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味噌汁の味が格段アップ!鰹節削り器使ってみたレポート

2022年02月06日更新

こんにちは、バイヤーの畠田です。

台屋の「鰹節削り器」を使い始めてから、我が家でも鰹節を削る生活をしています。使い始める前はハードルが高いと思っていた自宅での鰹節削りは、想像以上に手軽。日々の料理に欠かせないものになりつつあります。

削りたての鰹節は風味や香りが格段によく、中でも毎日作るお味噌汁の満足度が上がりました。実際に試してみてわかった削り方のコツや、使い心地をレポートします。

「出汁をとる」のハードルを限りなく下げるために

鰹節削り器が気になりだしたのは「手軽においしいお味噌汁を飲みたい」と思ったのがきっかけでした。ひとりの夕食の時、あたたかい汁物が飲みたいけれど、わざわざ鍋で一人分のお味噌汁を作るのも……と思うことがしばしば。

そんな時に知ったのが、「鰹節に熱湯を注ぐだけ」という簡単な出汁のとり方でした。熱湯200mlに対して、鰹節は約4g。汁椀に直接鰹節を入れて、そこに沸かしたお湯を注いで待つこと3分で、かつお出汁が完成。鰹節は濾しても良いですが、わたしはそのまま食べてしまいます。ひとりご飯であればこれで十分。

はじめはパックの鰹節を使っていたのですが、2~4gくらいのパックになっていることが多いので、都度出る個包装のプラごみが気になりはじめました。そこで、使う分だけ都度削ることができる、この鰹節削り器の出番です。

お湯を沸かしている間に鰹節を削り、お椀にセット。乾物の具材と、味噌を入れ、熱湯を注ぐだけ。お椀の中で溶けばOKな自家製インスタント味噌汁の完成です。削りたての鰹節は香り高く、鍋すら使わずお椀ひとつで手軽に作れる味噌汁なのに、インスタントのお味噌汁よりも満足度が格段にあがります。ちなみに、一碗分の味噌(小さじ2くらい)とあおさや乾燥わかめ、お麩などの乾物の具材を一緒に丸めてまとめて冷凍しておけば、より手軽です。

他にも、 おひたしや豆腐、納豆のトッピングとして使いたい時など 、鰹節の使い切りパックひとつ分だとちょっと余らせそうというシーンも意外と多く、そういう時にもとても重宝しています。鰹節削り器本体もコンパクトで、卓上でサっと削ることもできることも気軽に使える理由のひとつ。見た目も良いので、すぐに手にとりやすいところに置いておきやすいです。

なにより、削りたての鰹節は香り高く、ふわふわ。シンプルな料理でも、この鰹節を少しかけるだけで味わい深くなりますし、ご飯にかけて醤油をかけるだけでもご馳走です。鰹節を削ったあとは、鰹節を握った手が良い香りになってしばらく幸せな気持ちになれます。

使いはじめのコツ

鰹節削り器を使うのも、削られていない状態の鰹節を手にするのも、実は今回がはじめてでした。どこからどう削ればいいのかわからなかったので、きちんと使えるかな?と心配だったのですが、削りはじめの鰹節の向きと、削り方さえわかれば、あとは簡単でした。 (鰹節削り器に鰹節はついておらず、当店でも販売がございませんため、別途お好みの鰹節をお求めくださいね。)

鰹節の頭と尾の見分け方

鰹節には「頭」と「尾」の方向があり、頭側から削っていきます。バナナの付け根のようにくびれている方(画像で○を付けている方)が頭。逆から削ってももちろん食べられますが、粉になりやすいんだそうです。

削り方

鰹節の向きがわかったら、頭側から削っていきます。平行ではなく、少し鰹節を立てて削るのがコツ。こうすることで、握りやすく、鰹節が小さくなっても削りやすくなります。あとは鰹節をまっすぐ押し出すようにスライドさせて削るだけ。シュッシュッと木を削る時のような心地の良い音がします。

左:削り面が大きくなってから削ったもの 右:削りはじめ

新しい鰹節は、削るための「面」ができていないので、はじめは細かい鰹節になりますが、削り続けて面ができてくると、見慣れたヒラヒラとした鰹節ができるようになります。これ、できると思わず歓声が上がります。

この鰹節削り器を作る山谷製作所さんは1946年から続く、鉋(かんな)の台の部分を作ってきたつくり手。鉋づくりのプロフェッショナルです。 削るのに力がいるかなと思いきや、 ぐらつきや削りにくさが一切なく、軽い力でスイスイ削れます。つくり手の山谷さんの小学生のお子様も、いつも削るのを手伝ってくれているんだとか。

ちなみに、鰹節削り器は最初に刃の調整が必要なものも多いのですが、こちらは初めから上手に削れるように調整がされています。そのため、購入後にパッケージを空けるとなんと、削った後の鰹節が封入されています。これは、実際にこの鰹節削り器でしっかり削れることを試したという証拠。刃の調節といってもどのようにしていいかわからないと思うので、届いてすぐに使えるのは嬉しいですよね。

削り慣れてくると、約30秒で市販の鰹節1袋分(約4g)くらいができるんだとか。選ぶ鰹節にもよりますが、削ったほうが圧倒的に安上がりで、香り高い鰹節を楽しめる、となると「鰹節削り器のある生活っていいなあ」という気持ちになること間違いなしです。

ウォルナットかブナをお選びいただけます。削った後の粉のお掃除にはブラシがあると便利なので、鰹節削り器をお求めの際はぜひご一緒に 「かつばこブラシ」をどうぞ。

このコラムを書いた人

畠田 有香

スタイルストア バイヤー

畠田 有香

ショッピングユニットでバイヤーをしています。その商品のどこが良いのか、なぜ良いのかを、わかりやすくみなさまにお届けしたいと思っています。