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快適な睡眠環境づくりの5つのポイントとは?おすすめグッズ5選もご紹介

2024年03月06日更新

「目が覚めたとき、なんとなく疲れが残っている」「ぐっすり眠れた気がしない」とお悩みの方は多いと思います。眠る前の過ごし方や食生活も大切ですが、寝具や照明の選び方次第では、心地よい睡眠環境づくりに役立つことも。今回は寝具を中心に、快適なお休み空間を作るのにおすすめのアイテムを5選、ご紹介します。寝室の環境を整えたい方は、ぜひチェックしてみてください。

快適な睡眠環境を作るために、チェックしたいポイント5つ

寝具内の湿度と温度、肌触りや寝返りのしやすさ、周囲の明るさ、香りなど、睡眠中は意外なほどさまざまな要素に影響されるもの。まずは、睡眠環境を快適に整えるためには、どんな点に注目すればいいかをご説明します。

寝床内の温度と湿度を、一定に整える

快適に眠るための環境づくりとして、まず大切なのが「温度と湿度」です。というと、お部屋全体の温度・湿度を連想しがちですが、実は布団の中(寝床内環境)もとっても重要。季節によって左右されますが、温度は32℃前後、湿度は50%前後がよいと言われています。

寝床内の温度と湿度を一定に保つためには、寝具の素材が持つ特徴に注目しましょう。たとえば吸水性や吸放湿性、通気性の高い素材であれば、睡眠中に汗をかいても、すぐに吸い取って湿度が高まるのを防いでくれます。また、保温性が十分な素材なら、体の熱を逃がさず、快適な温度を保てますよ。

体圧を分散するマットレスで、体への負担を和らげる

次に注目したいのが、マットレスの体圧分散のしやすさと、寝返りのうちやすさです。体圧分散が不十分だと、体の中でも重い部位が沈みっぱなしになり、体に負担がかかってしまいます。とはいえ、沈み込みを防ぐために硬い寝具を選ぶと、腰に負担がかかってしまうことも…。

そこで、程よく高反発で体をしっかりと受け止めつつ、体圧を分散してくれるマットレスが重要になってきます。体圧をバランスよく一定にして、さらに寝返りをうちやすい程よいクッション性があれば、頭や腰、肩といった、体重がかかりやすい部位を労ることができます。また、寝返りがうちやすく、長時間同じ姿勢でいることを防げるのもポイントです。

シーツの素材は、肌触りのよさや刺激の少なさで選ぶ

寝具の肌触りのよさも、見逃せない要素です。ゴワゴワしていたり、ザラザラしすぎていたり。肌にあたったときに不快さがあるようでは、快適な睡眠環境とは言えません。特に敏感肌の方にとっては、肌に刺激がないかどうかは重視したいところです。まずはシルクや綿、リネンなど、好みの肌触りの生地を選びましょう。中には丁寧な製法を用いて、使い始めから柔らかく、包み込むような肌触りになっている寝具もあります。

また、いくら最初は心地よくても、洗濯を繰り返すごとにあっさり風合いが変わってしまうようであれば、すぐ快適でなくなってしまいます。そのため、快適な肌触りがどのくらい続くかとも、見落としがちですが重要です。

丸洗いできる寝具で、寝床内の清潔さを保つ

いくら寝具そのものの質がよくても、ニオイや汚れが目立ったり、ダニ・カビ・ハウスダストが気になったりすると、徐々に不快になってしまいます。睡眠中は自分で思う以上に汗をかくものなので、簡単に洗えるかどうかといった、清潔の保ちやすさにも注目しましょう。

自宅での洗濯機洗いや手洗いが可能かどうかもポイントですが、「乾きやすさ」にも着目すると、より手入れしやすい寝具が選べます。通気性がよく乾きやすい素材であれば、水を含みやすそうな毛布などでも比較的早めに乾き、日差しがあまり強くない日でも洗いやすいですよ。

明かりや香りに目を向けて、入眠しやすい環境をつくる

最後に、寝床内の環境の外に目を向けてみてください。たとえば「運動」。就寝の前に適度に体を動かすと、体があたたまって寝入りやすくなります。同じく入浴も、体をあたためるには効果的。また、アロマオイルなどを使って、自分が心地よいと感じる香りに包まれることも、睡眠環境づくりでは定番の方法です。

中でも「ライト(明かり)」は、選び方次第では、逆に目が覚めてしまうこともあるので注意が必要。特にスマホのディスプレイに代表されるブルーライトは、寝る前に浴びすぎると、体内時計が狂う原因にもなると言われています。寝室で眠る前のひとときを過ごす際は、低ブルーライトで目に優しい照明を選ぶなど、目の疲労を和らげる工夫をしましょう。

