バイヤーからのお便り

人気の楽ちん美脚パンツに汗でも蒸れないデニムが仲間入り

2024年03月19日更新


流行に左右されることなく穿けるデニムパンツは、コーディネートもしやすく便利なアイテムです。しかし、春夏シーズンは汗による蒸れがストレスに感じるという方もいるのではないでしょうか。機能性のある生地を使った楽ちんパンツでおなじみのブランド、WESTWOOD OUTFITTERS(ウエストウッドアウトフィッターズ)が、そんなお悩みを解決するために作ったのが、高機能素材「クールマックス」を使用したデニムパンツです。

穿きやすさと美脚見えでお墨付きをいただいている定番パンツの良さをデニムに採用し完成させたこちらは、カジュアルにもキレイめにもはける便利な一本です。

このデニムが群れない理由


冒頭でも書きましたが、「汗ばむ季節は蒸れて暑い」というデニムのストレスを解消するために、高機能素材クールマックスを使っているのが、このデニムのなによりの特徴です。

クールマックスとは、吸水速乾性に優れた素材です。ペットボトルの再生繊維から作られており、コットンよりも5倍の速さで汗を吸収・蒸散するのが最大の特徴です。

生地に付いた汗や水分を素早く吸い上げ放湿してくれるので、1日中涼しく快適でドライな着心地を保つことができます。このクールマックス糸を甘く織ったデニムなので、真夏でも快適に穿けるというわけです。

左)ブルー、右)ワンウォッシュ


カラーはブルーとワンウォッシュの2色展開。ブルーはカジュアル、ワンウォッシュはキレイめに穿ける印象です。

他デニムとの比較


このブランドが手掛けるデニムパンツは、今回販売開始した涼ふわデニムのタックパンツとマムフィット360℃ストレッチジーンズ2種類ありますので、シルエット、素材の比較をしてみようと思います。

左)涼ふわデニムのタックパンツ、右)マムフィット360℃ストレッチジーンズ


まずは、シルエットに関して。腰回りがゆったりとしていて、足の型を拾わず、裾に向かって緩やかに窄まるシルエットであることが両デニムの共通点です。

同じMサイズでサイズを比較すると、ウエストサイズは同じ。左の涼ふわデニムのほうが、股上が深く、パンツ丈が長いのがわかると思います。

ヒップは左の涼ふわデニムのほうが96cm、右のマムフィット360℃ストレッチジーンズは99cm。涼ふわデニムのほうが3cmほど小さいのですが、ウエストにタックを入れているので穿いた時のフィット感はあまり変わらないと思います。

左)涼ふわデニムのタックパンツ、右)マムフィット360℃ストレッチジーンズ


素材は、左の涼ふわデニムのほうが涼感素材、右のマムフィット360℃ストレッチジーンズが通年穿ける素材です。ストレッチのあるポリウレタンの混率は、左が2%で右が8%と大きく違います。

一般的にストレッチの効いたパンツで、ポリウレタンの混率は3%ほど。かなりストレッチが効いているといわれるパンツでも5%ほどなので、右のマムフィット360℃ストレッチジーンズはかなり伸縮性があることがわかります。


ポリウレタンの混率だけを見ると、左の涼ふわデニムのタックパンツは、窮屈なのかなと思う方もいらっしゃるかもしれませんが、この通り、しっかりと伸びるので、ご安心ください。


「持っているとなにかと便利だとはわかっていても、自分の体型にあったものを見つけるのは難しい」、「カジュアルに見えすぎる型は気恥ずかしい」と、大人女性のデニムに対する躊躇を把握。それを解決しながら、汗のべたつきという春夏シーズン特有のお悩みも解消するデニムは、これまでなかったと思います。

デニム自体は好きだけど夏に穿くのは諦めていたという方、デニムに興味があるけどまだ持っていないという方にも、是非お試しいただきたい一着です。

このコラムを書いた人

楠 美冴登

スタイルストア バイヤー

楠 美冴登

ショッピングユニットでバイヤーをしています。 スタイルストアの商品によって、どこかで誰かがちょっとだけ幸せになればいいなと思ってバイイングをしています。それだけが私の大きなこだわりです。

特集 / キャンペーン

お知らせ

お知らせをもっとみる

人気商品ランキング

人気商品ランキングをもっとみる