バイヤーからのお便り

よく切れるスライサーとおろしは料理の名脇役

2022年04月07日更新

こんにちは、バイヤーの畠田です。

包丁やまな板といったメインの調理道具と比べ、脇役的存在の「スライサー」や「おろし」。毎日使うツールではないため、ついしまいこみがちですが、すぐに手にとれる場所に置いておくからこそ「ちょっと大根おろしを添えよう」「スライサーを使って時短しよう」と、日々の調理に取り入れやすくなると思います。

吊り下げたり、すぐに手にとれるところに置いておくためには、見た目もすっきりしていて使い勝手の良いものを揃えたいですよね。そんな中で、これはいいなと思えたのが「PRINCE」のスライサーとおろしです。作っているのは、金属加工の町・新潟県燕三条の「プリンス工業」。金属のプレス加工を得意とするメーカーです。見た目がすっきりしているだけでなく本格的なつくりで、どれも使いやすい工夫があるものばかり。今回新たにお取り扱いを始めた3種類をご紹介します。

安全だけどよく切れる、千切りスライサー

1つ目は、「千切りスライサー」です。使われているのは、薄いステンレスを起こしてできた特殊な刃。刃自体に手を切るほどの鋭さはありませんが、食材が刃の間を通過する際の抵抗力をうまく使うような構造になっているため、少ない力でスイスイと千切りを作ることができます。

包丁で切ると時間がかかって大変な千切りですが、使い勝手が良いスライサーがあると楽々。千切りにすれば野菜もたくさん摂りやすくなりますよ。

時短で下ごしらえができる、両刃の高速スライサー

2つ目は、「高速スライサー」。両側に刃がついており、押しても引いてもスライスできるため、作業効率が2倍にアップ。少ない動作でスピーディーに下ごしらえができる設計です。また、食材との接点を少なくするため、刃は斜めに設置されています。抵抗が少なくなるため高速でスライスしやすくなり、手や腕にかかる負担も減らせます。

千切りスライサーと高速スライサーの表面にあるストライプのガイドラインは、食材との接点を減らすためにつけられたもの。このガイドラインとフッ素加工により、食材がくっつきにくく、スムーズにスライドできる仕組みになっています。

少ない力で効率良くおろせるおろし金

3つ目は、「おろし」。他になかなかない特徴が、おろし面が先端になるにつれ湾曲しているところ。この独自の形状により、食材を押すときに食材の側面が削られ、戻ってくるときに真ん中が削られるようになっています。

食材をおろしている時、楽におろせる角に当てようと何度も持ち替えた経験はありませんか?こちらならば前後のストロークで、自然に食材の角に当たるのがポイント。効率よく食材をおろせます。

刃は食材との接点を少なくするため、V字に配置されています。抵抗が少なり、軽い力で楽におろせます。また、穴が大きく、おろしたものがきれいに落ちる構造になっています。

3つに共通する「 使いやすい一工夫 」

器やボウルに直接スライスしやすい

3種類のツール、いずれにも共通するポイントは、器やボウルに「ひっかけられる」こと。先端のワイヤーが、直径20cm程度のボウルやお皿などの受け皿にフィットする形状になっています。

おろしやスライサーは受け皿つきのものもありますが、ボウルや器を受け皿にしてしまえば、スライスしたキュウリをそのまま塩もみしたり、おろした大根をそのまま食卓に出したりできて、洗い物も減ります。手元は手のひら全体でしっかりと握れる形状で、グラつきを防いで、安定感のある使い心地です。

ステンレスで長く使えて、汚れ落ちがいい

いずれも、ブラスト、黒の二種類からお選びいただくことができます。素材はどちらもステンレスですが、黒は表面がフッ素樹脂加工。水に流すだけでさっと汚れが落ち、臭いがつきにくく、食材が見えやすいのが魅力です。

プラスチックのおろしやスライサーも多いですが、長く使っているうちに、おろす部分か磨耗したり、野菜の色がうつってしまったりしがち。調理道具って、意外と壊れたり使えなくなったりはしないものなので 、長く使うことを見据えるとステンレス製のものはおすすめです。

このコラムを書いた人

畠田 有香

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畠田 有香

ショッピングユニットでバイヤーをしています。その商品のどこが良いのか、なぜ良いのかを、わかりやすくみなさまにお届けしたいと思っています。

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