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個性派揃いのコンパクトな財布、私にぴったりの一品を探して

2018年12月20日更新

オンラインショッピングで不便な
ところといえば、比較がしにくいこと。

一つ一つの商品ページで、そのものに
ついては詳しく説明されていても、
いくつか迷った時に、ページを
行ったり来たりしながら比較する
のは大変ですよね。

当店では、軽くて薄い、コンパクトで
大容量など、特徴のあるミニ財布を
多くご紹介していることもあり、
謳い文句が似がち・・・

今回は、特徴あるコンパクト財布
6デザインを、比較して
ご紹介してみたいと思います。

「小さい財布が欲しいけど、どれが
いいのかイマイチピンとこない」と
ご不満の方が、このコラムをご覧になって
「あ、私にはこれだな」とあたりがつく。
そんなゴールを目指して、比較して
いきたいと思っています。

まずは、二つ折りか三つ折りか?

コンパクトな財布を大別すると、
まずは、二つ折りか三つ折りか。

二つ折りの代表選手から
ご紹介しますね。

上から
【1】POMTATA/L-Zip SHORT WALLET
【2】affordance/コンパクトな財布
【3】Coquette/ゴブラン口金財布
【4】鍵ポケットつきコンパクト財布 Slice
【5】m.ripple/二つ折り財布

次が三つ折りの代表選手です。

【1】PITH/MINI ROUND-ZIP WALLET
【2】Neutral Gray/三つ折り財布
【3】TO&FRO/コンパクトウォレット

それぞれ、お札を折ってから収納する
タイプと、折らずに出し入れできる
(やんわりクセはつくがくっきり折目
がつかない)タイプに分かれます。

コンパクト財布 二つ折り財布編

二つ折り財布をさらに分類すると、

1、L-zip=お札を折って収納し、
 L字のファスナーでまとめる

2、二つ折り=財布自体を折る
 お札は折らず、やんわり癖がつく

の2タイプに分かれ、
2の変わり種として、コケットの
取っ手付き口金財布があります。

L-zipと二つ折りを比べると、
差が出るのは「厚み」でしょうか。

L-zipは、中身をファスナーで
ぐるっとまとめて閉じるイメージ
なので、薄く持つことができます
(その分容量が限られる
ということでもありますが)。

まず、二つ折り2種の仕様と
特徴を比較してみます。

Coquette/ゴブラン口金財布
・カード横入れ×6
・カード入れは、ポイントカードも入る
 余裕のあるサイズ
・小銭入れは外付けで口金タイプ
・札入れは仕切りあり

m.ripple/二つ折り財布
・カード縦入れ×2
・中のカード入れは5-6枚収納可で、
 ポイントカードも入るサイズ
・小銭入れは画像右のこげ茶のところ

札入れ内にカード部屋、小銭部屋があり、それらを仕切りとして、紙幣とレシート類を分けるというつくり

特にm.rippleはなかなか見かけない
つくりなので、ぜひ商品ページ
動画もあわせて見てみて下さい。

L-zipのショートウォレットを比較してみる

次は二つ折りの中でも薄く持てる
L-zip財布同士を比較してみます。

仕様が大体同じなので、厚みもさほど変わらない

商品ページで単品の写真だけ見て
いるとサイズ感の違いが分かりにくい
かもしれませんが、多少差があります。

大きさと重さで比較すると、Sliceが一段小さく軽い

L-zipの二つ折りはざっくり3タイプに
分けることができます。

【1】affordanceのように革の質感重視
TEMPESTIも同じ仲間です

【2】POMTATA
一般的なL-zipの二つ折り

【3】Slice
当店オリジナルの変わり種

これらを比較して、使い勝手に影響
するところは、カードの収納方法と
財布の「開き具合」。
順にご紹介していきますね。

カード入れの仕様と開き具合の違いについて

【1】affordance

開き具合でいうと、一番狭いのが
こちらのタイプ。
そのかわり、カードは小銭入れ脇に
まとめて入れるので、狭さが仇になる
ことはありません。

斜めに出し入れできるので便利(あきが狭くても不便に感じないのはそのため、画像はTEMPESTI

すごくいい革を使って、経年変化を
愛でながら使う財布なので、基本的に
凝った仕様にはなっていません。

革の質感を最大限いかすべく、
ミシンを入れたり、付属をいろいろ
付けたりしたくないからです。

【2】POMTATA

POMTATAのL-Zip SHORT WALLETはすべて中は同じ仕様

一方、POMTATAのL-zipは、財布自体に
マチがついているので、大きく開きます。

特にこういったカードポケットが側面に
ついているタイプだと、カードを
出し入れする際、財布自体が開くことは
使い勝手の面でとても重要。

ちなみに使い方としては、こういう感じ
を想定していたのですが、

お札に折り目を付けたくないという
お客さまから、こんな使い方のアイデア
も届いています。

この場合、お札がきちんと収納されて
いないと、ファスナーが噛んでしまう
ことが想定されますので、その点は
ご注意を。

さて、L-zip最後はSliceです。

【3】Slice

これは当店オリジナルの仕様です。

弊社は、会社の鍵とセキュリティ
カードが社員に配布されます。
使用頻度は低いけど、持ち歩く必要は
あり、絶対無くせない!ということで、
この2つを財布に入れる社員が
多かったんですね。

