◯◯の選び方ガイド

毎日のお料理をもっとラクに、楽しく。片手鍋の選び方

2020年09月25日更新

味噌汁を作ったり、お湯を沸かしたりと、お料理のときに必ずと言っていいほど使う「片手鍋」。登場する頻度が高いだけに、素材や形、深さなどにとことんこだわって、自分にとっていちばん使いやすいものを選びたいところです。

とはいえたくさんの商品があるので、どんなものを選べば良いのかは、意外とわかりづらいもの。ちょっと良い片手鍋が欲しいと思いつつも、何となく決めあぐねている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

今回は片手鍋を選ぶにあたって注目したいポイント3点と、当店おすすめの商品をご紹介します。「今ある片手鍋も悪くないけど、もっと使いやすいものが欲しい」と思っている方は、ぜひご覧ください。

片手鍋の選び方

まずは片手鍋を選ぶときにチェックしたいポイントを3つ、ピックアップしていきます。

ご希望1:温まりやすくて、時短料理ができる片手鍋が欲しい!

熱伝導率のいい素材で作られたものを選んでみてください

朝の忙しい時間にお料理をするときや、サラダに乗せるゆで卵を作り忘れていたことに気づいたときなど、「すぐに温まってくれたらいいのに!」と思うことがありますよね。時短料理ができる片手鍋が欲しい場合は、素材に注目してみてください。

例えばアルミなど、熱伝導率が良い素材がベスト。すぐに火が通るので、急いでいるときにスムーズにお湯や食材を温めることができます。

さらに表面積が広ければ、なお理想的です。槌目(つちめ)がついていたり、底面が広くなっていたり、熱源に触れる面積を広める工夫がされているものを探してみてください。

ご希望2:汁物を注ぐとき、垂れたりぼれたりせずキレイにできると嬉しい

注ぎ口があり、なおかつ広めの形だと注ぎやすいです

味噌汁やスープなどをキレイに、ノンストレスで注ぎたい方には、注ぎ口がついているものがおすすめです。口に沿って液体が流れるので、側面から垂れたりこぼれたりせず、器に注ぐことができます。

注ぎ口がついているものの中でも、広めの形になっているものなら、より快適。一度にたくさんの量を注いでもこぼれないので、インスタントラーメンや出汁の移し替えに重宝します。

加えて注ぎ口が両側についていれば、利き手やキッチンの構造を問わず注ぎやすいので、どういうつき方をしているかも、ぜひチェックしてみてください。

ご希望3:少ない水で調理できると、節約にもなって助かる

調理する量にもよりますが、鍋のサイズが小さいほど水を節約できます

「ちょっとゆで卵を作りたいだけなのに、鍋いっぱいに水を張るのはもったいない」と、一度は思ったことがある方も多いのではないでしょうか。そんなときは一般的な片手鍋より、少し小さめのサイズで、なおかつ深さもあるものを選ぶのが良いでしょう。

飲み物を作ったり卵を茹でたりするだけなら、直径13cm前後でも十分。例えばゆで卵を作る場合、20cm前後の鍋より少ない水で、しっかりと卵が隠れます。また茹でたものを味付けするときも、少ない調味料で全体に味を行き渡らせることができますよ。

必要最低限のサイズだと、水を節約できるだけでなく、お湯が沸くスピードが速いというメリットも。もちろんたくさんの食材を入れる場合は、それに合ったサイズを選ぶ必要がありますが、あまり量を作らないなら、あえて小さいものを選んでみるのもおすすめです。

お料理に、飲み物作りに…幅広く使えるおすすめの片手鍋

中村銅器製作所/アルミ特製行平鍋 15cm

アルミ素材と槌目のおかげで、素早く温まりやすい

中村銅器製作所のアルミ特製行平鍋は、時短料理がしたい、食材や飲み物を早く温めたい、と思っている方におすすめです。熱伝導率の良いアルミで作られているため、さっと素早く火を通すことができます。

また職人が1点1点、丁寧に槌目をつけていることも特徴。これにより表面積が増えるので、煮えるまでの時間が、さらに幾分か短縮されます。

この槌目は時短の役に立つだけでなく、強度を高め、また凹凸によって焦げ付きにくくなるというメリットも。お料理好きの方も初心者の方も、どちらにも満足していただける使い心地です。

お料理中だけでなく、使い終わった後も扱いやすくなっています。アルミ製なので軽く、洗ったり収納したりするとき、とっても楽ちん。それでいて、空のままコンロに置いておいてもひっくり返りにくい、絶妙な重さです。

