インタビュー&ゲストコラム

短時間で簡単!ピリ辛「即席キムチ」[毎日のお助けレシピ 常備菜編 vol.3/4]

2015年10月04日更新

本格派キムチをおうちでササッと作ろう♪

全4回にわたってお届けしている毎日のお助けレシピ常備菜編。第3回目は、市販のキムチのもとを使わずに、短時間で作れる「即席キムチ」のご紹介です。たっぷりのシャキシャキ野菜をピリ辛アレンジして、白いごはんが進むひと品を作ってみましょう♪

キムチのもとからつくる、シャキシャキ即席キムチ!

材料にひと手間加えれば、あとはあえるだけ♪

材料にひと手間加えれば、あとはあえるだけ♪

人気料理研究家としてご活躍の江口恵子さんが今回教えてくださるのは、韓国の家庭料理「キムチ」。日本でもごはんのおかずとしてなじみあるひと品ですが、作るとなると時間も手間もかかるのではないかと思っている方もいるのではないでしょうか。

しかし!ひと手間かければ、本格派のキムチをあっという間に作ることができるんです。さっそく、そんな“即席キムチ”のレシピを一緒に覚えてみませんか?

材料

材料

コチュジャン…10g
梨…1/2個
しょうが…1片
にんにく…1片
人参…1/3本
大根…3cm
万能ねぎ…5本
きゅうり…2本 (粗塩…小さじ1)
白菜…500g(1/8個)(粗塩…大さじ1)

作り方

作り方

① 梨としょうがは「皮ごと」、にんにくは皮を剥いてすりおろします。人参と大根は千切りに、万能ねぎはよく洗い3cmに切ります。

「生のにんにくは、入れたほうがキムチならではの風味は増しますが、にんにくが苦手な方は入れなくても美味しく作れます!」(江口さん)

「梨はあえて皮を剥かずにすりおろすんですね?」(中井)

「はい、皮と実のあいだにあるうまみと栄養素を残すために、皮ごとすりおろすのがポイントです!」(江口さん)

作り方

② ボウルに①とコチュジャンを入れて混ぜ合わせておきます。(左上)

③ きゅうりは洗ってヘタを取り、分量の塩で板ずりして10分おきます。長さを4等分に切り分け、さらに半分の太さに切ります。
※塩で板ずりすることで、表面に傷がつき、味がしみこみやすくなります。(右上)

④ 白菜は2~3cm幅に切りビニール袋に入れ、分量の塩を加えてまぶします。そのまま空気を抜いて口をしばり20分ほどおいた後、水分をしっかりしぼります。
※漬物の置き石のようなイメージで、上からギューッと強めの力を入れて袋の空気を抜きましょう。より短時間で水が出てきます。(左下)

⑤ ②のボウルにきゅうりと白菜を加えてよく混ぜ合わせます。30分以上置いたら完成です。10分程度たつと、大根と人参から水分が出て、しんなりしてきます。(右下)

あっという間に「即席キムチ」の完成です!

完成

[使用したお皿]ヒロイグラススタジオ/モール鉢 クリア

涼しいクリアなお皿に、即席キムチを上品に乗せて、キムチが美しくさえ見えますよね♪残ったら、密閉できる容器に入れて冷蔵で保存しましょう。

白飯が止まらない!? ピリ辛キムチにスタッフもやみつきに

白いごはんを用意して、スタッフで即席キムチをさっそくいただきました。即席で作ったにもかかわらず、しんなりとしたキムチの食感に驚くスタッフ。

「作りたてと比較すると分かるのですが、一晩おくとしんなりしてきて、また違った食感になるんです。一晩で味もしっかり入るし、キムチは常備菜として優秀なんです。」(江口さん)

「週末のおつまみや、ごはんのおかずにサッと使えますね。」(中井)

冷蔵庫で1週間保存できるから、たくさん作っておけるし、常備菜としては優秀すぎるひと品ですよね。

「浅漬け感覚で、さわやかな味ですね。ピリ辛なんだけど、パクパク食べられます。白いごはんがすすみますね。」(中井)

「それに、火を使わないから、作るのも手軽ですよね。」(江口さん)

みなさんも「あとひと品、何か作りたいな」というときに、火を使うとなるとちょっぴり煩わしく感じること、ありませんか?でも、あえるだけの簡単レシピなら、材料さえあればあとは手早くできちゃいます。しかも、量も気にせず作れますね。ちょっと作りすぎても安心の“常備菜”なのですから。

[コツ]キムチを“品よく”見せることができるんです!

シンプルなのに華やかに見せる方法

シンプルなのに華やかに見せる方法

キムチを上品に乗せるコツは、器の大きさに対して少なめに盛り付けること。大き目の器であればなお華やかさが増しますよ。キムチも盛り付けひとつで、おもてなし向きのひと品に早変わり!

江口さんプロフィール

江口さんプロフィール

フードスタイリスト。「pen」「オレンジぺージ」「saita」他女性人気雑誌や広告でレシピ提案、スタイリングなどで活躍するかたわら、ケータリング、吉祥寺のカフェORIDO、料理教室を柱とした“ナチュラルフードクッキング”を主宰。シンプルにおいしい、野菜たっぷりのごはんを、さまざまなシチュエーションで多くの人に届けるべく、奮闘中。 特にケータリングは健康志向の多くのタレント、ミュージシャンからも支持を受けている。夫は建築家。女児2人、男児1人の3人の母でもある。


食欲の秋。暑さが落ち着いて、美味しい食材の楽しみどきですね!次回はいよいよ、毎日のお助けレシピ常備菜編の最終回です。簡単なのにとってもおしゃれなひと品「ねぎとカブのグリル」をご紹介します。どうぞお楽しみに!

(企画・コーディネート:徳島久輝、撮影:廉澤志乃、スタイリング:江口恵子さん & STYLE STOREスタッフ)

このコラムを書いた人

rinhonda

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