みんなの愛用品
今日は歩く日、これを履く日
バイヤーの柳沼です。
先月末、ダブルツリーのVANESSAが、
ようやく再入荷しました。
私は、この靴を皆さんにご紹介する前
から、個人的に買って履いていました。
なので、早く愛用品としてご紹介したい
と思っていたのですが、すぐサイズ切れ
になってしまい・・・涙
サイズが揃う日を、今か今かと
待っていたところだったのです。
VAVESSAがどんな靴か、
一言で表現するとしたら、
「安心して履ける靴」。
・仕事
・外出
・長時間歩く
・TPO的にスニーカーはNG
そんな時、迷わず足を入れるのが
この靴です。
パンプスとブーツの中間のような履き心地
仕事で靴を扱うようになって、
気付いたことが一つあります。
それは、特にパンプスやバレエシューズ
のような靴で歩くとき、かなりの割合で
足が「靴から浮いている」のではないか
ということです。
パカパカしているということですね。
![](https://stylestore.jp/html/upload/save_image/common/0108202641_zzzzzd728d4a2.jpg)
足の甲の両サイドを、革が包み込みようなデザイン
VANESSAを履くと、甲の両側を
革が覆う面積が多いため、ブーツを
履いた時のような「足が包まれる」
感覚になります。
歩くときも、一切パカパカしない
ので、安定感がある。
![](https://stylestore.jp/html/upload/save_image/common/0110182127_zzzzz5000b043.jpg)
かかとが、ほんの少し内側に入っているのもポイント
この、常に足と靴が一体になっている
感覚を味わってみて、あ、今までの
仕事靴は、大なり小なりパカパカして
いたのだな、と気づかされました。
やわらかいだけの靴底は良くない
![](https://stylestore.jp/html/upload/save_image/common/0108202640_zzzzzab06f1e5.jpg)
半年履いたVANESSA、いい感じのシワが長時間歩行の相棒である証
履き心地と歩きやすさに関して、
もう一つ重要なのが、足裏にくる
底&クッション材。
最近は、試着の段階で履き心地が良く
感じられるように、足あたりのいい
クッション材が使われた靴も多いそう。
その方が、売れやすいからですね。
しかし長い目で見ると、体重がのって、
自分の足の形に馴染んだ状態で
履きやすいことがベスト。
試着で「やわらかくていい感じ♪」と
思うということは、体重が乗ったら
クッション材と足の間に隙間ができる
可能性が高いので、これが結局冒頭の
「パカパカする」につながるわけですね。
![](https://stylestore.jp/html/upload/save_image/common/0110174850_zzzzzd67d44be.jpg)
ニットワンピース DRESS HERSELF、レギンス くらしきぬ
VANESSAの場合は、低反発と高反発
2種類の材が使われています。
低反発は、あの枕のCMが浮かぶ
方も多いと思いでしょうか。
まさにあんな感じで、
特に土踏まずの隙間を埋める
「アーチクッション」として
低反発素材が採用されています。
一方、中底には高反発の素材が
使われていることで、体重がのっても
沈み込みすぎず、歩いた時に、
靴のかえりがよくなっているんですね。
これが、安定感のある歩行につながり、
「歩きやすい」「長時間歩いても
疲れにくい」という履き心地を生む
わけですね。
今日行くところは駅から歩くな、
とか、展示会で終日外回り・・・
そんな「今日は歩く日」という日の
朝、選ぶのはこの一足。
ほんのりモードなルックスも含め、
今のところ、これに勝る仕事靴は
なさそうです。
![](https://note.stylestore.jp/wp-content/uploads/2021/05/yaginuma.jpg)
大手小売業で服飾雑貨のバイイング、新規ブランド開発を行う。その後活動の場をインターネットに移し、2006年にスタイルストアへ参加。 得意ジャンルは服飾雑貨、最近は地方の名品発掘がおもしろくて仕方がない。モノの背景を知ってこそ見える、真のお買い得品をセレクトする、これが信念です。