バイヤーからのお便り

365日着たくなる。老舗メーカーが手がける洗濯機OKシルクインナー

2024年06月20日更新

こんにちは、バイヤー加藤です。

新しいシルクインナーブランド、「MALYNE SILK(マリーネシルク)」のお取り扱いが始まりました。ブランドスタートから30年もの間、一貫して「 天然繊維のシルクウエアを暮らしの中で、もっと身近に楽しんでもらいたい 」という想いでシルクインナーを作り続けているブランドです。

なんと、全アイテムが洗濯機OKのウォッシャブルシルクで作られているという事実が、つくり手がどれだけ真剣に「身近に楽しめる」インナーを目指しているかを物語っているなと感じ、ご紹介を決めるきっかけとなりました。

「正絹」と「絹紡糸」、2種類のシルク素材を使ったアイテムの販売が始まりますので、それぞれの特徴やおすすめポイントをご紹介します。

夏はひんやり涼しく着られる、なめらか&薄手の正絹シリーズ

マリーネシルクでは、シルクの中でも最高位にランク付けられる、艶となめらかさを持ったシルクを「正絹」と呼んでいます。私たちがイメージする、レース付きの高級なランジェリーによく使われているようなとろみのある素材ですが、実は価格の高騰もあり、今ではほとんど使われていないんだそうです。

そんな希少な素材をあえて毎日着てほしい、と考えるつくり手が生み出したのは、華美なデザインを排除した、とてもシンプルなタンクトップとショーツです。

手に取るとさらり、ひんやりとしていて、蒸し暑い今の時期には特におすすめの肌触りです。

シルクには繊維の間にたくさんの小さな穴が開いています。その穴が汗を吸ってくれるため、綿の約1.3倍の吸湿性と約1.5倍の放湿性があります。そのため、夏場はムレにくく、冬場は暖かく過ごすことができます。

また、シルクは人の肌ときわめて近い成分でできているため、肌に余計なストレスを与えません。化学繊維のインナーが肌に合わないという方にもおすすめです。

いくら肌に優しいと言われる素材を使用していても、脇の縫い目のごろつきや、縫い込まれたタグのせいで肌に違和感を感じる、痒みが出てしまうという経験をした方も多いと思います。

こちらは、筒編みの生地を使用しているので、脇に縫い目がないのも嬉しいポイント。着丈はヒップをカバーする丈で、ボトムスからはみ出しにくいちょうどよい長さです。薄手の生地でごくシンプルなデザインなので、アウターに響かず、とても軽やかな着心地が魅力です。

お揃いのボクサーショーツは、伸びの良い天竺編みでヒップ全体を優しく包んでくれます。ボトムスに響かない薄地の仕立てですが、クロッチ部分は2重で丈夫な作りです。

ウエストはゴム仕様ですが、ソフトタイプかつ太めの幅のものを採用しているため、窮屈さがありません。

また、足回りは、鼠蹊部を締め付けずリンパの流れを妨げないよう、ゴムを使用せずに仕上げました。シルク生地を2重にして仕立ててあるので、裾がめくれてくる心配もありません。

年齢とともに肉付きがよくなり、ショーツで締め付けられることで体がむくんでしまう、そんなお悩みを解消してくれるデザインです。

ぴったりと体にフィット、丈夫さと機能性にすぐれた絹紡糸シリーズ

「絹紡糸」とは、生糸製造時に出る端糸や、生糸にできない繭の糸を紡績したシルク糸のこと。もともと処分されるはずだった糸を活用しているので、エコな素材でもありますが、もちろんシルクの良さは堪能できます。正絹シリーズに比べて、しっかりとした丈夫な生地感で、気をつかわずに日常使いできます。

天竺編みで仕上げることで、横方向によく伸びるのが特徴です。こちらの素材は、カップ付きインナー2種類をセレクトしました。

「シルク100%カップ付きフレンチ袖」は、汗対策ができるインナーとしても優秀です。

気になる脇汗や背中の汗を吸い取って放出してくれるので、半袖や5分袖のトップスの下に着ると蒸れることなく、汗染みも気になりません。

ノースリーブや、チラ見えしやすいトップスに合わせやすいのがこちらのキャミソールタイプです。

アジャスターが付いているので、体型に合わせて調整ができます。

フレンチ袖、キャミソールともに、カップ付きなのでブラの締め付けが苦手な方にもおすすめです。肌に当たる部分は極力縫い目を無くし、アンダーバストには、肌当たりの良いゴムをぐるりと一周通し、バストを優しくホールド。ゴムは入れ替えも可能なので、締め付けが特に気になる方は、外して着用していただくことも可能です。

付属のパッドは、着けるだけで形が整って見える三角パッドを採用。らくちんなだけでなく、体型をきれいに見せてくれます。

お手入れのポイント

MALYNE SILK(マリーネ シルク)のインナーはすべてウォッシャブル。毎日気兼ねなく洗えるので、シルクのインナーは初めてという方にもおすすめなんです。

洗濯機で洗う際は、摩擦を避けるため、目の細かいネットに入れてくださいね。弱水流や手洗いモードを使用し、脱水は15秒ほどでOKです。洗剤は、シルク専用のものか、おしゃれ着洗い用として市販されている中性洗剤がベスト。シルクは直射日光に当たると、黄ばみや色褪せの原因になったり、乾いたときにゴワゴワしてしまうので、陰干しをしてください。このようなポイントを押さえておくだけで、シルクの心地良さを長くお楽しみいただけますよ。

シルクが肌にやさしいと分かっていても、繊細で扱いが難しいことから日常に取り入れることがなかなかできなかった方も多いのではないでしょうか。

MALYNE SILK(マリーネシルク)のインナーなら、おうちで簡単に洗えるから、そんな壁を取り払ってシルクの肌触りを楽しむことができます。天然のエアコンとも、着る美容液とも言われるシルクの力で、暑い夏も寒い冬も快適に過ごしてみませんか。

このコラムを書いた人

加藤 紀子

スタイルストア バイヤー

加藤 紀子

ショッピングユニットでバイヤーをしています。衣食住にまつわるすべてのことに興味があります。暮らしを楽しみたいという気持ちを大切にしたいと思っています。

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