みんなの愛用品

一番の断熱材は空気!薄手のインナーがあたたかい理由

2022年11月04日更新

こんにちは、バイヤーの畠田です。冬場は某ブランドのあったか化繊のインナーを長く着用していた私。最近、少しづつ天然繊維のインナーに買い換えています。

歳を重ねるごとに、肌の乾燥が気になったり、身につけるものの重さや締め付け感が気になったり。若い頃には特に感じなかった肌への違和感や負担を敏感に感じるようになったなと思います。そんな話をバイヤー柳沼と話していた時に、「それなら、ぜひこれを着てみて」と、教えてもらったのがピマコットンのインナーでした。

「空気」は何よりもの保温素材

チャコール×ミルクベージュ

このインナーを着はじめて改めて思ったのは、「あたたかさ=生地の厚み」ではないではないということ。ピマコットンインナーは、生地の厚さだけ見ると冬に着るインナーとしては比較的薄手で、最初に手にとった時には「本当にこれあたたかいの?」と思ってしまったほど。でも実際に着てみると、その保温力に驚きます。

薄いのにあたたかいのが不思議だなあと感じていたのですが、ある時「空気」の熱伝導について知る機会がありました。全ての物質の中で、一番熱を伝えにくいのが「空気」なんだそうです。ダウンがあたたかいのは、羽毛がたくさん空気を含んでくれるから。また、重ね着をするとあたたかいのも、布そのもののあたたかさというよりは、服と服の間にあたたかい空気を閉じ込めてくれるから。いかにあたたかい空気を纏うことができるかが、保温力につながっているんですね。

ダークグリーン×モカグレー

その点で、このインナーの着用感は「ふんわり身体に沿って、うっすらと空気の層ができる」という感じ。身体にぴったりフィットしていた方がスースーせず寒くないようなイメージがあるかもしれませんが、このインナーはやわらかく肌に沿うような感じで、身体を締め付けるような感じは一切ありません。

ぴったりしすぎていると空気が纏えない、ゆったりしすぎていると中の空気が動いてしまう。そんな中で、このインナーは身体への沿い具合と空気のホールド力が程良く、これだけ薄手なのにしっかりあたたかい理由なんだなと納得しました。

そういう点で着用感に類似点を感じるのは、天衣無縫のインナー。「カップ付キャミソール アジャスター付」は、リブ編みの凹凸があり、身体との間にほどよい空間を作ってくれているので、ピマコットンと同様に薄手でも保温力が感じられます。夏場でも肌に張り付きにくく、シーズンも問いません。

ピマコットンのインナーは、カーディガンの下に見えるように着ても活用いただける仕様ですが、ピマコットンプルオーバーの中に更にインナーとして中に1枚着る場合は、天衣無縫のキャミソールとのあわせ使いはとてもおすすめです。

薄手だからこそもたつかないので、個人的にはタイトめのニットやセーターのインナーとして活用することが多いです。また、自宅にいる時のインナーとしても重宝しています。腕周りも胴回りも、締め付け感がないことで負担なく着ることができています。

綿で厚手じゃないからこそ、シーズン問わず使える

モカグレー

あたたかさをうたうインナーには様々なものがありますが、吸湿発熱効果のある機能性インナーや、厚手の生地を使ったインナーは、気温にあわせて調節することができないため蒸れやすく、着用時期はどうしても寒い冬場の時期に限られてしまいます。

その点、こちらは天然素材で比較的薄手。「空気」があたたかさの理由なので、気温や体温にあわせて多少調節が効き蒸れにくく、冬以外でも着用できる点も気に入っています。 季節別にインナーを揃えると、枚数がかさんでしまいますが、年間通して長く活躍するインナーなら、枚数を必要最低限に抑えることができます。

レッド

また、化繊のインナーをローテーションしていた時に気になっていたのが、肌の乾燥。吸湿発熱効果のあるインナーは水分を吸って発熱するため、肌が乾燥しやすく、かゆみにつながることがあったのですが、このインナーはそんなこともありません。化繊と違って静電気も起きにくく、脱ぐ時にもバチっとなりにくいです。

天然繊維インナーの良さを改めて実感させてくれた、ピマコットンの長袖プルオーバー。これからも少しづつ揃えていきたいなと思っています。

ピマコットン長袖プルオーバー2種の違いについて

ちなみに、ピマコットンの長袖インナーの商品ページは2種類あります。

こちらは2021年からお取り扱いしているもの。在庫限りで販売終了で、再入荷はありません。モカ、チャコール、ブラック、インディゴの4色の在庫があります。

こちらは2022年度に入荷したもの。無地はミルクベージュ、モカグレー、レッド、チャコール、ブラックの5色、ボーダーはダークグリーン×モカグレー、チャコール×ミルクベージュの2色からお選びいただけます。調達コストの関係上、2021年版よりも税込みで440円価格が上がっています。

また、首回りの開いたトップスに合わせたい、袖口が短めがお好みという方には、「ピマコットン 3/4スリーブプルオーバー 襟開きタイプ」がおすすめです。

ご希望の色がある場合は、2021年度版の方が少しだけお買い得です。2021年度版にはたくさんのつかい手の声が届いています。ぜひご参考にされてくださいね。

このコラムを書いた人

畠田 有香

スタイルストア バイヤー

畠田 有香

ショッピングユニットでバイヤーをしています。その商品のどこが良いのか、なぜ良いのかを、わかりやすくみなさまにお届けしたいと思っています。

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