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バイヤーからのお便り

格好いい革、女性らしいデザイン、丁寧な作り、と3拍子揃った革財布

2023年12月22日更新


こんにちは、バイヤー楠です。MAN MADE WORKS(マンメイドワークス)という素敵なブランドと出会いました。展示会場内で多くのブースが並ぶ中、ひときわ目を惹いたのが、このブランドです。メンズライクな革使いと女性らしさを感じるデザインは唯一無二。でも、それだけではなく、全行程、全てハンドメイドで制作しているというお財布は、細部まで丁寧に作られているのがわかります。「佇まいから格好いいお財布」とは、こういうものだと感じた2つのお財布をご紹介します。

このお財布が唯一無二な理由

左)2つ折り財布、右)コインケース

この度お取り扱いが始まったのは、2種類のお財布です。私がMAN MADE WORKSのお財布に惹かれた理由は、お財布の持つ格好よさでした。ただ、バイヤーがお財布をご紹介する時に、かっこいい!という言葉だけで済ませてしまってはいけないことは重々承知。自分が惹かれた理由を深堀りした時に、最初に浮かんだのはミックス感でした。

これまで、様々なお財布ブランドを見てきましたが、その多くは女性向け、男性向けとはっきりと分かれています。使う革や色、そして引き手のデザイン等、男性と女性では好むデザインが違うのが理由です。


でも、このブランドのお財布はメンズライクな革と女性らしいデザインがミックスされているんです。丸くカーブを描くフラップ部分やぬくもりを感じる太いハンドステッチは、女性らしさを感じるポイント。ですが、それをあえてシックで使うごとに育っていくメンズライクな革を使って仕上げているのが他には無いところで、メンズ財布とレディース財布の際を攻めているなと感じます。

丁寧に作られた美しい財布


MAN MADE WORKSのお財布は、デザイナーの笹子さんが全工程をハンドメイドで仕上げています。手縫いでしかできない複雑な構造を用いる事で、財布の強度を増したりと、ハンドメイドならではの良さを感じる事が出来ると思います。


笹子さんが「最終の仕上げでお財布の美しさが変わるんです」とおっしゃっていたのも印象的。たしかに、このブランドのお財布は、佇まいが違うのですが、それはお財布の完成度の高さからくる美しさだと思います。とにかく彼のこだわりが感じられる箇所がたくさんあるんです。


まずは、お財布の革の処理に関して。お財布は一枚革で仕上げられているのですが、革の裏面もきちんと磨かれていて、毛羽立ちがありません。これは、革をやすりで平面にした後、溶剤を塗りガラス板で磨き上げているからだそう。安価なお財布に見られる毛羽立ちが一切なく、つるっとしています。


また、コバの処理もきれいです。コバとは革の裁断面の事なのですが、ここが切りっぱなしではなく、きちんと処理がきちんとされているので、革の裁断面が毛羽立たず、美しい見栄えです。

使うごとに育つお財布

上)オリーブ、中)グレー、下)ブラック


お財布に使っているのは、3色全て植物タンニン鞣しで染料仕上げ、オイルをしっかりと含んだイタリアの革です。左が使用前、右が同じ革で使い始めてから一年ほどのお財布です。

オリーブは赤みがかった茶色に変化していきます。
表面にスクラッチ加工を施したテクスチャーが特徴のグレーは、テクスチャーが薄くなり、焦げ茶色になります。

ブラックは、色の変化はありませんが革自体に艶が出て、つるっとした質感になっていきます。

コインケース


女性もののお財布に多く使われる明るい色の革は、革にペイントをするイメージで染められるので、色の変化がないものが多いのですが、このお財布は使うごとにどんどん育っていくお財布です。

オリーブ


お財布の売り場に行くと、必ず鏡が用意されています。機能性はもちろんですが、自分が持った時にどういう見え方をするのかを鏡で見ていただくと、イメージしやすいからだそう。それだけ、お財布の見栄えは、使う人にとって大切な要素なんです。


笹子さんが作るお財布は、機能性と見栄えの良さの両方を備えた逸品です。オーダーが入り次第、一点一点作りますので、お届けまでに最長で2週間ほどいただきます。お財布の買い替えを検討されている方、これまでのレディース財布には無かった格好よさを持つお財布はいかがですか。

このコラムを書いた人

楠 美冴登

スタイルストア バイヤー

楠 美冴登

ショッピングユニットでバイヤーをしています。 スタイルストアの商品によって、どこかで誰かがちょっとだけ幸せになればいいなと思ってバイイングをしています。それだけが私の大きなこだわりです。

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