睡眠環境をアップデートしてくれるグッズ5選

寝具にはさまざまな素材があり、それぞれ違う機能やメリット・デメリットがあります。ここからは、当店でお取り扱いのあるおすすめのアイテムを5点、ご紹介します。

パシーマキルトケット シングル きなり

高純度のガーゼと綿が汗を吸い取り、真夏でも快適

まずご紹介するのは、真夏でもさらっと快適にお使いいただけるキルトケットです。不純物が少ない、つまり純度の高い医療用ガーゼと綿(脱脂綿)を使用しているおかげで、瞬時に汗を吸い取る吸水力を備えています。そのため、真夏に汗をかいても、寝床内の湿度が高くなりすぎません。

純度の高い綿は保温性も高いので、春夏だけでなく、秋冬シーズンも気持ちのいい使い心地です。丸洗いでき、洗うほどに気持ちのいい風合いになっていくので、綿入りのキルトですが、汗をかきやすい春夏シーズンや、アレルギー持ちで寝具を常に清潔にしておきたい方も、気兼ねなくお使いいただけますよ。

Danfill/薄型体圧分散ベッドパッド

体が沈み込まず、寝返りをうちやすい

朝起きるとなんとなく疲れている、腰や肩が痛い、という方におすすめなのが、こちらの薄型ベッドパッドです。高反発よりさらに押し返す力が強い、「高弾性」のポリエステル綿を高密度で詰め、睡眠中に特定の部位に負荷がかかりすぎるのを防止。へたって反発力が乏しくなってきてしまったマットレスを買い換えるとなると手間も費用も大掛かりなものになりますが、こちらはお持ちのマットレスの上に敷くだけです。

いくら体圧分散ができても、長時間同じ体勢だと疲れてしまうもの。その点、こちらは体の沈み込みを防ぐ反発力があるので、寝返りを打つのも楽ちんです。また、洗濯機で洗えるので、ニオイやダニ・カビ対策をしやすいのも魅力のひとつ。薄型で丸められるので、洗濯機にも入れやすいですよ。

和晒ガーゼ掛布団カバー シングル

化学薬品に頼らない製法で作られた、やわらかなカバー

寝具の肌触りはもちろん、使い続ける中で、最初の肌触りを維持できるかどうかにも注目したいところ。こちらの掛布団カバーは、化学薬品に頼らない製法で作られています。手間暇をかけてじっくり繊維を洗浄しており、綿本来の柔らかさを引き出しているのが特徴。ふんわりとした、極上の肌触りです。

耐久性も高く、長く愛用する寝具をお探しの方におすすめ。また、肌触りだけでなく、吸放湿性に優れた生地なので、オールシーズンお使いいただけます。暑い季節はさっぱりと、寒い季節はあたたかく、寝床内の温度や湿度を調節。「季節にあわせていちいちカバーの種類を変えるのは面倒」という場合にも適しています。

ichiori/OMUTI 5重ガーゼケット シングル

乾きやすいガーゼだから、洗濯が楽ちん

寝具を選ぶ上では、清潔さを保てるかどうかも重要なポイント。こちらのガーゼケットは洗濯機洗いが可能で、さらに毛布のようにかさばらず、水を含んでも重くなりすぎないので、干すときもスムーズです。ガーゼならではの通気性のよさで、寝具の中では比較的乾くのが早く、こまめにお手入れしやすいはず。

ニオイや汚れはもちろん、アレルギー対策としてホコリが気になる方にもおすすめです。なお、薄手ではありますが、通気性だけでなく保温性にも優れているので、季節を問わず使えます。春夏は寒暖差を防ぐために、秋冬は防寒ができる寝具として活躍。特定の季節にはしまっておく、という、収納の手間もかかりません。

EXARM α

やさしい光でお休み前の目を労わるライト

最後にご紹介するのは、お休み前のひとときにおすすめしたい、卓上用のライトです。有機EL(OLED)照明を使用しており、一般的なLEDライトと違い、光がやさしく広がります。手もとの影もソフトになるので、読書や勉強はもちろんのこと、手芸や日記を書くなど、手を動かすひとときにもぴったりです。

低ブルーライトなのも特徴のひとつ。太陽光にも含まれるブルーライトは、寝る前に見すぎると、体内時計が乱れる原因になることがありますが、目を労りながら過ごせます。また、パネルの厚みはわずか1.1mmと非常にコンパクト。ベッドサイドのテーブルなど、ちょっとしたスペースに置きやすくなっています。

まとめ

今回は、睡眠環境を整えるためのアイテムを5点ご紹介しました。シーツやカバーからライトまでさまざまな種類の商品がありますが、いずれも睡眠の時間を快適にする役に立つものばかりです。「ぐっすり眠るために、寝室や寝床の環境を整えることからアプローチしたい!」という方は、ぜひチェックしてみてくださいね。

文・構成/上野智美

このコラムを書いた人

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