細かいところまできっちりと作り込まれており、手元にあるだけで、何だかお料理が上手になったような気分に。毎日の自炊のモチベーションを高めたい方にもぴったりです。

こちらは野菜を湯がいたりゆで卵を作ったり、または2人前くらいの味噌汁用に使いやすい15cmサイズ。もう少し大きい18cmや、たっぷりの煮物を作るのにも使える21cm、さらに大きい24cmもあるので、用途にあわせて選んでみてください。

えらび手のコメント:安価なアルミ鍋の場合、表面に槌目の模様が出るように、「槌目型」をアルミの板にプレスして入れていることもあるそうですが、こちらは職人が丁寧に槌目を入れています。槌目を入れた分強度も増し、丈夫な鍋に仕上がります。あと内側にも槌目の凹凸が入っているので、料理が焦げ付きにくいところもポイントです。(バイヤー・中井明香)

aikata/両口ステンレス雪平鍋 蓋つきセット

両側の注ぎ口のおかげで、汁物をスムーズに注げる

味噌汁を注ぐ、インスタントラーメンやスープを器に入れる…など、何かと頻度の多い「注ぐ」というシーン。それをもっと快適にしてくれるのが、aikataの両口ステンレス雪平鍋です。

注ぎ口が一般的な鍋のものより大きくなっています。そのため注ぐときのキレが良く、一度にざっと汁物を注ぐときも安心。注ぎ口でぴたっと止まり、雫が垂れてしまうことがありません。

これは本来1つの工程で終わるはずの口部分の製造を、型を分けて何度もプレスすることで実現できた形状。また注ぎ口が両側についているので、右利き、左利きを問わず、ご家族みんなで使うことができます。

こちらの片手鍋はステンレス製です。アルミより熱伝導率では劣りますが、そのぶん保温性は抜群。一度温まると冷めづらく、また錆びたり変色したりすることが少ないので、長時間の煮込み料理などにもおすすめです。

また蓋がセットになっており、これのおかげで利便性がぐっと向上しています。鍋のラインに沿った形なので、口の部分までしっかりと覆い、上記を閉じ込められる仕様。もちろん、スライドさせれば蒸気を逃がすこともできます。

IHとガス両方に対応していることもあり、家に1つ置いておくと、何かと活躍すること間違いなしのアイテムです。蓋のない単品の販売もあるので、お好みでどうぞ。

えらび手のコメント:少しだけ注ぎたい時、たくさん注ぎたい時、どちらの場合でも液だれしたりこぼれたりすることがないので安心して使うことができます。小さなことですが、こういう一工夫が日々の使いやすさにつながっているんだなと感じられる雪平鍋です。(バイヤー・畠田有香)

kaico/ミルクパン S

程よい小ささで水の量を節約できる、琺瑯製の片手鍋

kaicoのミルクパンは2つのサイズ展開がありますが、どちらも一般的な雪平鍋と比べて小ぶりです。Sサイズは直径13.3cm、普通サイズは15.5cmで、少ない水の量でも調理ができるようになっています。

ゆで卵を作る場合、Sサイズなら500mlの水で十分。一般的なサイズの鍋は500mlだと卵の2/3程度しか隠れず、さらに300mlほどの水が必要です。

水を節約できるのはもちろんのこと、水が早く煮立つので、時短にもなります。朝食の用意のときや、つけあわせの野菜を急いで湯がきたいときなどに便利です。

液だれしにくい形の注ぎ口がついているため、飲み物を作るのにも適しています。ミルクを温めたりチャイを作ったり、休憩タイムの飲み物をささっと用意したいときに、ぜひ使ってみていただきたいです。

琺瑯製なのも注目ポイントの1つ。表面がガラス質なのでにおいや汚れがつきにくく、お手入れが簡単。それでいて金属の丈夫さも兼ね備えているという、長く使うのにぴったりの素材です。

琺瑯ならではの質感や、清潔感のある印象も魅力的。冷たい印象の素材が多くなりがちなキッチンで、柔らかい雰囲気の調理器具も用意したい、という方にもおすすめです。

えらび手のコメント:2サイズあるうち個人的なおすすめは、より少量の水で調理ができるSサイズ。ゆで卵なら一度に3~4個、スープなら1~2人分を一度に作ることができます。野菜の下茹でや、ソーセージのボイル、ジャムやソースづくりなど、想像以上に出番が多いこと間違いなし。お正月はきなこ餅を作る時にも重宝しました。(バイヤー・畠田有香)

まとめ

時短できるもの、少ない水で調理できるものなど、どんな片手鍋が使いやすいかは人それぞれ。素材や注ぎ口の形、サイズなどをチェックして、ぜひご自身にぴったりのアイテムを見つけてくださいね。キッチンにしっくりと馴染み、快適に使える片手鍋があれば、毎日のお料理が、きっともっと楽しくなりますよ。

文・構成/上野智美

このコラムを書いた人

スタイルストア 編集室

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