みんなの愛用品

水切り迷子に知ってほしい、吊り下げられる水切りかご

2023年08月07日更新

こんにちは、バイヤーの畠田です。

販売開始以来、ご好評をいただいている「すっきり暮らす水切りかご」。水切りかごというよりは、佇まいは「脚のついた大きなざる」といった感じなのですが、確かにこの発想の水切りかごって今までなかったなあ、と目から鱗の一品。これが今の我が家のスタイルにぴったりで使い勝手がよく、水切りにまつわるさまざまな面倒や困りごとを解決してくれたのでした。

「浅型と深型選べず両方購入しました。」という声も届いており、つくり手にも話を聞いたところ、2個使いで片方は食器の水切りに、片方はざる代わりに、とお使いいただいている方も多いようです。そこで、浅型と深型のちょっとお得なセットもお取り扱いを始めました。

水切りかごとクロス敷きのいいとこどり

UtaU ディッシュドレイナー

この水切りかごの話をする前に、簡単に我が家の水切り事情の変遷を共有させていただくと、

①たくさん入る大きな水切りかごを使う→②キッチンを広く使いたくなり水切りかごを撤去しクロスの上で乾かす方式に→③引っ越しを機にコンパクトな水切りかごUtaU ディッシュドレイナーを導入(その際のコラムはこちら

と、なかなかの水切り迷子を経てきました。

生活が変わるごとに見直しをしてきた食器の水切り方法。さまざまな方法を試す中で気が付いたのは、どちらも一長一短であること。わたしが感じたそれぞれのメリットデメリットはこんな感じです。

クロス敷き方式

【メリット】
・キッチンが広く使えてすっきり片付いて気持ちがいい
・水切りかごの手入れが不要

【デメリット】
・食器を伏せて置くことになるため食器の乾きが遅い
・濡れたクロスと食器が長時間接することになるので衛生面が気になる
・調理台の上にクロスを置いて乾かすと、乾くまで調理台が使いにくい

水切りかご方式

【メリット】
・食器を立てて乾かしやすいため、食器が早く乾く
・乾くのが早い分、洗う→食器棚にしまうまでの合計時間が結果的に早い

【デメリット】
・水切りかご本体や水受け、かご置き場の下などの掃除が大変
・設置場所をとる
・かごの中に食器が置きっぱなしになりがちでキッチンが雑多に見える

浅型・深型がありますが、深型を愛用中。本コラム内の写真はすべて深型です。


そんな中、「すっきり暮らす水切りかご」は、クロス敷き方式、水切りかご方式どちらの良いところも活かすことができる一品だなと思います。もともとこちらは「クロスを敷いて食器を乾かしている人向けの水切りかご」という、ちょっとおもしろいコンセプト。そのため、クロスの上に乗せて使うことを想定しており、ぬめりや水垢に悩まされがちな「水受け」部分がありません。

実際に使ってみると、とても便利。かごの底には脚がついていてクロスとの距離ができるため、食器もクロスも乾きやすく衛生的にお使いいただけます。

コンパクトサイズなので、包丁など刃先がかごに当たるのが気になるものや、入りきらない大きな調理器具は別途拭いていますが、少量の食器であればこれで事足りそうです。

ちなみに我が家場合、シンクの内側にちょうどはまるサイズだったので、調理台に物が置いてある時はシンクに置いて使うこともあります。これであればクロスを敷かずに乾かすこともできます。

また、料理後に調理台やシンクを掃除する際は、このかごごと移動すれば乾燥中の洗い物が邪魔になることもありません。シンクを広々使えて、キッチンの掃除もしやすく、見た目もすっきり。まさにすっきり暮らす水切りかごという名前がぴったりです。

使い勝手にとても満足していますが、敢えてデメリットを挙げるとすると、かごの内側に突起などはなく平坦なため、プレートなどを乾かそうとすると滑ることがあること。また、お箸やスプーンなどの細長いものが寝てしまいがちなところ。薄いプレートや細長いカトラリーは食器の隙間に立てかけるように置くなど、水切りかごの中に入れる順番を少し工夫すれば問題はなさそうです。

吊り下げられるから、水切りかごも早く乾いてきれいに保てる

さらに、この水切りかごの良いところは、使った後に吊り下げができるところ。水切りかご本体がコンパクトで圧迫感のないサイズなので、他の調理道具と一緒に吊り下げることができます。

置きっぱなしにならずキッチンがすっきり見えるだけでなく、吊り下げることで水分が落ちやすく、水切りかご本体も早く乾きます。食洗機で洗うこともできるので、食洗機ご使用の方は簡単にまるごと洗えるのもいいですよね。

あわせ使いにおすすめのクロスがあります

下に敷くクロスはお手持ちのものでももちろん良いのですが、ぜひあわせ使いをおすすめしたいのが、「BIRDY.」のキッチンクロス。別のつくり手のアイテムなのですが、この2点、とても相性が良いのです。

BIRDY.のキッチンクロスは、保水力(吸った水を溜めこむ力)がとても高い一品。食器からたくさんの水が滴っても、すぐにびちょびちょに……なんてことがありません。また、吸水力(水を吸い込む力)にも優れているため、かごに入らない大きな調理道具や、すぐに水分を拭き取りたい包丁などをサっと拭き取って、そのまま水切りかごの下に敷く…という使い方をしています。


大は小を兼ねると思い、大きいキッチンタオル S・Mの2サイズのうち、Mの方を使っていますが、1枚でたくさん吸い取るので、少人数のご家庭や敷いて使う用であれば、Sで十分だと思います(上の写真はMサイズを3つ折りにして敷いています)。

我が家の水切り事情に新たな風を持ち込んでくれた、すっきり暮らす水切りかご。また生活スタイルが変わって見直すこともあるかもしれませんが、しばらくはこの方法ですっきり片付けスタイルを維持できそうです。

このコラムを書いた人

畠田 有香

スタイルストア バイヤー

畠田 有香

ショッピングユニットでバイヤーをしています。その商品のどこが良いのか、なぜ良いのかを、わかりやすくみなさまにお届けしたいと思っています。

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