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キッチンは吊り下げ収納を活用して便利に!収納のコツ&おすすめ商品5選

2024年02月13日更新

料理に使うキッチンツール、みなさんはどこに収納していますか?せっかく素敵なツールを揃えても、調理中にさっと手に取れないとストレスを感じるもの。肝心なタイミングで活用できないのは、とても勿体ないことです。この記事では、便利に、そしておしゃれにキッチンツールを壁面収納できる「吊り下げ収納」のコツ、そして今おすすめしたい商品を厳選してご紹介します。スタイルストアバイヤーのキッチンの様子も要チェックです!

キッチンで「吊り下げ収納」が便利な理由

①ツールを手にとりやすく、使った後は吊るすだけ。とにかく楽!

吊り下げ収納をおすすめしたい最大の理由は、とにかく楽であるということ。引き出しに入れると、後日どこに片づけたか忘れてしまったり、出し入れする手間もかかります。吊り下げ収納なら、どこになにがあるか一目瞭然です。

使う・洗うを繰り返して、その都度さっと吊るすだけ。些細な収納の一工夫にも感じますが、料理や洗い物の手間は自然に減るはず。一度やってみると、後戻りできないような楽さを実感できるはずです。毎日の片付けに面倒を感じている方はぜひトライしてみましょう。

②限られたキッチンのスペースを、無駄なく活用できる

吊り下げ収納は、コンロや壁面にフックなどを組み合わせて収納スペースとして活用します。手間のかかる設置作業は一切不要。賃貸マンションのような、収納の工夫が制限される住まいでも、気軽に取り入れられるはずです。

キッチンに「自分にとって一番使いやすい導線」を作るのは一苦労ですが、吊り下げ収納はフックなどの小さなグッズでいろいろと試したり、気分によってアレンジできます。調理スペースを圧迫せずに収納力を高めたい方、暮らしの変化によってキッチンも気軽に模様替えしたい方には、特におすすめの収納方法です。

③湿気が溜まらず、乾くのが早い

収納棚や引き出しにキッチンツールをしまうときは、水気のない乾燥した状態が理想。とはいえ、洗い物が完全に乾ききるには、ある程度の時間がかかります。洗った後にさっとキッチンペーパーやふきん・クロスなどで拭いてから収納すればよいものの、手間を増やすのは避けたいですよね。

吊り下げ収納なら、少し水気が残っている状態のままでも大丈夫です。密閉されていないため風通しもよく、清潔に素早く乾燥させることができます。洗い物はすべて水切りかごに重ねていくのではなく、吊り下げ収納を上手に併用することで、家事の時短にもつながります。

吊り下げ収納すると便利なキッチンツールとは

①菜箸、おたま、トング

ひとつひとつはすっきりサイズでも、複数まとめるとかさばる「手に持つ」調理ツールたち。ツールスタンドに入れるのも素敵ですが、吊り下げることで直感的に手に取りやすくなります。お気に入りツールを厳選して吊るせば、見た目もすっきりします。

②ざる、ボウル

棚にいれると出し入れが面倒なざるやボウルは、吊り下げ収納にぴったり。洗った後も、さっと水を切って吊るして置けば自然に乾燥してくれます。写真のような引っ掛けるパーツがあるざるやボウルをお持ちの方におすすめです。

③キッチンペーパー、ふきん

調理中、いつもすぐそばにあってほしいキッチンペーパーやふきん。フックやクリップなどを上手に活用すれば、吊り下げ収納ができます。調理台に置いていると油や水気が付着しがちですが、吊り下げ収納なら汚れず、手に取りやすくなります。

④フライパン、片手鍋

吊るす部分に強度が必要になりますが、フライパンや片手鍋も吊り下げ収納できます。鉄フライパンやステンレス製の鍋などが吊るされていると、なんだか素敵に見えるもの。毎日使う定番サイズを数種類吊り下げて、見せる収納にチャレンジしてみるのはいかがでしょうか。

あなただけのキッチンをスタイリング。吊り下げ収納に便利なアイテム

①吊り下げパーツ付きの収納ラック

キッチン向けの収納ラックは、置き型やマグネットの貼り付け型などさまざまな仕様があります。吊り下げパーツが付いているものも多く、この場合はフックなどの追加購入がいりません。吊り下げる部分に適したキッチンツールを選べれば、使い勝手がよくシンプルな収納が叶います。

②つっぱり棒

限りあるスペースを最大限に生かすアイテムとして、近年じわじわと人気が高まっているつっぱり棒。窓枠や壁と壁の間など、奥行きが浅いスペースにも「収納バー」として設置できる優れものです。耐荷重が高いものをしっかりと固定すれば、安全に便利に活用できます。

③S字フック

ものを吊るすアイテムとして特に便利なS字フック。ベーシックなものから、ズレにくい・錆びにくいといった機能の備わったS字フックなどさまざまな種類があります。お手頃な値段のものが多いので、引っ掛けたいスペースのサイズ感をふまえていろいろ試してみましょう。

③マグネットフック

レンジフードや冷蔵庫など、磁石がくっつく素材にはマグネットフックが便利です。サイズがとても小さいのに、耐荷重が高く、シンプルなデザインが多いのもポイント。たくさん使ってもごちゃっとした雰囲気になりません。やや重たいものや、ズレない吊り下げ収納がしたい場合におすすめです。

