包丁を使うよりも簡単に、きれいに食材を下ごしらえできる、スライサー・おろし。時短にも役立ちますが、さまざまな種類の商品が販売されているため、いざ選ぼうとすると迷ってしまいがちなアイテムでもあります。今回は当店でもおすすめのスライサーやおろしを5点、ピックアップしました。毎日の料理の効率化に、ぜひ一度お試しください。

時短にも役立つ、おすすめのスライサー・おろし5選

PRINCE/高速スライサー ブラスト

時短に特化した、斜め両刃のスライサー

まずご紹介するのは、「時短」に特化した両刃のスライサーです。斜めに角度のついた刃が上下両側についており、押す・引くどちらの動きでもスライスできます。また、刃が斜めについていることで抵抗が少なくなっているので、少ない動作で多くスライスできることもあいまって、作業効率がグッと向上。通常ならスライスの手間がかかる料理も、簡単に用意できます。

刃のほかにも、効率的にスライスするための工夫が詰まっています。先端のワイヤーはボウルやお皿にフィットする形状で、フチに引っかけることでズレを防止。硬い食材や大量のスライスを行うときも、安定して作業できます。またステンレス製なのでにおいがつきにくく、洗うのも簡単。使用中はもちろん、その後のお手入れも時短できますよ。

包丁職人が作ったキャベツスライサー

お店のようにふわふわの千切りが作れる

食材のスライスの中でも、キャベツの千切りは骨が折れる作業です。そんなときにおすすめなのが、こちらのキャベツスライサー。刃の両端をネジ留めすることで、刃と表面の間を均一にし、食材の厚みにバラつきが出ないよう工夫されています。テクニックいらずでお店のようなふわふわのキャベツの千切りに仕上がるので、結果、下ごしらえの効率化や時短に。

また、スライサーの刃は岐阜県関市の包丁職人が手掛けており、素材も包丁に使われるモリブデンバナジウム鋼を採用。切れ味がよく、摩耗にも強いので、使い込んでも切れ味が落ちにくいです。さらにホルダーが付属しており、これを使えば、食材が小さくなっても無駄なくぎりぎりまで使用可能。キャベツの千切りをおいしく、無駄なく作るための手間や時間をカットできます。

ヨシタ手工業デザイン室/ステンレスピーラー

無駄な力をこめず、シュッシュッと快適に使える

次にご紹介するのは、皮むきや千切りに便利なステンレスのスライサー。気持ちよく、快適に削れるよう、さまざまな工夫がされています。まず、持ち手がラウンド型でしっかりと握れること。さらにオールステンレスなので持ち手がしなりすぎず、力が効率的にはに使わること。少ない力でもシュッシュッと削っていけるので、時短にもつながります。

また、力を的確に伝えられることで刃のコントロールもききやすくなり、厚みを自在に操れます。にんじんや大根など、ある程度の長さや硬さがある野菜には特におすすめ。余計な力をかけず、厚みをコントロールしながら使える上に、長く削ったものが刃に巻き付くこともないので、作業効率を保ってスライス・皮むきできます。

トミタ式おろし金

刃がついていないから、小さい食材も楽々すりおろせる

こちらのおろし金は、刃ではなく千鳥状の突起を使ってすり下ろす仕組みです。鋭い刃とは違って、触っても痛みがなく、安全に使えるのが特徴。にんにくなど、小さな食材をすりおろす際も、おそるおそるスライドさせなくていいので、短い時間でササっと薬味などを用意できます。また、食材を最後までしっかりすり下ろせるので、フードロスの削減にも貢献。

スポンジが引っかからず、お皿のような感覚でするっと洗えるのも、効率化につながる点のひとつです。水で流すだけでも汚れが落ちますし、ステンレス製なのでにおい残りも少なめ。簡単なお手入れだけで長くお使いいただけるので、使用中だけでなく、使用後の手間や時間も短縮できます。

Three Snow 新越ワークス/おろしんぼう

生姜のすりおろしを簡単に作れる

最後にご紹介するこちらは、持ち手が長く、名前の通り棒のような形のおろし金です。生姜をすりおろすのに特におすすめで、フチのないデザインなので、生姜をカットせず、いびつなままでも使用可能。また、小さな中に鋭い目立てが並んでいるので、生姜の繊維もしっかり切りながら、気持ちよくすりおろせます。

「料理や飲み物に生姜を加えたいけど、1から用意するのは時間がかかる」なんてときに、サクッと時短を叶えてくれます。また、ステンレス一体成型なので錆びにくく、継ぎ目に汚れや水がたまる心配もありません。縦長のコンパクトな形なので、収納も楽ちん。1つあると何かと重宝するアイテムです。

まとめ

今回は時短が叶うスライサー・おろしを5点、ご紹介しました。生姜やキャベツなど、なにかの食材に特化したもの。怪我の心配をせずに使えるもの。時短をとことん追求したものなど、アイテムごとに特徴はさまざまですが、時間のかかる下ごしらえを効率化してくれる点は共通しています。千切りやすりおろしが苦手な方は、ぜひチェックしてみてくださいね。

文・構成／上野智美

スタイルストア 編集室

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