そんなことから、鍵ポケット付きで、
最低限を薄く小さく持てる財布が
欲しい、と作ったのがSliceです。

一般的なL-zipとの大きな差は、サイズ。
Sliceはギリギリまでコンパクトにして
あるので、POMTATAのL-zipより横幅が
一センチ小さくなっています。

なので、男性で財布をポケットに
入れたい方、女性の小さなバッグ用の
財布としてかなりおすすめ。

お客さまのご要望で一度改良し、
小銭入れにマチをつけたので、
使いやすさもなかなかのレベルだと
自負しております。

お札は、底上げされた小銭入れの下をくぐらせて収納、これもコンパクトさに一役買っている

唯一難点をあげるなら、カード入れが
プラスチックカードサイズギリギリ
なので、出し入れしにくい場合がある
ことですね。

なので、個人的には使用頻度の高い
カードは、小銭入れ脇に数枚ガサッと
いれておくのがおすすめです。

コンパクトを極めるなら三つ折り財布

とにかく小さく、ということなら
やはり三つ折り財布に行き着きます。

こちらは当店の三つ折り財布の中でも
特徴的な3モデル。

【1】PITH/MINI ROUND-ZIP WALLET
【2】TO&FRO/コンパクトウォレット
【3】Neutral Gray/三つ折り財布

この中で、男女問わず、軽さと小ささを
追求するなら断然おすすめなのが、
【2】のTO&FROです。
なんといっても素材が布。重量29g!

中身を入れないとくちゃっとなる。芯がなく軽量性を極めた財布。

ちなみに小銭入れの位置は違いますが、
全体的なつくりは、エムピウの
ストラッチョと似ています。

TO&FROとサイズ的にはほぼ近く、
小銭入れが使いやすいのが、
Neutral Grayの三つ折り財布

上がTO&FRO、下がNeutral Gray/デイジーの三つ折り財布

軽さ、薄さを極めると、機能面では
どこか妥協が必要で、TO&FROの
場合はそれが小銭入れ。
ちょっと狭くて見にくい人もいる
だろうな、という感じです。

厚みと重さは出てしまいますが、
Neutral Grayは、マチつきでL-zipの
小銭入れがついており、開きが良く
視認性、取り出しやすさ共に◎。

あと革でない素材の財布は、
どうしてもカジュアルな印象に
なりますので、その点でも
Neutral Grayのルックスは高評価
ですね。

生地製で軽くて見た目もいい、
という財布ではsunaoの極小財布
は、西陣織でグレード感もあって
おすすめです。

三つ折りの変わり種が、THE PITH
MINI ROUND-ZIP WALLETです。

先に紹介した2種のサイズは、長辺が
約9.5センチなのに対し、PITHは
長辺が13センチと横長。
お札は予め三つ折りしたものを収納
するタイプです。

フレキシブルな使い方が可能で、
使用例1がこちら。

カードを多く入れたい方におすすめの使い方、名刺も入れられます

続いて、使用例2です。

小銭入れの使いやすさ重視の方にはこの使い方がおすすめ

特殊サイズで名刺や大き目のポイント
カードやクーポン類もおさめやすく、
見た目の高級感は群を抜いています。

敢えて難点を挙げるなら、お札の
三つ折りがマストなところ。

なので現金は予備で、カードやスマホ
での決済がメインという方に向いて
いると言えそうです。


以上、コンパクトな財布を比較して
みましたが、いかがでしたでしょうか?

商品ページの集合写真は、その財布の
色違いや、シリーズの型違いを
並べて撮ることが多いので、
「コンパクトな財布」と特徴を絞った
財布を集合させて撮っただけでも、
違いが分かりやすいなと思いました。

ブランドを横断した集合カット、
また今後もご紹介していきたいと
思います。

関連コラムもご覧ください

昨年はL-zipを比較していました。

>>あなたにぴったりの
L-zip財布はどれ?

こちらは洗剤比較!

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徹底検証しました

このコラムを書いた人

柳沼 周子

スタイルストア バイヤー

柳沼 周子

大手小売業で服飾雑貨のバイイング、新規ブランド開発を行う。その後活動の場をインターネットに移し、2006年にスタイルストアへ参加。 得意ジャンルは服飾雑貨、最近は地方の名品発掘がおもしろくて仕方がない。モノの背景を知ってこそ見える、真のお買い得品をセレクトする、これが信念です。

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