みんなの愛用品

今日は歩く日、これを履く日

2019年01月12日更新

バイヤーの柳沼です。
先月末、ダブルツリーのVANESSAが、
ようやく再入荷しました。

私は、この靴を皆さんにご紹介する前
から、個人的に買って履いていました。
なので、早く愛用品としてご紹介したい
と思っていたのですが、すぐサイズ切れ
になってしまい・・・涙

サイズが揃う日を、今か今かと
待っていたところだったのです。

VAVESSAがどんな靴か、
一言で表現するとしたら、
「安心して履ける靴」。

・仕事
・外出
・長時間歩く
・TPO的にスニーカーはNG

そんな時、迷わず足を入れるのが
この靴です。

パンプスとブーツの中間のような履き心地

仕事で靴を扱うようになって、
気付いたことが一つあります。

それは、特にパンプスやバレエシューズ
のような靴で歩くとき、かなりの割合で
足が「靴から浮いている」のではないか
ということです。
パカパカしているということですね。

足の甲の両サイドを、革が包み込みようなデザイン

VANESSAを履くと、甲の両側を
革が覆う面積が多いため、ブーツを
履いた時のような「足が包まれる」
感覚になります。

歩くときも、一切パカパカしない
ので、安定感がある。

かかとが、ほんの少し内側に入っているのもポイント

この、常に足と靴が一体になっている
感覚を味わってみて、あ、今までの
仕事靴は、大なり小なりパカパカして
いたのだな、と気づかされました。

やわらかいだけの靴底は良くない

半年履いたVANESSA、いい感じのシワが長時間歩行の相棒である証

履き心地と歩きやすさに関して、
もう一つ重要なのが、足裏にくる
底&クッション材。

最近は、試着の段階で履き心地が良く
感じられるように、足あたりのいい
クッション材が使われた靴も多いそう。
その方が、売れやすいからですね。

しかし長い目で見ると、体重がのって、
自分の足の形に馴染んだ状態で
履きやすいことがベスト。

試着で「やわらかくていい感じ♪」と
思うということは、体重が乗ったら
クッション材と足の間に隙間ができる
可能性が高いので、これが結局冒頭の
「パカパカする」につながるわけですね。

ニットワンピース DRESS HERSELF、レギンス くらしきぬ

VANESSAの場合は、低反発と高反発
2種類の材が使われています。

低反発は、あの枕のCMが浮かぶ
方も多いと思いでしょうか。
まさにあんな感じで、
特に土踏まずの隙間を埋める
「アーチクッション」として
低反発素材が採用されています。

一方、中底には高反発の素材が
使われていることで、体重がのっても
沈み込みすぎず、歩いた時に、
靴のかえりがよくなっているんですね。

これが、安定感のある歩行につながり、
「歩きやすい」「長時間歩いても
疲れにくい」という履き心地を生む
わけですね。

今日行くところは駅から歩くな、
とか、展示会で終日外回り・・・
そんな「今日は歩く日」という日の
朝、選ぶのはこの一足。

ほんのりモードなルックスも含め、
今のところ、これに勝る仕事靴は
なさそうです。

このコラムを書いた人

柳沼 周子

スタイルストア バイヤー

柳沼 周子

大手小売業で服飾雑貨のバイイング、新規ブランド開発を行う。その後活動の場をインターネットに移し、2006年にスタイルストアへ参加。 得意ジャンルは服飾雑貨、最近は地方の名品発掘がおもしろくて仕方がない。モノの背景を知ってこそ見える、真のお買い得品をセレクトする、これが信念です。

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