インタビュー&ゲストコラム

甘酢で楽しむふんわり「油琳鶏」![毎日のお助けレシピ 万能甘酢編 vol.2/4]

2015年08月02日更新

「万能甘酢」で、みんな大好きなあのレシピを

vol.1では、万能甘酢を使った、さっぱりとした夏のレシピをご紹介しました。今回は甘酢を使った、とっても手軽な『油琳鶏』のレシピをご紹介します。子どもも大好きな鶏の唐揚げに、甘酢をたっぷりしみ込ませたシンプルなひと品。万能甘酢がそう呼ばれるワケが、きっとお分かりいただけると思います。

まずはおさらい♪「基本の甘酢」

甘酢を使えば、“冷めても美味しい”

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人気料理研究家としてご活躍の江口恵子さんが、前回教えてくださった「基本の甘酢」。

「甘酢を使った料理は冷たくなっても美味しいんです。」とあらためて甘酢のよさを語ってくださった江口さん。そのよさを活かして、たっぷり保存しておいた甘酢を他の料理に使ってみませんか。

まずは甘酢の作り方のおさらいです。4つの材料と分量をしっかりおさえておきましょう。

【基本の甘酢材料(約350cc分)】
・米酢 240cc
・きび砂糖 90g
・みりん 60cc
・塩 小さじ1

【甘酢の作り方】
材料を小鍋に入れて火にかけ、一煮立ちしたら火を止めます。そのまま常温保存ができます。保存瓶などの容器に入れてストックしておくのがおすすめですよ。

甘酢でアレンジ!「油琳鶏」を作ろう

さっくりとした食感も楽しい油琳鶏

今回は、前回作った「新生姜の甘酢漬け」で風味づけをした油琳鶏を作ります。 火の通り加減や味のしみ込ませ方が難しいとも言われる鶏肉のレシピ。

でも今回のレシピは心配無用です。江口さんから直伝!鶏肉をふんわり仕上げるコツまで覚えられます。

準備する材料(2人分)

・鶏もも肉⋯大き目1枚(350~400g)
・日本酒⋯大さじ2
・醤油⋯大さじ1 卵⋯1個
・小麦粉⋯大さじ3
・胡椒⋯少々
・ねぎ⋯15cm
・(※)甘酢新生姜⋯30g
・(※)新生姜を漬けた甘酢⋯30cc
・米酢⋯大さじ1

(※)甘酢新生姜を作っていなくても大丈夫。その場合は、新生姜30gに対して甘酢40ccを用意しましょう。

作り方

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(1)まずはタレづくりです。ねぎと新生姜をみじん切りにしてボールに入れ、甘酢と米酢を注いで混ぜておきます。甘酢の味ができあがっているので、失敗の心配もないですね。

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(2)鶏もも肉をひと口サイズにカットしてボールに入れ、日本酒と醤油に漬け込みます。10〜15程度で味がなじみます。(左上)

(3)(1)のボールに卵を割り入れ、小麦粉を加えてまんべんなく混ぜます。(右上)

※鶏肉は、外に取り出して小麦粉をまぶすよりも、混ぜ合わせたほうが味がしみてふんわりと仕上がります。(左下)

(4)170度の油でこんがりと揚げ、(1)のボールに入れてマリネします。(右下)

江口さんからのワンポイント♪

今回のレシピには、実はふたつの楽しみが。「甘酢に漬け込まなければ、シンプルな唐揚げとして楽しめます。だから、作った分量のうち、揚げたては唐揚げとして、もう半分は甘酢に漬けて油琳鶏としていただけるので、一度で二度楽しめるレシピなんですよ。」(江口さん)

甘酢のしみ込んだ油琳鶏の完成です!

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[使用したお皿]
sen/檸檬皿

お皿の真ん中にきれいに盛り付けし、タレを上から注ぎましょう。 夏らしく色鮮やかなテーブルクロスやランチョンマットを使って、テーブルを華やかに飾ってみてもすてきです。

待ちに待った、試食のとき!

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調理中のキッチンには香ばしいにおいが広がり、完成を今か今かと心待ちにしていたスタッフ。ついに試食のとき。

「さくっとした唐揚げに甘酢がぎゅーっとしみ込んでいて、新生姜がからみあって絶妙な食感!冷めてもしっとりとした感じがかえってサラダ感覚のようで、夏にぴったりかも。」(企画・徳島)

vol.1に続き、“食べ始めたら止まらない”甘酢の魅力に虜となったスタッフ。このあとは、最後のひとつまで油琳鶏の取り合いになりました(笑)。

[コツ]お酢のメリットを活かそう!

傷みの心配も少ないので、お弁当などにもぴったり

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「お酢を使っているので、調理後の料理が傷みにくいのもメリットのひとつ。だから、容器に移して冷蔵庫で保管し、翌日のお弁当に詰めてあげてもいいですね。」(江口さん)

普段のごはんが進むだけでなく、おもてなしにも喜ばれる上品な甘酢がしみ込んだ油琳鶏をご紹介しました。大切な家族や友人と一緒に、ぜひ味わってみてくださいね。

江口恵子さんプロフィール

江口恵子さんプロフィール

フードスタイリスト。「pen」「オレンジぺージ」「saita」他女性人気雑誌や広告でレシピ提案、スタイリングなどで活躍するかたわら、ケータリング、吉祥寺のカフェORIDO、料理教室を柱とした“ナチュラルフードクッキング”を主宰。シンプルにおいしい、野菜たっぷりのごはんを、さまざまなシチュエーションで多くの人に届けるべく、奮闘中。 特にケータリングは健康志向の多くのタレント、ミュージシャンからも支持を受けている。夫は建築家。女児2人、男児1人の3人の母でもある。


作り置きしておいた甘酢を使えば、失敗がないだけでなく“時短”にもなります。新生姜の香りに食欲もおのずとわいてきますよ。次回は「白菜と豚バラの炒め煮」をご紹介します!乞うご期待。

企画&コーディネイト:徳島久輝
撮影:廉澤志乃
スタイリング:江口恵子さん & スタイルストア 柳沼周子

毎日のお助けレシピ 万能甘酢編(全4回)

vol.1 夏は「野菜の甘酢漬け」でさっぱりと!
(7月26日)

vol.2 甘酢で楽しむふんわり「油琳鶏」!
(8月2日)

vol.3 シャキッと食感「白菜と豚バラ肉の炒め煮」
(8月9日)

vol.4 とろみでいただく「厚揚げの野菜あんかけ」
(8月16日)

このコラムを書いた人

rinhonda

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