バイヤーからのお便り

【締め切り間近!】日本人の足に合った、低反発インソールの国産レザーシューズ

2024年08月05日更新

こんにちは、バイヤー加藤です。

最近、同年代の友達と会うと、面白いくらいに全員がフラットシューズを履いて登場します。年齢を重ねるとともにライフスタイルが変化し、「ヒールを無理して履くよりも、歩きやすさを重視したい」、「足の健康を考えるようになった」とのこと。

でも、スニーカーやバレエシューズではないフラットシューズというと、まだまだ選択肢は限られます。当店では、きれい目な装いに合うフラットシューズをたくさん提案したいという思いがあり、このたび、新しいつくり手によるシューズの受注会を開催することになりました。

「ramble dance(ランブルダンス)」は、レザーの鞣し加工から一貫して国内での生産にこだわり、職人によって1足ずつ丁寧に仕上げるシューズブランド。日本人の足型に合わせて作られているから、足が締め付けられることもなく快適に履けます。

8月18日(日)までご注文をお受けし、お届けは11月下旬を予定しております。シューズは良いなと思っても、欲しいカラーやサイズが手に入らないことも多いもの。

少しお時間は頂戴しますが、自分にぴったりのシューズが手に入る貴重な機会を是非お見逃しなく。

コーディネートが上品にまとまる、端正なデザイン

今回受注をお受けするのは、「エナメルレザーレースアップシューズ」、「シュリンクレザースリッポンシューズ」、「ヌバックレザースリッポンシューズ」の3型です。

どれも、普段のカジュアルな装いにも、お仕事などの少し改まった装いにも馴染むことを重視してセレクトしたデザインです。

エナメルレザーレースアップシューズ

こちらはエナメルレザーを使用したレースアップシューズです。艶と光沢があるから、デニムなどのカジュアルなアイテムとあわせてもどこか上品できれいな印象になるのがよいところ。当店のスタッフの中では人気No.1の形です。

スニーカー感覚で気負わず履けるのに、お仕事服とも好相性です。

エナメルレザーのシューズというと、固く厚みのあるものが多いと思います。でも、こちらは一般的なエナメルよりも薄くソフトなレザーを採用し、そのうえでさらに柔らかくなるよう加工が施されています。だから、足の動きにぴったりフィットして履きやすいのがポイント。

いつものパンツスタイルも、こちらのシューズとコーディネートすれば、ご覧の通りきれい目な上品カジュアルに。パンツスタイルやマニッシュな装いが好きな方におすすめの型です。

シュリンクレザースリッポンシューズ

こちらは、革に「シボ」と言われる凸凹を出すシュリンク加工を施したレザーのシューズです。レザーのなめらかな質感と光沢、すっきりしたデザインが大人の女性らしいエレガントな足元にしてくれます。今回の受注会では、つかい手の人気No.1がこちらの形です。

カラウチという、革の繊維をほぐして柔軟にする技法でシボを付けていくので、自然に近いシワが出るのと同時に、革が柔らかく丈夫になるのが特徴。足を優しく包みこんでくれます。

甲をほどよくカバーするデザインは、脱げにくく歩きやすいのがよいところ。ブランドのスタッフの中には、一日8時間歩いても疲れにくかったと、出張には必ずこれを履く、と決めている人もいるのだとか。

縫製にもこだわっていて、一枚仕立ての贅沢な作り。無駄な縫製がなく縫い目が少ないので、靴擦れしにくいのも嬉しいポイントです。

キズもつきにくく、「ベビーカーのストッパーを足で操作しても汚れにくく、おしゃれをあきらめずにいられる」というスタッフもいるそうで、スニーカーともコンフォートシューズとも違う端正な佇まいはどんなシーンにも重宝します。

ヌバックレザースリッポンシューズ

シュリンクレザースリッポンシューズと同じ形で、ヌバックレザーを使用したのがこちらのシューズです。

ヌバックとは、表面を短く起毛加工させた革のこと。、毛足は短くなめらか、毛羽が立たないので、色に深みが増し上品な表情で、オケージョンシーンにもぴったりです。

裏面を起毛させたスエードに比べて厚みがありしっかりとしているので、強度があり丈夫なのも特徴です。

シュリンクレザーと同じく1枚仕立てのシューズですが、型崩れ防止と着脱がスムーズにいくよう、ヌバックの方は内側に薄い合皮を貼っています。

マットで深みのあるブラックは、コーディネートをすっきりとまとめてくれるのが魅力。シュリンクレザーよりも少しフェミニンな印象もあります。

柔らかいレザーとモチモチしたインソールで疲れにくい

フラットシューズは、ソールが薄いと地面の衝撃が伝わりやすくて、歩き疲れたり腰やひざが痛くなる原因になることもあります。

でも、今回ご紹介するシューズにはすべて、低反発のクッション材入りのインソールを使用しています。抗菌・防臭効果のある合皮素材です。

もちもちとした独特の感触で足を包み込んでくれるので、長時間歩いても負担を感じにくくなっています。

どのレザーも柔らかく、かえりが良いのもポイント。足に吸い付くような履き心地で、靴擦れもしにくくなっています。

加工から全て国内生産だから、日本人の足型に合う

こうした素材やデザインのシューズは、インポートのものだと、サイズは合っているはずなのに、幅が狭く履けないということもあるかもしれません。これは、日本人の足型が幅広甲高傾向にあるのが原因です。

その点こちらは、EEEの木型を使用し、日本人の足型に合うように作られています。だから、幅広や甲高の方でも締め付けがなく、快適な履き心地です。

サイズの選び方

エナメルレースアップシューズは23.0cm~24.5cmまでの4サイズ展開、スリッポンシューズは22.5cm~25.0cmまでの6サイズ展開です。

基本的には普段お履きのサイズで問題ありません。

足の幅が広めの方や、外反母趾ぎみの方は、革が柔らかいため、足の形がやや出やすくなります。あたりが気になる方は、ワンサイズ大きめを選ぶのもおすすめです。

当店のモデル・スタッフにも試し履きをしてもらいました。

モデルA

「普段は24.5cmを履いていて、足幅はやや広め、甲の高さは普通です。こちらのシューズは24.5cmがぴったりでした。足にぴったりフィットして、どこも痛くありません。」

モデルB

「普段は23.5cmを履いていて、足幅は普通、甲の高さも普通です。こちらのシューズは23.5cmが、びっくりするくらいぴったりでした。パカパカすることもなく、このまま履いて帰りたいくらいです。」

スタッフA

「普段は23.5cmを履いていて、足の幅はやや広め、軽い外反母趾で、甲の高さは普通です。こちらのシューズは23.5cmがぴったりでしたが、やや親指の付け根の形が表に出ます。私は履き心地を優先するので23.5cmを選びますが、気になる方はワンサイズ上でもよいかもしれません。」

足に負担をかけたくないけれど、「楽だから」という理由で選ぶとおしゃれが楽しくない……そんなジレンマを抱える方におすすめしたいのが、ramble danceのシューズです。

国内で丁寧に作られているという生産背景がありながら、手の届きやすい価格設定にも魅力を感じます。

デザインの良さと履きやすさを両立した、大人の毎日に優しい一足は、忙しく過ごす女性の心強い相棒となってくれます。

このコラムを書いた人

加藤 紀子

スタイルストア バイヤー

加藤 紀子

ショッピングユニットでバイヤーをしています。衣食住にまつわるすべてのことに興味があります。暮らしを楽しみたいという気持ちを大切にしたいと思っています。