バイヤーからのお便り
例年より早く入荷!極上の柔らかさで癒しをもたらすスウェットシリーズ

TANG.(タング)の秋冬のラインナップの中で、最も人気なのがパイル裏毛シリーズです。素材使いにこだわりの強いブランドが、スーピマコットン100%の糸で編んだ贅沢なスウェットは、着心地抜群。通常の倍以上の時間をかけてゆっくりと編み立てる為、生産にかなり時間がかかるシリーズです。
毎年、12月に入荷するのがお決まりのアイテムだったのですが、秋にあったら便利なアイテムだと思い、例年よりも2か月ほど早く欲しいとリクエストしていたんです。さらに今年は新型、新色が仲間入りしていますので、1つずつご紹介します。
あらたに羽織りが仲間入り!今年の新作

早速、今年仲間入りした新作をご紹介します。パイル裏毛のシリーズは、これまでジップアップ(中)と7分袖プルオーバー(右)の2型でしたが、今年新たにショールガウン(左)が加わりました。
新型のショールガウン

今年新型で仲間入りしたのが、前開きでさっと羽織るだけのガウンです。こちらは他2型よりもカジュアルになりすぎないのがいいところ。以前、ジップアップをお買い上げいただいたつかい手の声で、「腰にボリューム感があるので、すっきり着こなせなかった」というお声が届いたのがきっかけでうまれました。そのお声をすぐにブランド側にお伝えし、どんな方でも着るだけでサマになる、裾がすっきりとした羽織を新たに作って欲しいとリクエストを出していたんです。

また、ジップアップには、「首の後ろがまでカバーしてくれるので暖かく着られる」というお褒めの言葉が多かったので、このショールガウンも首後ろを高くしていただきました。

ジップアップの方は前がファスナーでとめられるので、腰まわりの露出を抑えたい方、自転車によく乗る方などは、ショールガウンよりもジップアップの型が向いているかもしれません。ご自分のお悩みやシーンによって、選べるようになったのがいいなと思います。
新色は目が覚めるようなブルー

続いては新色のご紹介です。今年は目の覚めるようなブルーが仲間入りしました。2019年の販売開始からこれまでは、ベーシックな色が多かったので、ブルーは新鮮な印象です。

ロイヤルブルーとしても馴染みのある色なので、どこか上品で、ラフさが少ないのがいいところ。黒や白など、はっきりとしたボトムスとの相性も良く、コーディネートが組みやすいので、難しいことをしなくても格好よく決まるお色だと思います。
風合い重視の贅沢生地
コロナで自粛生活が長く続いた時に、肌触りのいいスウェットが多く出たのですが、数あるラインナップの中でも、このパイル裏毛シリーズが選ばれるのには、訳があります。

素材選びにこだわりを持つこのブランドが選んだのは、品質の良さで知られるアメリカの「BROS」という糸。中でも繊維が細く長く、しかも長さが均一で強く、耐久性に優れているスーピマコットンをこの羽織りに使用しているんです。BROSのスーピマコットンは、しっとりと柔らかい肌ざわりで、カシミヤに匹敵するとも言われています。

通常、スウェットに使われる素材は、動きやすさや耐久性があるものを選びがち。でも、素材にこだわるアイテム作りを得意とするTANG.は、あえてスーピマという贅沢な糸を使ったんですね。厳選した素材で紡績された糸は、専用の機械を使って、ゆっくりと時間をかけて編み立てられます。このシリーズが、軽くてふわっとしているのは、通常の倍の時間をかけて贅沢にあまく編み立てられているからです。

上質な素材と、程よい加減のデザインによって、ありそうでない一品に仕上がっているのはTANG.のなせる技。替えが効かないこのアイテムが、ロングセラーとなっているのも頷けます。今年は、例年よりも2ヵ月以上早く納品していただいたこちら。まさに今すぐ着られるアイテムばかりなので、極上の着心地をお試しください。

ショッピングユニットでバイヤーをしています。
スタイルストアの商品によって、どこかで誰かがちょっとだけ幸せになればいいなと思ってバイイングをしています。それだけが私の大きなこだわりです。