り、クーラーの冷えや、季節の変わり目の不安定な機構のときにぴったり。内側はシルク、表側は麻と綿でできており、冬用よりもさらっと、さっぱりした質感です。

着用感は決して「暖かい」ものではありませんが、冷えないよう適度に調節。体を冷やさないアンダーウェアに仕上がっています。また、リンパの集まる鼠蹊部（脚の付け根）から下腹部、お腹、腰までをすっぽり覆う形も嬉しいところ。女性にとって気になる部分の冷えをカバーできます。

TUTIE./コットン天竺ショートパンツ

透け防止にも役立つ、淡い色味のショートパンツ

冷えや足汗対策に加え、透け防止にも力を入れたい方におすすめなのが、こちらのショートパンツ。チャコール、グレー、ホワイトの3色展開で、いずれも薄手の服の下に着て、透けを防げる色味です。また、スカートを穿いてももたつかないように、程よくフィットする素材を使っています。

夏場にスカートで出歩いたとき、足をつーっと汗が伝い、べたべたする嫌な感触はよくあるもの。こちらは下着の透けだけでなく、足汗もカバーできます。パンツ丈は42cmで、身長167cmの方が穿くとちょうど腿の真ん中に来るくらいの着丈なので、短すぎることもありません。

C.P.KOO/カディコットンインナーパンツ

ワイドパンツの裾が床につかない仕様

こちらはワイドパンツやガウチョパンツとあわせて着ていただきたい、技ありのインナーパンツです。裾にゴムが入っており、ボトムスを巻き込みながらたくしあげるだけで、ずり落ちなくなります。出先でトイレに入ったとき、裾が床に触れそうで不快…というストレスを解消できる仕組み。また、このゴムのおかげで裾を少し持ち上げて穿けるので、スカートの丈にあわせて微調整できます。

使われているのは薄手のカディコットン。インドの人々の手紡ぎ・手織りによる生地で、手作業ゆえに糸の太さが不均一なのですが、それゆえに風通しがよく、夏場でも涼しくさっぱり穿くことができます。また、柔らかな風合いですが丈夫で、乾くのも早いので、実用性も十分です。

丸福ガーゼ/3分丈ショーツ

ショーツとインナーの機能を兼ねている

最後にご紹介するのは、上質なガーゼ素材を使った3分丈ショーツ。下着としての機能を備えており、ショーツとインナーパンツの役割を同時に果たしてくれるので、重ね着する必要がありません。身につけるものを1枚でも減らしたい猛暑には、ありがたい特徴です。最初は「サイズが大きいのかな？」と思ってしまうほど締め付け感がなく、快適なのも嬉しいポイント。

日本に3台しかない古い編み機で作られたガーゼ生地は、柔らかく、ふんわりとした質感です。甘く編み立てているため、編地の間に空気を含み、夏は涼しく、冬は暖かい着心地。一般的な綿100%の生地よりも乾くのが早いので、汗をかく夏場も快適に身につけていただけます。

まとめ

今回は、夏場におすすめのインナーパンツを5商品、ご紹介しました。素材や形、機能はそれぞれ異なりますが、デリケートになりがちな夏の足元を守り、汗や冷え対策ができることは共通しています。透け防止や下着としての使い方など、それに加えてさらに便利なポイントがあるアイテムも。お手持ちのインナーパンツはしっくりこない、とお悩みの方は、ぜひ一度試してみてください。

文・構成／上野智美