バイヤーからのお便り

軽やかであたたか！ワンピースのようなコートです

2015年09月22日更新

こんにちは、柳沼です。

先日、沖縄から見えたお客さま。
東京が予想以上の寒さだったようで、
商談中ずっと鳥肌でした（笑）。

9月＝残暑、が頭の中で常識に
なっておりましたが、今年はさすがに
いつもより早めにアウターの準備が
必要になるかもしれません。

今日ご紹介するのは、
コートとジャケットの中間のような感じで、
軽やかに着られるコート。
バックプリーツが美しいシルエットを
作る、気の利いた一着です。

いかにも防寒というようなコートは
意外と着る期間が短いもの。
その点、このソフィダブルコートは
暖かくも軽く着られるのが魅力。

ノーカラーのVネックというデザインも
ポイントで、初秋にはこんな感じで、
長袖トップスに重ねてすっきりと。

寒くなってきたら、巻き物で防寒。

襟がないので、こんなふうに
スヌードを二重巻きにしても
おさまりがいいんですね。

経験上、寒い時期でも、服を着込むと
「暑すぎて汗ばむ」ことになりがち。
外にいるときは、マフラーなどで冷気が
入らないようにすると充分暖かく、
室内でも快適に過ごせます。

写真のモデルは身長157センチで、
7-9号の中間ぐらいの体型です。
彼女が、ブラウス1枚の上に着ると、
ちょっとコートが大きいかなという印象。

というのも、冬場、下にニットなどを
着込んでも大丈夫なように、身幅や
袖幅はゆとりをもって作られているから。
でも、バックプリーツのお陰で、変に
ダボダボして見えることはありません。

ちなみに腰の飾りベルトは
ボタンで取り外し可能です。

外すと背中のプリーツが目立ち、
ワンピースのような雰囲気に見えます。

このプリーツが生むゆとりのお陰で、
9号から13号体型ぐらいの方まで
キレイに着られると思います。

横から見たときのシルエットが
とてもきれいです。

撮影してみて気付いたのが、
コートにしては珍しく、
色々な着こなしが楽しめる服
だった、ということです。

襟ナシの深いVネック、という
デザインなので、下に合わせる
服の色や柄が見える面積が大きい。
それによって、結構雰囲気が
変わって見えるんですね。

前のボタンを留めるかあけるか、
インナーの色や巻物をどうするか。

こんなふうに柄物を合わせるだけでも
ぐっとモードっぽい印象になって、
ちょっとびっくりしたほどでした。

税別27,000円という、
手頃な価格も嬉しいポイント。
インナーを調節したり、
巻き物や手袋で冷気対策をしたり、
着こなしを楽しみつつ、初秋から
冬まで長く楽しめる貴重なコートです。

Encachette/ソフィーダブルコート
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大手小売業で服飾雑貨のバイイング、新規ブランド開発を行う。その後活動の場をインターネットに移し、2006年にスタイルストアへ参加。得意ジャンルは服飾雑貨、最近は地方の名品発掘がおもしろくて仕方がない。モノの背景を知ってこそ見える、真のお買い得品をセレクトする、これが信念です。

スタイルストアバイヤー