バイヤーからのお便り

受注締め切り間近!使うごとに格好よく育つ、軽量革バッグ

2024年03月21日更新


こんにちは、バイヤーの楠です。革物作家の園田さんが手掛けるブランド、sonor(ソナー)のバッグの受注会の締め切りが近づいてきました。数あるラインナップの中でも最もポピュラーなARAI CORONと名付けられたシリーズに加え、ラフなZUTAシリーズも加わり、受注会スタート時から多くの方にオーダーをいただいております。

バッグの受注会は3月31日(日)まで。オーダー締め切りまで残り僅かとなりました。そこで、このコラムでは、昨年の秋にオーダーをしたARAI CORONを愛用中の私が、このブランドのデザイン性はもちろん、いいなと思うポイントやお手入れ方法等をご紹介します。

sonorのBAGが唯一無二な理由

ZUTA L ネイビー


このブランドのバッグは、「独特な佇まい」という言葉がぴったりな気がします。シンプルなんだけど、どこかほかにはない空気感があります。

使用しているのは、東京都墨田区にある皮革製造工場「山口産業」の職人さんが、丁寧になめした豚革です。国産の天然皮革をミモザなどの100%植物性のタンニンでなめし、つくられている革は、厳しい基準をすべてクリアしないと認定されないと言われる「日本エコレザー」認定をうけた特別なもの。ブランドの立ち上げ時から、「環境と使い手に優しく、先に繋がるモノづくりを」と考えるブランドならではの革選びです。

下:ZUTA L、上:ZUTA M ともにグレージュ。
注)Mサイズは綿生地を表にしたものです。


くすみのある色合いもこのブランドならでは。はっきりとした彩度の高い色ではなく、少しグレーの混ざったようなニュアンスのある色味が特徴です。これらの要素が組み合わさって、どこにもない佇まいのバッグになるのだと思います。

シンプルな格好を素敵に見せてくれるラインナップ

ZUTA(左)とARAI CORON(右)


今回受注を受け付けているのが、ZUTA(左)とARAI CORON(右)の2つのシリーズです。ZUTAは今回の受注会で初めて販売開始したアイテムです。それぞれの特徴を改めてご紹介します。

力の抜けたフォルムのZUTA

ZUTA M グレージュ


ZUTAは、表側が薄く漉いたピッグスキン、内側がコットン生地で、リバーシブル仕様のバッグです。
強度を持たせつつ薄く漉かれた革は、熟練の職人の技によるもの。

ZUTA M ブラック


中にものを入れた時、細い肩紐に引っ張られてバッグ自体がくたっとなります。それにより、ラフな独特のフォルムになるのがいいなと思います。

一番人気の定番ARAI CORON

ARAI CORON SHO ブラック


続いてご紹介するのは、ARAI CORON。トートバッグ型でブランドのラインナップの中でも最も人気のアイテムです。

よく見ると持ち手が、一般的なものよりも少し外側についているのがわかります。その理由は、洗いをかけることでいびつな型になるバッグを実際に持った時に、「持ちやすく、バランス良く、格好良く」なるようにと、持ち手の位置を考えているのだそう。さらには、持ち手の長さや細さなども同様に微調整をしているとの事。

ARAI CORON テラコッタ


微調整を重ねたことによって、洗練されたバッグとなったんですね。

バイヤー楠の使用レポート

ARAI CORON SHO ブラック


私は、昨年の8月に実施した受注会でARAI CORONのCHUをオーダーしました。ここ数年は外出の際は必ずパソコンを持ち歩く事になり、バッグの重さが負担になっていたので、リュックしか使っていなかったのです。ただ、商談やお出かけの際の洋服によってはバランスが悪い、というのがちょっとした悩みでした。


でも、sonorのバッグは、豚革なので見た目に反して軽いのがいいところ。撮影の際に、持ち物が多い私が、実際に持ち歩いている荷物を入れてみましたが、自宅にある革バッグと比較すると、サイズ自体は大きいのに、重さは約半分だったんです。これならば、商談やお出かけの際の服にも合わせられると思ったのがオーダーした理由なのですが、今はその判断をしてよかったなと思っています。

ARAI CORON CHU ブラック


こちらが私の私物のバッグです。昨年の11月に手元に届いてから、週一回程度の頻度で使用していましたが、ここ最近になって買った当時ハリ感のあった革がくたっとしてきました。「バッグにパンパンに荷物を入れるよりも、くたっとさせたら格好いいかも」と思って、あえて大きめのサイズを購入したのですが、イメージ通りのバッグに育っている気がします。

とはいえ、マチが17cmあるので、バッグ自体は大容量。一泊二日の帰省の荷物もしっかり収納でき、厚手のコートを着ていても、ちゃんと肩掛けできました。


そうやって使っているうちに、革の切りっぱなしの部分が少し毛羽立ってきたように感じたので、先日、デザイナーの園田さんにお見せしたところ、革用のローションで満遍なく拭くのがいいと教えていただきました。

革は人の肌と同じで、保湿が大事なんだそう。乾燥した状態でケアせずに放置すると、毛羽立ちが出たりしますが、保湿すると艶も出ていい状態が保てるのだといいます。革の表面にある毛穴はいろんな方向を向いているので、ローションは円を描くようにして拭くのがコツだとも教えていただきました。

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ARAI CORON CHU ライトブラウン


春夏シーズンは薄い色の服を着ることも多くなるので、バッグの色が服に移らないかが心配になり、聞いてみたのですが、バッグから服に色が移ることはほぼ無いのだそう。逆に、服の色がバッグに移ってしまう事があるようなんです。特に、デニムは要注意。一度服の色がバッグに移ってしまうと落とすことは難しいようなので、色落ちすると注意書きに書いてあるお洋服の日は、念のため別のバッグを持つのがいいかもしれません。

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ARAI CORON CHU ブラック


sonorのバッグは、しばらく革バッグから離れていた私でも、一点一点丁寧に制作していただいたバッグだからこそ、長く大切に使いたいと思わせてくれた一品なんです。

ZUTA M テラコッタ


今回オーダーいただいた方には、6月上旬頃にお手元にお届けできるようにと考えております。sonorのバッグの革には、傷や色のムラなどの個性があります。でも、人間も肌に違いがあるように、豚にだって個性も、季節による変化もあるのは当然なんだと、園田さんは言います。

環境に優しく、できるだけ自然のものを生かしたモノ作りとは、本来こういうこと。それは、sonorが最もこだわっているポイントなんです。自分だけのバッグが届くのを、是非楽しみに待っていただきたいなと思います。

オーダーは、3月31日(日)までですので、気になる方はお早めにオーダーください。

このコラムを書いた人

楠 美冴登

スタイルストア バイヤー

楠 美冴登

ショッピングユニットでバイヤーをしています。 スタイルストアの商品によって、どこかで誰かがちょっとだけ幸せになればいいなと思ってバイイングをしています。それだけが私の大きなこだわりです。