当店では、さまざまな財布をお取扱いしています。それぞれ機能やデザインなどブランドの得意なところ、こだわりどころを活かしたものばかりですが、中でも革製の財布は高級感があり、素材の味も楽しめる人気アイテムです。今回は革使いが特徴の財布を5つ、ピックアップしました。

革使いにこだわりがある、おすすめのコンパクト財布5選

SOPO/がま口パース

スタイリッシュでコンパクトながま口財布

まずご紹介するのは、大阪発のレザーグッズブランド「SOPO（ソポ）」の顔ともいえる、代表的なアイテムです。フランスに現存する最古の革メーカーのレザーを使用しており、とにかく耐久性が高いのが特徴。傷や汚れがつきにくく、それでいて1年ほど使用すると、新品のマットな質感にツヤと柔らかさが出ます。

がま口というとほっこりとしたイメージがありますが、こちらはコンパクトでスタイリッシュなデザインです。また、大きく開く小銭入れには、コインだけでなくカードやお札も入れておけます。普段はキャッシュレス派の方が、クレジットカードと一緒に小銭や予備のお札も入れておくのにちょうどいいサイズ感。アクセサリーや小物を入れるポーチとして活用する方もいらっしゃいます。

POMTATA/VORK 箔押しロングウォレット

ジオメトリック柄の箔押しが美しい

次にご紹介するこちらは、ジオメトリック柄が目を惹くスリムな長財布です。一見するとメッシュのようですが、しなやかな豚革に箔押しでプリントされています。そのため約95gとメッシュの財布よりも軽量。「派手な柄やブランドものと一目でわかるデザインは苦手だけど、シンプルすぎる革財布だと物足りない」という方にうってつけです。

マチがなく、すっきりとしたスリムな形なのも魅力の一つです。バッグの中で余計な場所を取らず、それでいて収納力も十分。中央に小銭入れがあり、両脇に6か所、小銭入れの横に2段のカードポケットがあり、合計14か所にカードを収納できます。もちろんお札を入れるフリーポケットも搭載。必要なものを一通り持ち歩けます。

Neutral Gray/ハスキーロングウォレット

ポーチのようなサイズ感で、通帳やパスポートも入る

こちらの「ハスキーロングウォレット」は、柔らかな馬革を使った財布です。ビッグサイズの財布は敬遠される方も多いと思いますが、財布兼ポーチのように使えるので、結果的にバッグの中の荷物をコンパクトにまとめることができます。また、縦長のサイズ感を活かし、カードを縦に取り出せる構造に。指でつまむように取り出せるので、使用頻度の高いカードもサッと出し入れできます。

ポケットの数が多く、縦型カードポケット7か所の他、横型のポケットが3か所、ファスナーポケットが内側と外側に1か所ずつ、さらにオープンポケットが3か所あります。お札や小銭、カード類だけでなく、常備薬や絆創膏、アクセサリーを収納することも可能。また、深さがあるので通帳やパスポートもすっぽり入り、細々としたものを財布に集約できます。

Arukan/パネロ L字ファスナーショートウォレット

織物のような美しい箔押しが印象的

こちらはイタリア製の型押しレザーを使用した長財布です。織物をイメージして作られており、立体感のある細やかな模様が、他にはない魅力になっています。また、高級感があり耐久性も高い素材ですが、同時に柔らかな質感でもあるので、中のものを取り出したり、手に抱えたりしやすいのも特徴です。

大きく開くLジップの長財布ですが、一般的な長財布と比べて5cmほど短めなので、程よくコンパクトに使えます。カードポケットが合計8か所、フリーポケットが2か所あり、カードやお札だけでなく、レシート類や絆創膏などを入れてもOK。多すぎず少なすぎない収納力で、必要最低限のカードを無駄なく収められます。

mercredin./ロングウォレット（札入れ付き）

クラッチバッグ感覚で持てる、3点セットの長財布

最後にご紹介するこちらは、クラッチバッグ感覚でお使いいただける長財布です。ウォレット本体、札入れ、コインケースの3点セットで、いずれも国産の牛革が使用されています。一点ずつ職人の手によって染められており、絶妙なニュアンスのカラーとともに、色味の個体差も楽しめるアイテムです。

札入れとコインケースを本体にセットすることもできますし、それぞれ独立して持つこともできます。移動中は3点セットで、ちょっとそこまで飲み物を買いに行くだけのときはコインケースだけ、など柔軟な使い方が可能。鍵や絆創膏、常備薬、さらにはスマートフォンやパスポートが入るほど収納力があるので、身近な外出ならこの財布だけで十分。極力荷物を減らしたい方にもおすすめです。

まとめ

今回は革製の財布を5点、ご紹介しました。財布そのものがコンパクトなものもあれば、財布自体は大きめながら、持ち物を集約させることで結果的に荷物をミニマムにできるものまで、特徴はさまざまです。革の種類や質感もそれぞれ異なるので、ぜひお好みのものをチェックしてみてください。

文・構成／上野智美

スタイルストア 編集室

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