みんなの愛用品

リンパにまつわる疑問、プロに聞いてみました

2019年08月18日更新

バイヤーの柳沼です。フェイシャルケアツール「cygne(シーニュ)」を購入して約1年が経ちました。

シーニュは、メイクアップアーティスト小田切ヒロさんが監修されています。ご本人のデモンストレーションを間近に見て、お手入れ魂に火が付いたのは、昨年末のこと。

電源不要、持ち運び簡単、入浴時にも使える、と気に入って使っていた一方、お客さまから「使い方がイマイチわからない」「これで気持ちいいのかな?」など疑問の声が届くことも。

その疑問に答えたい、でも、私自身もリンパの知識は曖昧かも・・・そんな時に出会ったのが、マールアペラルのクリエイティブディレクターで、スポーツアロママッサージオイルを監修したセラピスト川畑真希子さんです。

ドイツにある世界最大規模のリンパ浮腫施設「フェルディクリニック」でリンパ浮腫のための複合的理学療法を学んだ川畑さん。セラピストとして病院でのお仕事もされている彼女に、リンパにまつわる疑問について聞いてみました。

Q1、そもそもリンパって何ですか?

A、老廃物を出し、菌やウイルスから身体を守るもの

リンパが滞る、脇のリンパ、などというけれど、リンパって実際のところ何なんでしょうか。

リンパは体液の一種で、体内の老廃物を回収し、菌やウイルスから身体を守る役割を持っています。脇や鼠径部などにある「リンパ節」とは、リンパ管の途中にあり、関所のようなものと言われています。リンパは一方向だけに流れ、最後に鎖骨の下にある静脈角で静脈と合流します。

Q2、どのぐらい力を入れる?その加減に迷います

A、セルフリンパマッサージに力は不要です

大前提として、リンパは皮膚のすぐ下に流れているので、ぐいぐい押したり、力を入れる必要はありません。オイルマッサージが、皮膚をすべらせるようにするのに対し、リンパケアのセルフマッサージは、オイルを使わず「皮膚をずらす」ように行います。

「すべらせる」と「ずらす」の違いは、皮膚が動くか動かないか。

リンパケアのマッサージの場合は「えっ、そんなもんでいいの!?」と皆さん驚かれるぐらいの優しいタッチで充分。やさしく一方向に皮膚をずらす感じです。

Q3、全部をやるのは大変…効率よくやる方法は?

A、最初に、首まわしと肩まわしと腹式呼吸

長時間座りっぱなしだと足がむくむように、リンパは筋肉が動くことで流れが促進されます。なので、マッサージの前に、首や肩をぐるぐる回して動かしてあげること。

それと、普段は皆さん浅い呼吸(胸式呼吸)になっていますから、内臓を動かすようなイメージで腹式呼吸をするのも効果的です。

また、最後にリンパが静脈と合流する鎖骨の下は、排水溝のようなもの。ここも、中心から外へ向かってマッサージしておくとよいでしょう。

Q4、思ったより気持ち良くないような・・・?

A、整体やオイルマッサージとは違います

リンパには皮膚のすぐ下の浅い部分と、臓器付近の深部を流れるものとがありますが、セルフマッサージは皮膚のすぐ下にアプローチするもの。繰り返しになりますが、なでる程度の力加減なので、ツボを押したり、揉んでほぐすマッサージとは別物です。

逆に言えば、先ほどの首まわしや肩まわしなどとあわせて行えば、なでるようなマッサージで充分効果があるということ。

リンパドレナージュのサロンでも、お店によってはオイルを使ったり、強い圧を掛けるところもありますが、本来は皮膚に直接触れ、優しくずらすように動かすのが基本です。

一年間使って効果を実感した瞬間

あごのゴリゴリが明らかに減った日

川畑さんのお話を聞いてみて、非常に納得したことが一つあります。

一年シーニュを使ってみて、私が効果を実感したのは、マッサージのたびに気になっていた、左あごのゴリゴリがなくなったこと。これ、歯の治療が完了した後でした。

虫歯をかばって左側で噛んでいなかった=動かしていなかった為、そちら側のリンパの流れが滞っていたんですよね。その違いを感じ取れたのは、素手ではなく、シーニュを通して伝わる感覚だったから、だと思います。

改めて実感した、道具を使う意味

この実体験を通して、マッサージはもちろんですが、そもそも顔や首、肩をきちんと動かすことの大切さ。それと道具を使う意味を改めて実感しました。

特にシーニュは「面」で押し流す、川畑さんが言うところの「皮膚をずらす」動きに優れた道具。

彼女の話を聞いて、私はちょっと力を入れすぎだったと気づかされ、最近は優しいタッチに切り替えました。

優しくなでるケアならば、テレビを観ながら、または湯船に浸かりながらでも充分できます。というわけで、最近シーニュの回数が増え、すっきりした日々を送っています。

川畑真希子さん監修のスポーツアロママッサージオイル。精油の濃度が違います!こちらもぜひご覧ください。

このコラムを書いた人

柳沼 周子

スタイルストア バイヤー

柳沼 周子

大手小売業で服飾雑貨のバイイング、新規ブランド開発を行う。その後活動の場をインターネットに移し、2006年にスタイルストアへ参加。 得意ジャンルは服飾雑貨、最近は地方の名品発掘がおもしろくて仕方がない。モノの背景を知ってこそ見える、真のお買い得品をセレクトする、これが信念です。

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