当店バイヤー宅の吊り下げ収納活用術

こちらは当店バイヤー・畠田の自宅キッチン。写真右手の窓枠にはつっぱり棒を使い、景観を損ねずにヘラやトングを吊り下げています。左手コンロスペースにはS字フックを均等な間隔に並べ、片手鍋とフライパンを収納。大小さまざまなツールを吊るしていますが、白い壁の余白を残してすっきりと見えます。

バイヤー畠田:しまい込んでしまうとなかなか使わなくなってしまう道具もある中、目につくところに吊り下げておくと自然と稼働率があがります。道具選びの時も「吊り下げられるかどうか」を意識することも大切。物が増えて雑多になりがちなキッチンですが、吊り下げ収納を上手に活用することで道具を活かすことができますよ。

吊り下げ収納可能なキッチンツール5選

Three Snow 新越ワークス/ざる屋のステンレス盆ざる 大小セット

平らな形でマルチに活躍、さっと手にとれる盆ざる

ざるづくりを得意とするブランド「Three Snow」の盆ざるは、平らな形が使いやすさの理由。一般的なボウル型のざるは、重ねて置いておくことが多く、取り出しづらさを感じる方も多いかと思います。こちらはリングがついているから、吊り下げ収納が可能で、使いたい時に片手ですぐ手にとれるのがうれしいところです。

平らで食材が重ならないから、茹でた野菜の水切りがしやすく、野菜が水っぽくなりません。焼きたてのパンやケーキの粗熱取りにも便利です。底部分に足がついているので、野菜や麺を水切りしたあと、そのままシンクに置いておくこともできます。足のおかげで高さがあるため、鍋やフライパンに入れれば、ちょっとした蒸し料理にも活用できますよ。

bws SELECTION/すっきり暮らす水切りかご 浅型

調理台を広々と使える、ザルにもなる水切りカゴ

大きな水切りカゴは使わない時に場所をとるし、水切りクロスは乾きにくく衛生面が気になりますよね。こちらの水切りかごは、クロスの上に置いて使う想定でつくられたもの。脚付きだからクロスとの間に空間ができ、食器もクロスも乾きやすいのがいいところです。使わない時にはリング部分で吊り下げ可能なので、収納場所をとらず、調理台も広く使えます。

また、調理用のザルとして使えるのも魅力的。大きめサイズなので、たくさんの麺を湯切りするときや、魚の湯引きなどにも便利です。サイドに指を通すリングがついているから、持ちやすくて水切りも楽にできます。一般的な水切りカゴは、水受け部分のお手入れが面倒なのも難点。こちらは水受けの手入れは要らず、食洗器で丸洗いできるので、手入れの手間も省けますよ。

YAMASAKI DESIGN WORKS/キッチンペーパーホルダー

調理中でも片手で切り取れる、キッチンペーパーホルダー

調理中に使うことの多いキッチンペーパーですが、作業途中の手で取ると、ペーパー本体を濡らしたり汚したりしてしまうことがしばしば……。そんな時、こちらのホルダーを使えば、キッチンペーパー本体に触れることなく切り離せます。とてもシンプルな形ですが、グリップ部分を掴むことで、キッチンペーパーの芯が回転するのを止める仕組みです。

グリップ部分をフックなどに引っ掛けられるので、冷蔵庫横などに吊り下げておけば、調理中でもすぐに使えます。ホルダー自体は、水に強く錆びに強いオールステンレス製。濡れた手や汚れた手で触っても、丸ごと水洗いができるから、お手入れが楽に済みます。いつでも衛生的に使え、清潔な状態で長くご愛用いただけるのも魅力です。

とみおかクリーニング/マグネットフック 5個セット

狭い台所でも収納を増やせる、マグネットフック

収納が少なく、いつもキッチンがごちゃごちゃしてしまう、そんなお悩みにはこちらのマグネットフックがおすすめです。レンジフードはスチール製が多いため、マグネットフックの取り付けには最適。キッチンツールを吊り下げておけば、キッチン周りがすっきりするだけでなく、調理中に必要なものがすぐに取れるのもいいところです。

S字フックなどは、回転してしまって物が取りにくく、プチストレスになることもありますよね。その点こちらは、フックの部分が固定されているから、収納物が引っ掛かることなく取ることができます。耐荷重は垂直方向で5kg、横方向で1kgと強力なのに、デザインはとても小さくてシンプル。目立ちすぎず、インテリアのじゃまにならないのもポイントです。

DRAW A LINE/Tension Rod A(横取り付け用 75~115cm)

組み合わせ自由、インテリアになじむ突っ張り棒

収納を増やす道具として、「突っ張り棒」も人気のひとつですよね。しかし、便利なものの見た目がイマイチ、と満足できていない方も多いのではないでしょうか。そんな方におすすめのこちらは、突っ張り棒の便利さだけでなく、空間に描く一本線のようなインテリア性も兼ね備えたアイテムです。

フックやハンガーなどのパーツ展開があり、用途に合わせて組み合わせることでオリジナル収納が完成します。一般的な突っ張り棒と使い方はほぼ同じで、設置も取り外しも簡単。まず真鍮のネジでおおまかな長さを決め、キャップ側のスクリューロックで微調整します。壁を傷つけずに設置できるから、賃貸でも安心してお使いいただけますよ。

キッチンツールの吊り下げ収納は、キッチン周りをすっきりと整理できる画期的な収納方法です。そのほか、キッチンツールを使いたいときにすぐ手に取れたり、衛生的に管理できたりと、うれしいところがたくさん。調理中の小さなストレスを解消したい方や、キッチンをおしゃれに収納したい方も、ぜひ取り入れてみてくださいね。

文・構成/藤原さきこ

このコラムを書いた人

スタイルストア 編集室

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